今日、実家の母が入院しました。
「肺線維腫」と言う病気が分かって治療を続けているのですが、
いよいよステロイドを使った治療を受けることになって、そのための入院です。
今週初めから、調子が悪そうで、急患で病院に付き添ったり、実家へと
行ったり来たりで、なんだか落ち着きません。
今日のお話は、先日アジリティーの練習に行った時のことです。
蒼太のスタートの体制はフセです。
最初のころは、なかなかフセてくれなくて、肘が浮いててやっとフセる感じでした。
オビでも2段階に足を折りたたむようなフセだったので、一発でバンと伏せるように
1年くらいかけて治しました。
その成果がでて、アジリティーのスタート地点でも速く伏せるようになりました。
しか~し、フセても自分でズリッと前に出たり、バーやコースに対して斜めにフセさせたい時、
勝手に位置をズリッと自分で変えてしまうので、困っていました。
ラインを作りたい時にこれだと作れないっ!!
だけど、これってナオセナイカモ。。。とちょっと諦めていました。
練習の時に、自分で勝手に前にズリズリと出てスタート位置を変える蒼太をみて、
S先生の厳しいお言葉が。。。もちろん私に、跳んできました~。
「そうやって、何度もアトって言って、出ては戻して、最後に大きな声出してもダメなんです!」
「出た瞬間に戻さなきゃ!!」
そうでした。。。基本ですよね。。。ちょっと落ち込みました。。。
「フセ」も分かってる、言われた位置も分かってる、
だけど、ハードルが飛びたいから蒼太はいい加減に聞いていて、
「わかったよ、うっぜーなーっ、伏せりゃイイんでしょ、伏せりゃ! 伏せたからやろうぜっ!」
って言ってるんだよね。
そういう適当な態度を取ってるにも関わらず、私はなんとか「言って聞かせよう」と
譲歩していたのだ。
そして、治らないことを、蒼太のアジリティー好きのせいにしていたのです。
これじゃ、アジリティーやって犬が興奮症になってイケイケになっちゃったと
訳の分からない事を言ってる人と変わらないじゃないかっ!!情けない。。。
私の技量もその程度だったのか。。。まるっきりのド素人じゃん!
低レベル過ぎてほんとガックシ。。。
と、凹んでいては、あまりにも情けないので、きっちりやらせていただきましたよ。
そこで、蒼太がズリッと出た瞬間に、有無を言わさず戻しました!
断固たる思いで、「出るなよ!!」と言葉じゃなくて、気迫で制して。
すると次からは、自分で注意して素早くその場で伏せてました。
素早くその場で伏せることができるようになると、スタート地点へ行ったときに、
座る動作も速くなってて、お尻が浮かないのだ。
オビの時に「障害飛越」という科目があるのだけれど、その前へ移動し座らせると、
蒼太は跳びたい一心でお尻の落ちが物凄~く遅いスワレをするのです。
たぶんアジリティーでのスタート地点で私が蒼太に対して譲歩していた気持ちが、
オビのときにも出てるんでしょうね。
あぁ、すべてはリンクしているのね~。
とりあえず、明日、明後日、OPDESのアジリティー競技会なので、
ビシッとスタート地点決めてきますっ!!ここが治んなきゃ、上手く走れたって
私にとっては意味がないのですよ。
気持ちを一つに!それが蒼太と私のアジリティーのスタイルだからね。