感染経路不明とコロナニユースでたびたび聞く。
わからないとは不安材料の一つだ。
畑に勝手に生える私にとって有用植物の中でも経路不明の植物が一種ある。
ツノゴマ、別名ライオン殺し、悪魔の爪。
名前のようにかなり個性的な植物だ。
一昨年ショウガを植えた場所に突如生えた。
花が咲きツノゴマと判明した時は狂喜した。
文京区で花の店野草(イエツアオ)を営んでいるとき黒い実をいただいた。
ライオン殺し、悪魔の爪の別名がぴったしの角がある真っ黒な実を創作の素材にしていたが青い実の角が一個状態の若い青い実はたべられると知っていたからだ。
食べてみたいが黒い実は買えることもあるが青い実を食べるには自分で作るしかない。
あきらめているうち忘れていた。
それが突如畑に出現。
鳥が運んできたとか私の履き物についてきたとか勝手に生える植物の経路はほぼ見当つくがツノゴマはそれらに当てはまらない。
又々サンセイザエモンに感謝。
喜んだのは初めだけ。
周りに植わっている植物を飲み込むように一本で一坪以上に育つ。
食べたかった青い実はまずいうえ大きな葉は食虫植物のようにネバネバで嫌なにおいがする。
黒い実はたくさん実り興味がありそうな人たちにはほぼ配ってしまった。
去年は種を蒔かなかったが少し後悔していると同じ場所から一本だけ生え嬉しかった。
同じように嫌なにおいのネバネバの葉を傍若無人に広げてたくさんの実を実らせた。
今年も植えなかったが方々で芽が出ていた。
一本だけ残したがバジルを飲み込みそうでネバネバの葉を強制したり切ったりして守っている。
(前左バジル)
反対側ではショウガを飲み込みそうで同じく強制と葉を切ることで守っている。
(前右ショウガ)
それでも今は来年も育てると思っている。
同調圧力に屈することもなく我が道を行くツノゴマの生き方?が好きになった。
私が折れればいい。
にがくてまずい実も美味しく食べられる方法を探す。
葉は触らなければいいし黄色の花はきれいだしまずいが実も形は可愛い。