
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130425-00000176-jij-eurp
パリ時事】スペイン国家統計局が25日発表した2013年第1四半期(1~3月)の雇用統計によると、失業率は前期比で1.14ポイント上昇し27.16%となった。前年同期比では2.72ポイント上昇。民主化のきっかけとなった1975年のフランコ総統死去後で最悪の水準を前期に続いて更新した。
このうち25歳未満の失業率は、前期の55.13%から57.22%に悪化。不動産バブル崩壊後の景気低迷で、特に若年層の雇用が急激に悪化していることを改めて示した。

前回、独銀も白川派と同様の頭の構造と書きました。つまり緊縮で税金を増やし、市中への
お金を減らす政策です。ユーロは金持ちの独が実質的に支配し、自分の稼いだ金を目減り
させたくない≒援助したくないとの欲張り根性は、このように弱者の犠牲を
齎します。日本なら黒川日銀の様に政策転換し、お金を垂れ流し、
円安に誘導して仕事を増やすことで、危機を乗り切れますが、
ユーロでは何も出来ません。そもそも通貨発行権をユーロ=独仏に与えたのですから。


もし、日本の様に通貨をスペインに流し込まなければ、早晩脱退騒ぎが起こるでしょう。
云わば勝ち組の独が利益を独り占めしているのがユーロなのです。
自分たちの利益しか考えきれない独は、そのうち嫌われます。


所詮お金はカミの上に印刷した絵に過ぎないのですから、金銀の様にこれを元々価値のあるものと
誤解する知恵者がもったいぶった結果が、スペインの27%の失業率です。
金本位制の廃止と管理通貨制度の意味が、独にもまだわかっていないと
思われます。と言うよりも前回の大戦の復讐をしているとも考えられます。

君子危うきに近寄らず。頭が固く糞まじめな国とは付き合いは程々にすべきです。
特にラテン系の弱小国家はそもそも、彼らとは合わないでしょう。

