野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

ツルで縫った特大花器NO2

2011-03-14 22:41:21 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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2作目のツルで縫った特大花器の底は焼けた流木を使った。

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花器の部分は流木で焚き火をした後灰の中から現れた特大釘を組み込んだ。

こんなに早く作品の一部になってくれるとは思わなかったのでうれしい。

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後ろだが表情は違う。

どの部分から見てもおなじ表情はしていないが。。

生ける花材により前面は決めればいい。

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後ろに写るカンピザクラが色ずきはじめた。

あと一息で咲くだろう。

今日は作品が送られてくるので早めに帰ったら妹のきんかんがやってきた。

昨日は岡山の大山に行っていると思ったのに行かなかったそうだ。

どこへ行くにも反対したことのない家族に”行くな”といわれたらしいが東北地方太平洋地震が起きて以来世の中が内にこもる雰囲気になっている。

みやこわすれさんの話では日曜日に出かけたら一車両に乗っているのは彼女一人だったようだ。

彼女は地下鉄で地震にあったので揺れはさほどかんじなかったが電車が止まり駅員さんの誘導で最寄液まで歩いたがとても親切に誘導してもらったと感激していた。

地震が起きて今日で3日目、被災地の情報ばかしだったFMラジオも少し他の地方の人達のメッセージも伝え始めた。

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自然のサイクル

2011-03-13 22:59:53 | 日記・エッセイ・コラム

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切山にこにこ市のあといつものように愛宕山へ行った。

東北地方で起こった巨大地震なぞうそのようなまったりとした春霞が四国中央市のシンボル巨大煙突の煙まで飲み込んでいた。

私には東北地方に知り合いはいないが東京にはたくさんの知り合いがいる。

電話やメールをしたが東京もかなりひどかったようだ。

何時間も歩いて帰った人も数人いたしガス、水道、電話も使えなくなったといっている。

いまだに余震で落ち着かないし店にも商品が少ないようだ。

”被災地の人たちのことを思うと東京は天国です”とメールに書いていた人がいたが被災地では想像を絶することが起こったみたいだ。

なんとなくやるせない気持ちになる。

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愛宕山では又いつものように三椏の花が咲きそうだ。

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地には逞しくクズの根が張り巡らせている。

もうすぐ芽吹くだろう。

人間中心に考えなければ雨も風も雪も地震もみな自然のサイクルだと思う。

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ハナシバの花

2011-03-12 23:12:43 | 日記・エッセイ・コラム

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いつも聞いているFM放送が一日中東日本大震災の関係のにユースを流している。

東京もかなりのゆれがあったらしいので友達に電話やメールをしたらほとんどの人が怖かったといっているが以前伊豆に住んでいて直下型の大地震を経験している友達だけが”あれぐらいなら”といっていた。

一度経験すると余裕になるらしい。

私は阪神淡路大震災のときは東京にいて今回は金生町にいたので大地震の経験はない。

それにしても津波は想像を絶する怖いもののようだ。

関東の友達に電話をしたらテレビを見ていて気分が悪くなったので寝ていたといった。

いやなことがあれば寝るのが一番だとは思うが津波を起こした海は数日すると家も人も車も飲み込んだまま何もなかったように穏やかな海になる。

自然にはかなわない。

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去年の12月に切り開いた山小屋への小道の入り口にハナシバの花が満開だがカイピザクラはまだまだ咲いてくれない。

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やっと仕上げられた

2011-03-11 22:10:16 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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妹のきんかんが毛糸部分私が布とデザインを受け持ってのコラボベストは今回で3回目になる。

