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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

清里野外教室レポートNO4

2006-09-15 17:13:16 | アート・文化

Img_0746 けやきさんの作品です。

けやきさんは小けやきちゃんが生まれるまえは参加していたので6年ぶりの参加です。

3歳になったら一緒に参加できると指折り数えての親子参加です。

普段のお稽古の花を持ち帰り小けやきちゃんと一緒に遊んでいるとかで、お花大好きやる気満々での参加なので、けやきさんが差し出す花をしっかり持ちリュックにまで長いヨシを挿してもらい大満足の様子です。

けやきさんが花を持つように言い含めたわけではないのにアッという間に出来た親子作品です。

あうんの呼吸と言うのかしらと感心しました。

Img_0719 けやきさんの作品です。

けやきさんは小けやきちゃん参加のため宅急便利用なので一緒に送れるからと無人野菜売り場で重いかぼちゃを仕入れました。

赤いプチトマトと青なしがドライになり黒くなったた実です。

置きやすい石を選びました。

小けやきちゃんが何故かジィーと見ておりましたので

作品になってもらいました。

Img_0716 私の作品です。

白いそうめん瓜なので黒い模様の石を選びました。

茶いろの実ははしばみの実で電波観測所の売店で買ったものです。

黒いのは青なしの実がドライになったものです。

去年は落ちたばかりの青い実が拾え各自持ち帰り果実酒を造れたのに、同じ時期にきても今年は造れません。

そういう自然の気まぐれさもザンネンですが、ドキドキして面白いところです。

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清里野外教室レポートNO3

2006-09-14 16:19:47 | アート・文化

Img_0416_1 電波観測所の石

無造作に並べられている電波観測所の広場の石が何時来ても気になっていたが、

5年目にしてやっとイメージが固まり作業してもらうことにした。

形も色も全部まちまち。

一個一個眺めているだけで面白いのだが各自気に入った石に、いま持ってるもので飾ってもらう。

私達は即興の作品とよんでいる。

Img_0729 私の作品です。

無人野菜売り場で手に入れたそうめん瓜が白色なので赤くてラインのやさしい石をえらびました。

下が土なのでそうめん瓜の茎を突き刺しアンバランスなおき方ができました。

石の側面に窪みがあったのでピーマンが置けました。上へ置くのは簡単なんですが。

バックの森と写しました。

Img_0721 よもぎさんの作品です。

無人野菜売り場でニンジン搬入現場に出くわしました。

イッパイの5本詰めニンジンの中から

吟味した泥付きニンジンです。

なんとなくニンジン色の石を選んだのかなと思いました。上に乗っかっているニンジン、あの位置におさめるのが大変みたいでした。

左側の二階だてニンジンも苦労の後がうかがえます。

Img_0723 さくらさんの作品です。

泥付き二又ニンジン達とツルウメモドキ、ピチピチのプチトマト。

置くのには苦労しなかったみたいです。

20分位の作業でしたが野菜達は大活躍です。

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清里野外教室レポートNO2

2006-09-13 19:46:01 | アート・文化

Img_0750_1 さくらさんの作品ですが部分です。

無人野菜売り場で珍しい泥付二又ニンジンを買いました。

野菜を買うときもいつもの選びかたとは違います。

エンジ色の丸いのはワレモコウです。

一ケ月前下調べに来た時は見かけませんでした。

自然のサイクルは早く花の種類は殆ど入れ替わっていました。

Img_0754 2002年18回清里教室より今回で5回目、初めはこの東屋の色んな部分を採集した植物と合わせた作品を作ろうと始めたのですが、今は東屋の建つ三軒茶屋跡全体を使っての作業になりました。

手すりを使った作品は私が作ったものです。

イッパイ生えてる特大のコンフリーの葉、シシウドの茎は空洞なので、さくらさんから借りた二又ニンジンとひえ、白い花のサラシナショウマ、右端のドライになった鬼ぐるみの葉は小けやきちゃんからかりました。

黄色い花はルトベキヤでピイマン、ニンジンも置きました。

Img_0763 よもぎさんの作品ですが部分です。

黄色い葉に乗っかっているのはヒトヨタケです。

2004年22回教室の時大量に採集できたのでその場で塩もみして塩を洗い落とし無人野菜売り場で買ってきた野菜と共に食べました。

はじめはオッカナビックリ少しつまんで試食したよもぎさんは「美味しい!」と言っていっぱい食べてくれました。食べるまでは気味悪がっていたのに今回は自分で見つけました。

