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武人の時代・①に忠誠②に忠誠❸❹がなくて❺科学技術も忠誠で代用

2014年09月26日 09時54分58秒 | 武人の時代


★ http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0E105M20140521?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

アングル:高層アパート崩壊が映す金正恩氏の「アキレス腱」   2014年 05月 21日 12:31 JST

5月21日、北朝鮮の首都平壌中心部で起きたアパート崩壊事故は、金正恩第1書記の「アキレス腱」を浮き彫りにしたとの見方もある。写真は軍を視察する正恩氏。KCNAが4月配信(2014年 ロイター)

[ソウル 21日 ロイター] - 北朝鮮の首都平壌中心部で起きたアパート崩壊事故。当局が異例の謝罪を行った今回の事故は、金正恩第1書記の「アキレス腱」を浮き彫りにしたかもしれない。

事故は5月13日、特権階級らが住む平川で発生。23階建てのアパートが崩壊し死者が出た。アナリストらからは、当局による謝罪の背景には、国民の怒りを鎮める目的があったとの声が聞こえる。

韓国政府関係者は、崩壊したアパートには92世帯が入居しており、数百人が死亡した可能性があると指摘。ただ、事故は午後に起きたこともあり、多くの住民が職場や学校にいた可能性もある。平川は正恩氏の執務室から歩ける距離にある。

大韓建築学会(韓国)によると、北朝鮮では通常、20階建て以上の建物は労働党幹部や学者、国家機関の幹部らに割り当てられるという。

ある韓国政府関係者は、「(アパートの住民は)国家が何もなかったことにし、無視できるような人たちではなかったようだ」と語る。

また、韓国の情報機関に勤務する脱北者のKwak In-su氏は、このアパートの住民は北朝鮮の最上級階級ではないものの、「権力やお金を持っている人たちだ」とコメント。

その上で「北朝鮮国民は携帯電話を所持しており、国民世論の広がりが政権に悪影響を及ぼすことも考えられる。政権はそれを未然に防ぎたかったのだろう」と謝罪の背景を説明した。


北朝鮮では、正恩氏の指示で馬息嶺スキー場をはじめ、アパートや道路、橋の建設を加速させており、崩壊したアパートもそうした「建設ブーム」の一環だ。

正恩氏の建設計画は、国外のアナリストらには驚きをもって受け止められ、貧困国の北朝鮮が必要な資材をどう供給しているのかには疑問の声が上がっている。中には、鉄筋など欠かせない資材を使わず、あるいは少ない量で建設されているのではとの指摘も出ている。

前出の韓国政府関係者は、こうした事故は場所が違うだけで「日常茶飯事だ」と発言。「今回のケースは、労働者階級のアパートではなかったことが特殊な点だ。よりよい資材が使われ、安全基準にも従っていたはずだ。それでも事故は起きた」と続けた。

衛星写真を分析する米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)のカーティス・メルビン氏によると、同地区には完成したものも含め17棟以上の高層ビルが建設されているという。

2011年には、潜入取材を行ったアジアプレス・インターナショナルが、平壌で建設中のビルについて写真付きで報道。建築資材や作業員向けの食料が不足している実態を伝えた。

報道された写真の一つには、20階以上ある高層アパートが写っており、その窓のサイズが階ごとに若干異なっていることが確認できる。また、停電が頻繁に起きるため、エレベーターが備わっていないビルが多いという。

メルビン氏は「崩壊したアパートは、最初に完成したものでなければ、最高級のものでもない」とし、「このことは、他の建物の安全性をめぐる深刻な疑問につながる」と話した。


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● 科学や技術は自然の法則に従うのは当然です。しかし忠誠心は法則とは異なります。
  其処が理解できないのが武人なのです。

● 科学技術は、地道な研究や実証・検証が必要な領域です。プライドや根性だけでは
  出来ないことは勿論です。しかし失敗しても独裁者が責任を問われることがない
  =政権交代がないので、独裁国では無理強いが常態となるのです。

● 他国と同じものを作れ! 何造れない?それはお前の忠誠心と根性が足りないせいだ!!
  と言いているかどうかはわからないが、結果は言っている事と同じです。

● 同じ武人国家の韓国や中国も同様です。両者とも擬態資本主義国家であることは書いてきましたが、
  西欧の技術を盗んだりコピーしているが、それでも何かが欠けているのでしょう。同様な
  崩壊や事故は良く起こります。プライドと傲慢な自信を入れ過ぎたせいでしょう。

● 又は全国制覇の過程で、多くの知識人や専門家や富者や善良な国民等を虐殺した結果とも
  言えます。専門家などはプライドがあるのが目障りで殺されたのでしょう。

● 毛沢東派のカンボジアのクメールルージュが、都市の住民を殆ど殺したのと似ています。
  無知な農村の武人から見れば、知識人は粛清の対象です。科学技術を軽視するのは
  旧ソ連も同様でした。その影響は今でも君主時代のロシアに残っています。
  そこをUSAに馬鹿にされて付け込まれることとなるのです。

● 科学技術こそ国力であることを、今もう一度日本人も再自覚して、その発展を強力に
  後押しするのが、教育体系であり、経済の復活なのです。資本主義とは
  君主主義や独裁国家の様に一部の人間の為の物ではないのです。

● それを民主主義というのです。その意味ではUSAは独裁国家へと進んでいるのです。


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教訓・戦争は利用しても・戦争の当事者にはなるな・

2014年09月26日 09時14分46秒 | 戦争


★ http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2014/09/post-3403_1.php


最強のドイツ経済に落日の足音?