毎回新しいデザインや手法は取り入れているが思ったようにできないことがおおい。

今回のコラボベストも早々と毛糸部分ができあがっていたが仕上げられなかった。

いろいろとすることが多くて仕上げに集中する時間がもてなかったがもうすぐクラフト展(イエツァオグループによる)は始まる。

やっと仕上げられた。

このコラボベストできんかんはパッチワークを半分編むことに挑戦した。

はじめ誘ったときは創作はできないからとしり込みしていたが今は創作とまではいかないが自分の世界を広げている。

今日は東京へ花を送った。

前回送ったときは大雪で予定日に着くかどうか危ぶまれたが今日は三陸地方で大地震があった。

自然災害には手も足も出ない。

東京の友達に電話したら東京もすごかったらしい。

久しぶりに会っていた友達が交通機関が止まったため帰れなくて急遽泊まることになったと言っていた。

クラフト展追い込みで少しバランスを崩していたが金生町では地震はなかった。

被災地の被害が少ないことと金生町に地震が起こらなかったことに感謝して明日から準備に励もう。

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仕事場開拓

2011-03-10 22:03:02 | 日記・エッセイ・コラム

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今日は東京へ送る花と第7回クラフト展(イエツァオグループによる)の会場へ生ける花を採集に切山方面へ行った。

毎日山小屋でツルでの作品作りをしているので久々の植物採集は心躍る。

風はなく天気良く寒さは感じない。

目的の植物が多くて採集場所は3箇所だ。

昼から出発したので時間に余裕はない。

一箇所目の場所で目的の植物はゲット。

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2番目の場所へ向かっていると斜面をブルドーザーで崩した土が道路を遮断している。

工事の人に聞かれた。

”土釜神社へ行くにのですか、○○さん宅へ行くのですか”

その道路は土釜神社と○○さん宅へ行く道路でその先道路はついているが行き止まりだ。

行き止まりまでの間に欲しい植物がある。

”土釜神社と○○さん宅の先は何もありませんよ”と言われた。

答えようがない。

時間もない。

”仕事で行くんです”と言ってとにかく通してもらった。

”30分で帰ります”と言って大急ぎで採集して帰ったらバイクが通れるだけの間は作ってくれていた。

道路工事の看板などなかった。

道路工事なので公共工事なのだろう。

3番目の場所では目的のアセビが咲きはじめたばかしだ。

山小屋に咲くピンクアセビより一ヶ月遅れて咲くようだ。

金生町暮らしを始めて3年近くになるが集中的に切山へ通ったおかげでかなり自由に植物採集ができるようになった。

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暖かくはならないけれど

2011-03-09 21:56:09 | 日記・エッセイ・コラム

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今日も風が強くて寒い。

第7回クラフト展(イエツァオグループによる)の準備で山小屋での作業の帰りに毎年ツクシが採れる場所へよってみた。

桜が咲くころ元気よくいっせいに生えそろっている状態とは違いポツポツと生えていた。

春を待つ元気をいただけそうな気がしてありがたい。

一緒に写っているのは去年の8月に開かれたわに祭で作ったカボチャ龍の頭に使ったカボチャだが採ったときは白色でしばらくしてグリーンそして今は渋いオレンジ色に変色した。

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白いチップはカボチャを切って乾かしたものでオレンジのチップは水で戻したものだがまったくもとの状態に戻る。

夜水につけておけば朝の味噌汁の具になる。

カボチャを食べながら暑かった夏を思い出しても暖かくはならないが今気に入っている食材だ。

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1ツルで縫った特大花器NO1

2011-03-08 22:27:45 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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やっとツルで縫った特大花器が出来上がった。

大体の骨組みを作って下から編んでいく手法とは違うので大体のイメージを作って縫っていくが半分以上出来上がらないとどんな形に出来上がるかわからない。

それに形が大きいので縫うツルも太く指先の力がいり腕も大きく動かし全身運動状態でとても疲れる。

オオツズラフジとスイカズラのツルに流木を組み込んだ。

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どの方向から見ても違う表情に仕上がった。

東京の仲間より啓蟄だというのに虫も地中にもぐってしまいそうだとか雪が降ったとメールが入っていた。

バックに写っているカンピザクラも一週間以上開花が遅れている。

金生町も寒い。

去年はもう咲きはじめていた

2月中ごろより山小屋へ通っての作業だがこの時期季節がほんの少しずつ春に向かうのを感じられるのも山小屋へ通っているからこそだ。

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直線裁ちだけれど

2011-03-07 21:40:37 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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うすい平織りの大判スカーフを使った2枚目のコラボベストができた。