コンフリーの葉を丸めて止めています。

左に写っている紫の小花はコンフリーの花です。

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清里野外教室レポートNO1

2006-09-12 15:11:01 | アート・文化

                                            Img_0868 Img_0868_2     小雨の東京を後にしたが、高尾を過ぎ甲府のあたりになると気持ちのいい秋晴れになった。

それぞれ自分が晴れ女だと言い合っているうち小淵沢に着き、特急列車で先に来ていたけやきさん親子と合流。

小海線で野辺山へ。

駅近くの無人野菜売り場で各自思い思いの野菜を買う。

イメージしていた野菜が無いとガッカリするが 思わぬ野菜とめぐり逢ったりする。

今回私は白いそうめん瓜を手に入れた。

Img_0730_1 宇宙観測所に寄り向かいの三軒茶屋跡の東家での昼食時は買った野菜を生で食べる。

今回はニンジン、ミニトマト、ピーマン、キャベツ、トウモロコシ、下に敷いているのは、大きなコンフリーの葉。

いつもながらここで食べる生のトウモロコシの甘くてジューシイなのには嬉しくなる。

キャベツは剥がしながら食べた。ミニトマトは味が濃くニンジン、ピーマンはパリパリと美味しい。

ここでお昼を食べたくて参加した人もいるらしい。

Img_0767 食後ここが作業場になる。

けやきさんの作品です。

東屋はすべて木材で作られ、風化された木肌は良い色になっています。

建築関係の事を学んでいるけやきさんは柱に出来た割れ目に植物を挿していきました。

知り合いの大工さんが木は裸(木材)にならないと名前が分からないと木の葉の茂る大木を見ていっていました。

材木を見る目は人並み以上けやきさんにはあるのでしょう。

上方の枯れた葉は小けやきちゃんが見つけてきたものです。

Img_0736 私の作品です。

そうめん瓜をただここへ置きたかっただけなのですが。

下から見上げたり、上から見下ろしたり、カメラでどんな切取り方をしようかと考えたりシンプルですがそれなりに楽しめます。

各自思い思いの場所で一時間程作業しました。

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花を生ける教室NO8

2006-09-07 16:37:31 | アート・文化

Img_0689_2 よもぎさんの作品ですが部分です。

思いがけず大きな葉の下で咲くクズの花を見つけました。

アッと言う間に秋到来です。

左側にピンクで房状に咲いているのがクズの花です右下に蕾が写っています。

クズは根を葛根湯として風邪の予防に飲まれるのはよく知られていますが全草色んな薬効があるというので、葉は乾かしてお茶にして飲んでいます。

花には必ず虫がついていますが、よく洗って果実酒にします。少し甘めのトロッとした口当たりの良いお酒になります。

水の下がった黄色いキクイモの花を面白い風情に生けています。

Img_0708 こでまりさんの作品ですが部分です。

いつものように物語を作って生けています。

今日は下の方に生かっている黄色いキクイモの花達が六地蔵で後ろから木がやさしく木陰を作っているのだそうです。

上に写っているシナガワハギとすぐ下の線状のメヒシバの穂が良い具合にキクイモを覆っていました

メヒシバハはあまり見かけない特大サイズでした。

黄色い小花のシナガワハギには血液の循環を良くするのでしょう脚のむくみに良いという薬効が有るそうです。

9月8日~10日までは清里野外教室です。

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生けて生まれる美しさNO1

2006-09-06 19:27:50 | アート・文化

Img_0704_4 シナガワハギ

一番好きな花の一つです??・・・。

白い花の咲く白花シナガワハギもあります。

「ゆりかもめ」が走るズート前、東京湾の埋立地で白い花と黄色の花が一緒に咲いているのをみました。

乾いて草もまばらにしか生えない埋立地に大きく育った白と黄色のシナガワハギがそよいでいるみたいでした。

