吉村昭の小説”漂流”の映画化された映像をユーチューブで見えないかと探していて川島昭代司作詞作曲で無人島長平生還200年記念の曲があるのを知る。
小説を一緒に読んだ妹のきんかんにも聞かせたが泣き始めた。
伊豆の鳥島や長平をイメージした画像もあり小説以上にリアルな無人島漂流を感じる。
毎日聞いているが制作しながらいつも口ずさむフレーズがある。
”諦めようか生きることを,賭けてみようか生きることに・・・”
”俺は帰る波頭を越えて夜ごと夢見る故郷の土佐へ”
今は小説と歌を思い描いての制作だ。
縦横20センチ、22センチ。
”漂流”の歌詞全文。
神に背いた訳じゃなしまして仏を嘲しこともない
逆巻く波に問てみる我に置かれし境涯を
春が去りゆき鳥も立ち一人侘しく夜明けの空を見る
嘆いてみても叫んでみても海を揺すぶる風ばかり
諦めようか生きることを賭けてみようか生きることに
揺れ動く心に夏の日が海を照らしてご加護あれと
勇気与えてくれる
俺は生きる漂いながら忘れ去られしその時を
俺は帰る波頭を越えて今も愛する人の元へ
夢に愛しいあの人の顔が微笑み目覚めし事もある
涙にくれるもどかしさ我に置かれし境涯を
秋も深まり背におう蓑も悲しく北東(ナライ)の風に舞う
気負ってみても恐れてみても海を揺すぶる風ばかり
諦めようか生きることを賭けてみようか生きることに
揺れ動く心に冬の日はいつか来る春待てと言う
祈り唱えて待てと
俺は生きる漂いながら忘れ去られしその時を
俺は帰る波頭を越えて今も愛する人の元へ
諦めようか生きることに賭けてみようか生きることに
揺れ動く心に天の星遥かかなたに川となり
望みかなえてと願う
俺は生きる漂いながら忘れ去られしその時を
俺は帰る波頭を越えて夜ごと夢見る故郷の土佐へ
俺は帰る波頭を越えて夜ごと夢見る故郷の土佐へ
俺は帰る波頭を越えて夜ごと夢見る故郷の土佐へ