一枚目は妹のきんかんが黒糸で編んだパッチワークを持ってきたのを見て大判スカーフと合わせようと思い立ち半分に切った一枚を使った。

2枚目は布を見てきんかんが糸を選んで編んできた。

超スピードで編んできたので気に入った糸が手に入ったのだろう。

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前身ごろの三角部分は2重なので一枚をブローチで止めたりすれば面白い動きになる。

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後ろ見ごろ。

三角と四角の直線裁ちだけれど複雑な動きが出るコラボベストができた。

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いくつになっても

2011-03-06 22:15:44 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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ハンの実で染めた着物地の袖の部分を使った妹のきんかんとのコラボベストの2枚目ができた。

布のが同じでも糸部分が変わるとかなり雰囲気が変わる。

一枚目はわりと軽やかな仕上がりだったが2枚目は迫力があり糸の部分がたっぷりなので着るとゴージャスだ。

糸の部分をきんかんが編んできたとき布に対して糸部分の量感がありすぎるようで仕上げをためらった。

直線裁ちなので仕上げないとどんな雰囲気になるかわからないのでこわごわ仕上げたが思った以上の出来上がりになりホッとした。

きんかんとのコラボベストの見通しはほぼついて一安心。

今日は日曜日、最後に編むのに選んだ糸を持ってきんかんがやって来ると雨で外へ散歩に行けないと90歳の母もやってきた。

ディケアーの仲間より肌がきれいだといわれたので手製の化粧水をつけているといったらレシピを聞かれたそうだ。

ディケアーでは化粧品の情報交換もしてるらしい。

”70歳になっても80歳になってもきれいにすることを忘れたらだめだ”といっていたが自分が90歳になったのを忘れているようだ。

きんかんとのコラボベスト作りも今回で3回目だが毎回買いたそうだが決心がつかないらしい。

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ヒジキとフキノトウ

2011-03-05 22:27:18 | 日記・エッセイ・コラム

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蒔いた野菜はあまり育たない私の畑だが勝手にはえたものはよく育つ。

今日はフキノトウを大量に採った。

先日ちょうど海の野草のようなヒジキの類を採っていたのであわせてみた。

もう春まじか。

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ヒジキは干して保存食にフキノトウは佃煮だ。

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帰ると”買い物上手でしょう”のメッセージとともに春らしい色のセーターが置いてあり、プライスカードは定価の3分の一の値段になっていた。

妹のきんかんは本当に買い物上手だ。

金生町暮らしになってますます私は買い物へ行かなくなった。

先日紙粘土の講習を受けに2人で松山に行ったとき私が身につけていたものはほとんどきんかんからのプレゼントとお下がりだった。

明日も来るのでフキノトウの佃煮をプレゼントしよう。

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素材集め

2011-03-04 21:59:04 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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第7回クラフト展(イエツァオグループによる)の期間中ギャラリー作唯の入り口に花を生けたくなった。

ちょうど今山小屋へ通ってツル作品を作っている。

ツルと流木で作ろうと思いたったがカーブしたのや底に使えそうな流木の手持ちは少ない。

金生町生活はそのてん便利で2キロほど離れて少しだけれど流木が打ち上げられる場所がある。

早速行った。

目的があって拾うと短時間でたくさん拾える。

拾っているうち大寒の大潮の日に海辺で焚き火をしたとき灰の中から出てきた迫力のある大釘とあわせてツルの花器作りに組み込める黒っぽい流木も拾えた。

ただ一日中海辺で焚き火をした後拾った大釘が作品に組み込まれれば遊びが仕事になる。

うまく組み込めるといいが。

ツル作品は”ツルを縫う”手法で作っているのでエネルギーと時間がかかるが3個は作りたい。

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絣の着物地でコラボベスト

2011-03-03 22:20:58 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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絣模様の着物地をカットして細編みをしたのを使った作品をいろいろと作ったがちょうど一メートルほど残っていた。