このシナガワハギは荒川河川敷きで採集しました。

余分な葉を整理し水上げして、今年の夏作った花器に生けました。

野の花は野で咲くのが一番美しいと言いますが、生けた花はそれとは違う美しさになります。

清里野外教室ではそれぞれがおもいおもいに採集した植物達を野に生えてた時とは違う、美しさ、力強さ、面白さを表現し、お互いに鑑賞してすごします。

今日はこでまりさんよりプルーンをワインでコトコト煮たおやつ他いただきました。

きふじさんからは、去年の清里教室の時採集し作った姫りんごとはまなしそれにタラの実他の果実酒が送られてきました。

今回参加できない人達からも暖かいエールをいただいています。

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セイザエモンさん

2006-09-05 19:33:24 | 日記・エッセイ・コラム

朝起きるとセイザエモンさん今日もよろしくお願いします。

何か事件が起こるとセイザエモンさん力をかしてください。

バイクで走るときはセイザエモンさん無事走らせてください。

嬉しい事があるとセイザエモンさん有難うございます。

いい発想が出来るとセイザエモンさん有難うございます。

2001年1月伊藤神社と呼ばれているセイザエモンさんのお墓参りをしたときから日々の生活がスムーズになりました。

Img_0541_1 平家伝説の里切山の山桜とヒメユズリハの大木を背にセイザエモンさんのお墓はあります。

子供の頃より先祖は、住んでいる所から8キロ程山に入った切山から下りてきた平家の落人だとは聞いておりましたが、はっきりとその存在を知ったのは2000年夏、帰省の時でした。

1184年安徳天皇を守る平家の4人の武士と共に熊野権現と薬師如来を守って来た修験者が先祖の伊藤清左衛門国久でした。

安徳天皇一行が遭難しかかった時は、熊野権現に祈願して奇跡を起こして皆を守ったことが書かれていると、宇宙と交信する修験者だと嬉しくなり、

薬師如来を彫ったと書いてあれば、私も物を作るのが仕事だと身近に感じ、パッとデザインがひらめき、形作られてくるときは、いつも誰かが授けてくれたとしか思えず、分からない存在に手を合わせ感謝していたその存在が修験者のセイザエモンさんだと思い始めたのです。

たかが800年前と言えばそれまでですが、それ以後毎日セイザエモンさんにお願いして感謝する毎日です。

年2度の帰省の時は必ず会いに行きます。

身近な仲間達とは「セイザエモンさんが来た」と言えばデザインが出来たことであり、「セイザエモンさんが来た」と言えば事件が解決した事になっています。

今は「セイザエモンさん清里野外教室を実りある良い教室にしてください」とお願いしています。

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ころろNO3

2006-09-04 20:20:01 | アート・文化

Img_0663 1999年野草展出品

「三角形のころろ」です。

目鼻は書けず、輪郭だけです。

可愛らしい形なのですが、後ろが三角形です。

台の流木を切った時、一部鮮やかな黄色の年輪が現れました。

今は茶色になっていますが、流木に穴を開けたとき、とてもいい香りがする木もあります。

一皮むけば普通の材木です。

Img_0679 「赤いしずくのころろ」です。

石の欠けた所に大仏様をイメージする模様が現れていたので赤色で螺髪を書きました。

台の流木は三宅島で拾ってきたものですが紫檀だと思います。

ノコギリで切るのは大変でした。

熱帯、亜熱帯で生える木ということなので遠い所から流れついた流木です。

それが余木崎の石と組合わされました。

Img_0697 「黒いしずくのころろ」です。

大胆にも大仏様をイメージして黄色で絵付けをしてしまいました。

赤いしずくのころろとよく似た形だったからです。

台の流木の切り口には黒い不思議な模様が浮き上がっています。

年輪を確認する事は出来ません。

Img_0687 名前の由来の後姿です。

ポトリと落ちるしずくの形です。

流木と組合わせてしまいましたが、石だけのときフワッと握ると手の中に気持ちよく収まる石でした。

  (写真はクリックするとおおきくなり増す)