German Economy 'No Longer Running Smoothly' Amid Flat Eurozone Growth and Russia Sanctions War

ロシアとEUの制裁合戦がユーロ危機の後遺症に追い討ちをかける  2014年9月25日(木)17時23分

シェイン・クラウチャー


内憂外患 しばらく前まで自信満々だったメルケル独首相だが、ロシアとの制裁合戦やドイツ企業の業績悪化で渋い顔 
               Fabrizio Bensch-Retuers



 ドイツの景況感に暗雲が垂れ込めだした。ユーロ圏の経済が依然として伸び悩む中、ウクライナをめぐるロシアと欧米の制裁合戦でドイツ企業にしわ寄せが及び始めたからだ

 ドイツのIFO経済研究所が発表した9月の企業景況感指数は104.7で、13年4月以来の最低水準だった。「ドイツ経済はもはや順風満帆ではない」と、同研究所のハンスウェルナー・ジン所長は言う。

 ユーロ圏最大の経済大国ドイツはヨーロッパの経済成長の牽引車であり、ドイツ経済に影が差せば、ユーロ圏の他の17か国にも影響が及ぶ。

 ドイツにとってロシアは重要な貿易相手国だ。ウクライナ問題で欧米諸国がロシアに制裁を課し、ロシアが対抗措置を取る状況が続けば、ドイツ経済はとりわけ深刻な影響を受けるだろう

 EUはロシアに対する制裁措置として金融取引と貿易を規制し、ロシアはこれに反発して欧米諸国からの食品の輸入禁止などの報復措置を打ち出した。ロシアはヨーロッパ向けの主要な天然ガス輸出国だが、今のところはまだガスの供給停止というカードは使っていない。

 投資家はヨーロッパとロシアの緊張の高まりを嫌気し、企業も設備投資を控え始めている。地政学的な問題に加え、ユーロ圏では緊縮財政で公共部門の支出が抑えられ、金融改革で企業や個人への銀行の貸付が大幅に削減されたことも成長の足を引っ張っている

 多くのユーロ導入国では失業率が依然として高く、インフレ率は0%をわずかに上回る低水準で推移している。ユーロ圏の今年第2四半期(4〜6月期)の経済成長率は前期比ゼロの横這いだった。

 欧州中央銀行(ECB)は民間銀行の融資を活発にし、経済成長を促すために政策金利を引き下げ、市中に大量のユーロを供給している。

 それでもユーロ圏の9月の経済成長率は今年最低を記録した。金融情報会社マークイットが発表した速報値では、ユーロ圏の9月の生産指数は52.3で、8月の52.5から下落し、今年1月以降の最低だった(この指数では50が分岐点で、それを越えればプラス成長になる)。

マークイットはサービス、製造、建設の3部門の購買担当者に調査票を送り、その結果を指数化している。「調査結果はユーロ圏経済の停滞を浮き彫りにした」と、同社のチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソンは言う。「域内生産と需要が伸び悩めば、雇用の伸びも再び鈍化し、企業が価格競争に走るため物価は下がり続け、必然的にデフレ懸念が高まる」

 今年第3四半期(7〜9月期)のユーロ圏の成長率は「せいぜい」0.3%止まりだろうと、ウィリアムソンは見ている。ドイツの0.4%が底上げしても、フランスをはじめ他の加盟国の停滞が足を引っ張ると予想されるからだ。「第4四半期にはさらに成長が鈍化しそうな気掛かりな兆候もある」

 その兆候とは、製造部門の新規受注が15カ月ぶりに減少に転じたこと。加えてサービス部門の企業の向こう1年間の景況感見通しもドイツ経済に翳りが差したために悪化している。ウクライナ危機とそれによるロシアの制裁への懸念が広がる中、単一通貨圏全体の経済的な苦境に対する懸念も消えておらず、こうした不安がユーロ圏の経済に及ぼす影響は深刻化しつつあると、ウィリアムソンは警告する。「厳しい向かい風の中で、ECBの景気刺激策が功を奏せず、今でも弱い需要がさらに冷え込む危険性がある」


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● USAはロシア制裁で失うものはないでしょう。ロシア人に嫌われる以外は。USAは資源もそれなりにあり、
  ロシアから輸入するものはほとんどないはずです。制裁で困るのはヨーロッパ自体です。

● 日本も朝鮮戦争をきっかけに経済の高度成長が始まりました。勿論その前に為替の切り下げで
  ドルに対して、1/100程度に下げたのが功を奏していますが、他国の戦争で
  儲けたのです。その後のベトナム戦争は更に成長を後押ししました


● USAだって基本的には、先の大戦は物資や資金を戦争しているヨーロッパに貸し付けて設けたのです。
  戦後は世界の富の半分以上はUSAに集まったとも言われます。それでも国連を100%支配する
  ことは出来なかったし、その後は衰退の一途です。戦後体制は崩壊しつつあるのです。


● ロシアは日本の産業技術が欲しいし、また日本の優秀な製品が欲しいのです。日本は資源が欲しいの
  です。ヨーロッパからの輸入制限がロシアを困らせているのは明白です。日本の製品を売るのは
  今は絶好の日和です。この時こそロシアに恩を売るのです。

● どうせ政治は化かしあいの世界です。真面目根性だけでは対処は出来ません。日本の製品が輸出禁止に
  なっているわけではないのですから、これを切っ掛けにどんどんとユーロの代替品を売りましょう。
  プーチンさんも喜ぶはずです。君主を喜ばしてこそ出島は確保できるのです


● たまには、ドイツの〝泣き面に蜂”を見たいものです。
  
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