
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MKX2KK6JTSEA01.html
信頼できるのはバーナンキ議長より金貨-州で法定通貨の動き.

時代が逆転するとは正にそのことでしょう。1971年ニクソンショック以来、
交易条件の悪化と、日独の経済的台頭、そしてソ連共産主義の軍事的台頭に
危機感を覚えた米は経済学者を含めて知恵者の総動員にて、戦略を
練りました。これがニクソンショックです。

交易条件の悪化とは、原材料の価格等の高騰・通貨高等により、以前の様に
先進国の産業が儲けられなくなった現象を云います。従って資源のない
とくに原油のない先進国は全てこの影響を受けています。

その戦略を受け継ぎ、グリーンスパン、バーナンキと、ドルの垂れ流し政策=近隣窮乏化策
と為替の変動相場制を導入し、徐々にドルの価値を低下させつつ、USA is back
と世界に君臨してきました。しかし今回のリーマンショック以降、経済政策に
不協和音が生じ、今米は金融の緩和QE3以降が出来ず、政治は滞り、
二期目オバマ民主党は重大な岐路に立っています。

そして州の分離独立の動き、金貨銀貨導入の動きと、第二次大戦以降の先進国の戦略は
重大な岐路に立っています。ユーロは金持ちのドイツとその他の国々と言う
構図で対立が深まり、ユーロの分裂は時間の問題と想像されます。

ユーロもドイツの緊縮財政政策の犠牲になっています。そして当の日本は緊縮から
金融緩和へと大きく舵を切りました。正に通貨戦争と言うよりも、生き残り
経済戦争と言うのが良いかも知れません。

何が国益か?を巡っての戦いです。日本では、三重野元総裁から白川総裁までは、国益
とは高級官僚の天下りや彼らの給料が目減りしない国民窮乏のデフレ・奢侈禁止令
でしたが、さすがに、その理不尽さを見破られて、黒田武士が成敗しました。

戦後敗戦のショックで皆必死に働いてきたが、気が付いたら自民党の一党独裁が続き
政治家の質が劣化、その間隙をぬって知恵者高級官僚が国家の権力を握り
政権が欲しい・脳なし政治家を抱き込みながら、運営してきました。
しかし、彼らのバブル退治が自ら退治されることにつながるとは、思いもよらず、
無能の東大文科系・法学部を中心とする権力は、今重大な岐路に立っています。
経済の最新成果を知らない法学部卒業生が国家・経済の舵を握ると言う
信じられない事が今までまかり通ってきました。

これは医学で云えば、歯医者が心臓手術をするようなものです。すぐ患者が死にますから
ばれますが、経済は動きがゆっくりとしているので、ばれるのに失われた20年が
必要でした。此処が日本の教育と社会の構造の異常な所です。
肩書が物を云う官僚や軍隊の仕組みが国民に深く浸透し、物言えば唇寒しと誰も真実を
見つけられず、外からの指摘が必要でした。数学者の高橋洋一氏、そしてイエール
大学教授の浜田宏一氏。白川元総裁や国内の有名な一橋大学の斉藤氏は
教授とは思えない無知をさらけ出し、国内の経済学会や教授の
レベルが素人の私にも劣ることがばれました。

そして、黒田氏が総裁になったら白派が全て黒派に転換。正に日本の長いものには巻かれよの、
自分の意見も言えないシステムの異常さが目立ちました。そもそも彼ら審議委員は
意見なんてなかったとは思われるが、一人ぐらい黒に反対して辞職する
気骨があっても良さそうなものであるが、誰一人今までを反省する
ことなくコロッと白から黒に変身しています。
これでは又何時官僚の反撃にあうか分かったものではありません。至急日銀法の改正と、
自分の意見を堂々と言う、そして物を深く考える人間を育てる教育改革・
教育革命が必要です。勿論東大を解体しないと出来ません。

何れにしろ、例え黒田総裁が暗殺されたとしても、その意思を受け継ぐ日銀総裁によって、
日本丸はそのDEPRESSIONから回復し、大震災でマインドコントロールは更に解かれ、
再びアジア否世界に羽ばたく超大国となるのが見えます。

アメリカは、共和党との戦いと国民の意識の変化で、時代は急変し、2046年
米の資本主義は崩壊し、殺しあう武人の時代へと変化し、日本とは違う世界になります。

日本人が中国人や北朝鮮人や韓国人、ロシア人、イスラム世界を理解しがたいように、
アメリカがそのような国に変身するのです。日本だって変身出来るのですから、
アメリカ人が変身しても勝手でしょう?
JAPAN IS BACK そしてSTOCK MARKET IS BACK 次は? そうですGOLD IS BACK。
そして WAR IS BACK?