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清里教室のメンバー決まる

2006-09-03 20:24:15 | 日記・エッセイ・コラム

26回野外教室のメンバーがきまりました。

私を含めて6人、でも一人は3歳と5ケ月の男の子。

けやきさん親子です。

彼女達家族は一ヶ月前、他の目的もありましたが同じ清里、野辺山あたりを下見がてら行っており準備はばんたんです。

野辺山駅より無人の野菜売り場で中食にいただく野菜を買い、草を採集しながら宇宙観測所に寄り、東屋で中食後作品作り。

のコースを小けやきちゃん共々歩く計画です。

初めての二人旅だし、チョットした冒険なのですが、

踏み切ったのにはいい前例があるからです。

13年の16回清里教室に3歳で参加したスギナとつくしチャン親子がいたのです。

今回は不参加ですが数回二人で参加しています。

つくしちゃんは大きな弓の的の作品作りでは、背が足りなく下の方だけですが面白く花を挿していたのを思い出します。

けやきさんは、小けやきチャンと共にいつもと違う遊びがしたいと言っています。

さくらさんは初参加です。

正月飾り展やクラフト展でユニークな作品を見せてもらっているので彼女がどんな動きをして、どんな作品を作るか皆で楽しみにしています。

本人も自然に触れることによりどんなインスピレーションがわきどんな作品ができるか楽しみにしているそうです。

果実酒にも興味があるそうですが、まずはそれぞれが持ってきている果実酒を飲んでみることです。

よもぎさんは新しい果実酒の材料を見つける!!と気合が入っています。

和菓子家さんのよもぎさんは、赤松酒では和菓子の新作「赤松風」をつくりました。

天性の鼻と舌の良さで良い材料を見つけることでしょう。

万年杉と言う面白い草も見つけたいそうです。

野草野外教室は、忙しさに流される日常を離れ、ふと目にとまった対象に向かい合う事で、新しい自分の世界を広げる教室だと思っています。

25回参加のベテランは「対象としっかり向かい合う事」と言っています。

その対象を、見つけられるようになる訓練をするのが「花を生ける教室」です。

そのお手伝いをするのが私の仕事です。

それぞれ魅力的なメンバーと合宿する事により私の世界も広がっていきます。

台風12号が近づき天候の心配もありますが、雨が降れば雨を、風がふけば風を、晴れれば晴れた過ごし方をしてきます。

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ころろNO2

2006-09-02 19:01:15 | アート・文化

Img_0672 1999年野草展出品

「おいネーチャンのころろ」です。

片足を立て啖呵を切っているみたいだと命名者は言っておりました。

私には天に向かい何かを祈っているように見えるのですが・・・・・・。

ころろをピタっと支えてくれている石は高知県に近い鹿島で拾って来た石です。余木崎とは愛媛県の端と端同士ですが離れられない仲になりました。

Img_0676_1 「がんこちゃんのころろ」です。

頑固ちやんです。意思が強いと言う意味ですが、我が娘に雰囲気が似ているとか命名者は言っておりました。

目鼻は書けなかったのですが輪郭を書いた中に石の模様の中でなんとなく目鼻が浮かんできます。

台に使っている流木は「牢名主のころろ」と同じ物を切って使いました。Img_0675

「かかとのころろ」です。

台に使っている流木は東京都を流れている荒川で拾ってきました。

薄汚れていたので削ると、白っぽい木肌が表れました。

顔にあたる茶色の輪郭は石の模様です。目鼻は書けませんでした。黄色はひげのつもり。

Img_0673 だるまさんに似ているのに「かかとのころろ」と言う訳は、石の裏が足の裏にそっくりなんです。

ひげずらの男性に「かかと」と言うなんとなく可愛い響きの名前を付けました。

  (写はクリックすると大きくなります)

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ころろNO1

2006-09-01 18:43:55 | アート・文化

余木崎海水浴場で拾った石に絵付け出来た時、グループ名と言おうか、苗字みたいなものがあればいいなと思った時、出来た詩です。

  ころろ   

いしころのこころのころろ

ころろはこころのはなしあいて

いしころころころこころのころろ

ころろはこころをほぐしてくれる

いしころころころこころのころろ

と言う事でころろがグループ名と言おうか苗字みたいな物になったのです。

Img_0660 1999年野草展出品

「雪んこのころろ」

目鼻が書けず顔の輪郭だけです。

台にしている流木は「ウインクのころろ」とつながっていたのを切ってつかいました。

Img_0667 「だるまさんのころろ」

拾った時からグレーの石に茶いろの模様が浮かびあがっていたのをみた時から、だるまさんのイメージが出来たので、色を入れるのがとても難しく感じました。

台にしている流木は、根っこ辺りの木の目なんかは通ってない丸ってゴツゴツしたものです。

Img_0664 後ろ姿です。

どんな経過でこの様な無理の無い美しい形が出来たのか知る事はできないのですが、ゆっくり眺めていると自然の力みたいなものを感じてきます。

オッカナビックリ色を入れたのですが、恥ずかしいなと思う瞬間です。

色付けは私と石のコミニケーションのとり方だと思ってください。

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