絣模様は着物のイメージが強すぎるのでカットして細編みをする方法をとっての作品作りだったが妹のきんかんが毛糸、私が布とデザインのコラボベストだと着物を感じさせないイメージでできるとふと思った。

一ヶ月ほど目のつくところへおいていた結果だ。

手持ちの毛糸で色あわせをしたもののきんかんは乗り気でなかった。

気に入ったデザインで好みの糸が決まると忙しい中どんなにやりくりするのか早く編み上げてくるがちょっと遅めだったが編み上げてきた。

それでもできたとメールするとちょうど休みだったので早々とやってきて試着してくれた。

試着はきんかんの役目だ。

喜んで着てくれる。

このデザインが一番きんかんに似合う。

本人もびっくりしていた。

仕上げてみないとわからないものだ。

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着ると後ろ身頃のパッチワークが前身ごろのパッチワークとつながっている脇側がとても華やかに見える。

写真だと直線裁ちのシンプルなデザインに見えるが布と毛糸、適当なゆるみで面白い動きのあるベストになった。

気に入った仕上がりになったのに力を得たのか早々と次の作品の糸選びだときんかんは帰って行った。

  第7回クラフト展(イエツァオグループによる)

3月20日(日)~4月3日(日) 10:00~18:00

ギャラリー作唯  四国中央市金生町下分742

電話 0896-72-6808

参加者 内村セツコ(コラージュ)iCiOCO(ポートフォリオ・絵)

      尾藤千代(毛糸)イエツァオ(布・ツル)

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勉強に行く

2011-03-02 22:20:52 | 日記・エッセイ・コラム

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愛媛県立美術館主催の紙粘土を使って理想の家を作る講習は10:30分より16:30分なので今開かれている企画展である”白洲正子 神と仏、自然の祈り”展を見る計画で7:30分出発。

日曜日で大勢の入場者だった。

出展物は彼女の目を通して集められた地獄絵や極楽絵、美しい仏様やほっこりと素朴な仏様、すっきりした円空の木っ端仏やラインの美しい黒焦げの仏様、山岳宗教の役の行者の像が数点見られたのははうれしかった。

もちろん能面もあった。

美術館へ行くと企画展もいいが常設展を見るのも楽しみだ。

大勢の人の中で見る企画展とは違い人のいない中でゆっくりと見られる。

今回はあこがれていた平福平八郎の絵を思わず数点見ることができた。

画集でしか見たことがないが心が新鮮になるような絵でいつか見たいと思っていた。

企画展の反対方向での常設展へ行こうとしていたら係りの人に”どちらへ行くのですかと”呼び止められたと妹のきんかんが言っていた。

講習を受ける前後2回行ったが2回とも私たちだけだった。

静かに見られるのはありがたいがもったいない気がする。

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紙粘土っでつくる理想の家の講習会会場からはお堀の土手が見える。

鳥が運んできたのか風が運んできたのか思い思いに生えた木々がやさしげだ。

お昼は梅の花をめでながら手作り弁当を熱い甘酒やお茶とともにいただいた。

帰ったのは19:45分。

きんかんは20:00ごろだろう。

息つくひまもなく楽しんだ。

きんかんは家族には”勉強に行く”といってきたらしい。

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切山の梅

2011-03-01 21:48:14 | インポート

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今日の切山昌平校塾は梅の開花を楽しみに行った。

やっぱし開花が遅れていて去年の満開の華やかさはなかったものの思わず水仙の満開もあり又違った風情だった。

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まだ半分ほどの木はつぼみ状態だ。

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まだ芽吹きも少ない時期に咲く梅には今日の小雨が似合っていた。

去年は霧だった。

今日もいろんな話を聞けたが尾藤二州の漢詩の一節に”清風名月一銭も用いず”とあった。

本当に一銭も使うことなく大きな喜びをいただき、参加者による”ミドリムシ”入りのとても健康に良いといわれるクッキーや八朔までお土産にいただいた。

今日は講義後の雑談が長引き帰ったのは10時すき。

2時間ほどの切山滞在で十分一日分の楽しみを味わえた。

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