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西側から力を奪う分裂と危機
安全保障を米国に過度に依存する同盟国こそが最大の問題だ 2014.09.03(水) Financial Times
(2014年9月2日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
イスラム国への攻撃、長期化の可能性を示唆 オバマ米大統領
批判的な向きは、
オバマ政権が弱さを露呈したせいで、敵国が米国の限界を試していると主張するが・・・〔AFPBB News〕
バラク・オバマ米大統領の安全保障に関する会見の原稿を準備する人たちは、どのテーマを最初に持ってくるべきなのかと頭を悩ましているに違いない。
ロシアによるウクライナへの攻撃にすべきなのか、それとも「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の進軍にすべきなのか?
その次には何を並べるべきか? 暴力がはびこるリビアの無政府状態か、アフガニスタンにおける危険な行き詰まりか、香港に姿を現しつつある政治危機か、それとも海南島の近くで中国と米国の軍用機同士が異常接近した問題だろうか?
どうしてこんなに立て続けに危機が起こるのだろう、と大統領は思っているかもしれないし、そう思うのも無理はない。これに対し、大統領に批判的な勢力は即座にこう答えるだろう。オバマ政権は弱さと優柔不断さを露呈してしまった。だからこそ敵国が米国の限界を試しており、欧州や中東、アジアで米国主導の安全保障の秩序が脅かされている、というわけだ。
イラクとアフガニスタンでの戦いを経た米国が戦争に疲れていることは間違いない。しかし、世界中で安全保障の危機が多発していることは、オバマ氏や米国だけのせいではない。実際、米国がしていることに対する執着が、根本的な問題の存在を指し示している。米国の同盟国は米国による安全保障に過度に依存してしまっているのだ。
その結果、
今日では米国政府に強い意志がないことではなく、米国の同盟国の学習性無力感が、世界の安全保障システムの最大の弱点となっている。
NATOの支出の75%を担う米国
英ウェールズで今週開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は、米国の最も重要な同盟国が自らの負担の引き上げに取り組み始める重要な機会だ。
もしこの負担の引き上げができなければ、米国だけでは世界の秩序を維持しきれないことがますます明白になるだろうし、さまざまな安全保障の危機がさらに激しさを増すことになるだろう。
欧州が米国への依存を強めていることは、NATOの支出の状況にも反映されている。冷戦真っただ中の時代には、NATO加盟国による軍事支出の合計のざっと半分を米国が占め、残りの半分を他の加盟国が占めていた。
ところが現在は、米国の割合が約75%に達している。昨年の実績を見ると、少なくとも国内総生産(GDP)の2%を防衛費に充てるというNATOの目標を達成できた国は、米国、英国、ギリシャ、エストニアの4カ国にとどまっている。
また、その英国でさえ、近いうち2%を下回る恐れがある。英国は軍隊の規模縮小を進めており、陸軍の兵士の数を約8万人に減らそうとしているからだ。これはナポレオンとの戦いが終わった後では最も少ない数だ。
欧州、中東、アジアではっきり見て取れる米国依存
安全保障の非軍事面でも、欧州諸国は大幅に出遅れている。米国はロシアへの制裁をいち早く議会で可決しており、制裁の内容も欧州諸国のそれより厳しいものになっている。ウクライナでのロシアによる宣戦布告なき戦争が直接的な脅威になるのは、米国よりも欧州の方であるにもかかわらず、だ。
米国への過度の依存は中東でも明白になっている。ISISの台頭は、この地域で減りつつある安定的な体制(とりわけサウジアラビアと湾岸諸国)にとって大変な脅威である。
しかもこれらの国々はここ数年、陸軍と空軍の増強に惜しみなく資金を投じてきた。それなのに、ISISへの空爆作戦は米国に任せきりだ。湾岸協力会議(GCC)諸国は600機の戦闘機を滑走路に置いたまま、米国の弱さに文句をつけている。
同様なパターンはアジアでも展開されている。米国の同盟国である日本やフィリピンなどは、中国がますます強引になっていることを受け、アジア地域での軍事的な関与を強化するよう米国に訴えている。ところが、米国に助けを求めておきながら、東アジアのこれらの同盟国は、中国の海洋進出に結束して反対する姿勢を示すことができていない。
こうした同盟国側の弱さは危険だ。なぜなら、米国は国際秩序を守るために「いかなる重荷も負う(ジョン・F・ケネディ大統領の有名な言葉)」ことについて、以前よりも消極的になっているからだ。これにはイラクとアフガニスタンの戦争が影響している。2008年の金融危機の影響でもある。
