今回の野草(イエツァオ)展はギャラリー作唯で開き始めて10回目になる。
9回目は漂流、8回目は座敷童、7回目は村上水軍をテーマに創作したが今回は書を組み込んだ作品のしろ、くろ、あか、のタペストリーを創作した。
一回目も書を組み込んだ作品の”まがたま”を創作している。
まがたまは壊した我が家の居間の天井板だったので愛着がありずっと私の部屋に飾っていたが今回は新作のしろ、くろ、あか、のタペストリーと並べて飾った。
一回々を精一杯重ねてきたので少し振り返ることのできる10回目は感慨深いし見てくださった人たちがいたからこそと感謝の気持ちでいっぱいだ。
ギャラリー作唯で開き始めたときは新しい場所でどんな形の展覧会にしたらいいかもわからなかったが自然と文京区で開いていたようになった。
一年過ごした収穫祭だと言っていたが自分と向かい合い創作するのでストレスはない。
10回目を一区切りとしてまた新たな気持ちで回を重ねたい。