ランチョンマットを作るつもりだったがおおきくなってしまった。
縦横43センチ、67センチ。
長平が伊豆の鳥島で漂流生活を始めて4年目、大阪よりの舟が遭難して流れ着くのを迎える長平は冬なのでアホウドリの羽で作った蓑をまとっている。
はじめは人間だと思ってくれなかったようだ。
アホウドリ長平。
黒潮に乗り流れ着いた難破船。
夕焼け。
手元にあった東南アジアの人形劇の人形をろうけつ染めにした布を見たときアホウドリの羽で作った蓑を着た長平を作りたいと思った。
試行錯誤しながらアホウドリ長平を作っているところ。
まわりの額縁模様は日本画で雲の模様を間仕切りのように使う手法をまねてカットして使った。
無人島漂流をテーマにして小さなコースターからはじめたが思わぬ大作を作らせていただいた。
ありがたいことだ。