米国がスーパー警官でいられた時代の終わり
オバマ氏が軍の派遣に乗り気でないのは、異常なことではないし、彼自身が愚かだからでもない。米国民の孤立主義志向が五十数年ぶりの強さに達していることが複数の世論調査で示されているように、これは米国民のムードを正確に反映した結果なのだ。
ロシアの侵略と中東の混乱への対応で、こうしたムードは変わるかもしれない。だが、たとえ変わったとしても、米国が――あまり他国の支援を得ずに――世界のスーパー警官でいることができた時代は終わろうとしている。
世界銀行は、中国が恐らく今年、購買力平価ベースで世界最大の経済大国になると試算している。米国は国家債務を管理するのに苦労しており、米国の国防予算は減少している。
徐々に進む米国の相対的衰退がことさらひどい問題になっているのは、欧州連合(EU)域内の米国の最大の同盟国が深刻な経済危機に見舞われ、その影響力を行使する力を失っているためだ。
大きな決意と目的意識を持って、ともに危機と闘え
力と富の新たな源泉がアジアで台頭する中、西側諸国は集団として世界経済に占めるシェアを落としている。このため、西側が支配する世界は、いよいよ過去の遺物のように見えるようになる恐れがある。そしてこれが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領やISIS、中国軍がそれぞれに異なる形で試している命題なのである。
西側の勢力が衰退しているという認識は今、自己成就的な予言になる恐れがある。北米と欧州の人たちがそれが実現するのを食い止める唯一の方法は、欧州の周縁部やウクライナ、中東で猛威を振るう危機と闘うために、より大きな決意と目的意識を持って協力し合うことだ。その仕事は今週のNATO首脳会議で始めなければならない。
ベンジャミン・フランクリンが述べたように、「我々は皆、一致団結しなければならない。さもなくば、確実に別々に吊るされる*1」のだ
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◎ 何を寝ぼけたことを言っているのでしょう・この記事は。USAのやってきた事や、民主党が
現在やっていることが分かって言っているのでしょうか。
◎ 今まで散々、自分本位でやってきておきながら、自らに危機が来ると、あわててみんな一緒に
団結して頑張ろうなどと言えるものです。白々しくて聞いていられないとはこのことです。
◎ 民主党政権のオバマ政権の日本に対する一つを持っても、彼らの嘘、行動と言動のかい離が
分かろうというものです。
● 今まで散々、共産主義中国を甘やかしてきて、その一方で世界第二の日本を卑しめて、無視して
傷つけてきたのは何処のどなたでしょうか?
● 嘘の捏造と分かりながら、中韓の肩入れをして、日本を叩き卑しめている現状は何と心得る。
人を馬鹿にするのも、いい加減にしろと言いたいものです。
● 日本の中韓や反日や左翼や赤の主張をそのまま鵜呑みにして、USAの民主党は日本を
抑えてきているのです。同時に世界の既支配層は、デンマークの女王が南京
記念館を視察したり、最近ではありもしない慰安婦問題で、日本非難の
決議をしたりと、やりたい放題の事をしておきながら、笑わせます。
● 昔なら、このような冤罪は戦争の口実になる、最大の侮辱です。自らが歴史的に赤に
汚染された、間違った歴史を作ってきておきながら、その反省は全くない。
というよりも、まるで歴史に無知なようです。
● 過去の歴史も、事実も、他国の実情も、他人の怒りも何もわからないままに、同盟国諸君!
団結して頑張ろうなどとは、単なるアホが興奮しているのと変わりありません。
□ 同盟国の経済的援助や支援が欲しいなら、まず最大の経済力で70年間黙って唯々諾々と
従ってきた日本にまず言わなくてはならないでしょう。その厭らしい日本たたきを
止めて、日本に謝り土下座して頼むのです。
① 防衛費をNATO並に、GDPの2%にしてくださいと、公式に日本に頼むのです。
① 中朝に対抗すべき、核を直ちに作って下さいと土下座するのです。
① 勿論最後は、今までの日本虐めを土下座して謝るのです。
勿論世界に対して公然と宣言して、頼むのです。
□ 土下座すると、日本人は可哀想に思い、USAを許し愛するのです。禊ぎの文化の日本人は
感動して、更にいくらでも軍事的支援を惜しまないでしょう。今がそのチャンスです。
□ その歴史的最高のチャンスを自ら潰しているのは、ピンクに染まったアホUSA民主党で
あるのは、馬鹿でも分かります。まずは歴史と現状を勉強してから、ほざくのですな。
□ 無知が、アジッても誰も感動はしません。ほざくな!!!