to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

「フセ」-すべてはリンクしてるのねー

2011年11月11日 | Agility

今日、実家の母が入院しました。

「肺線維腫」と言う病気が分かって治療を続けているのですが、

いよいよステロイドを使った治療を受けることになって、そのための入院です。

今週初めから、調子が悪そうで、急患で病院に付き添ったり、実家へと

行ったり来たりで、なんだか落ち着きません。

 

今日のお話は、先日アジリティーの練習に行った時のことです。

蒼太のスタートの体制はフセです。

最初のころは、なかなかフセてくれなくて、肘が浮いててやっとフセる感じでした。

オビでも2段階に足を折りたたむようなフセだったので、一発でバンと伏せるように

1年くらいかけて治しました。

その成果がでて、アジリティーのスタート地点でも速く伏せるようになりました。

 

しか~し、フセても自分でズリッと前に出たり、バーやコースに対して斜めにフセさせたい時、

勝手に位置をズリッと自分で変えてしまうので、困っていました。

ラインを作りたい時にこれだと作れないっ!!

だけど、これってナオセナイカモ。。。とちょっと諦めていました。

 

練習の時に、自分で勝手に前にズリズリと出てスタート位置を変える蒼太をみて、

S先生の厳しいお言葉が。。。もちろん私に、跳んできました~。

「そうやって、何度もアトって言って、出ては戻して、最後に大きな声出してもダメなんです!」

「出た瞬間に戻さなきゃ!!」

そうでした。。。基本ですよね。。。ちょっと落ち込みました。。。

 

「フセ」も分かってる、言われた位置も分かってる、

だけど、ハードルが飛びたいから蒼太はいい加減に聞いていて、

「わかったよ、うっぜーなーっ、伏せりゃイイんでしょ、伏せりゃ! 伏せたからやろうぜっ!」

って言ってるんだよね。

そういう適当な態度を取ってるにも関わらず、私はなんとか「言って聞かせよう」と

譲歩していたのだ。

そして、治らないことを、蒼太のアジリティー好きのせいにしていたのです。

これじゃ、アジリティーやって犬が興奮症になってイケイケになっちゃったと

訳の分からない事を言ってる人と変わらないじゃないかっ!!情けない。。。

私の技量もその程度だったのか。。。まるっきりのド素人じゃん!

低レベル過ぎてほんとガックシ。。。

と、凹んでいては、あまりにも情けないので、きっちりやらせていただきましたよ。

 

そこで、蒼太がズリッと出た瞬間に、有無を言わさず戻しました!

断固たる思いで、「出るなよ!!」と言葉じゃなくて、気迫で制して。

すると次からは、自分で注意して素早くその場で伏せてました。

素早くその場で伏せることができるようになると、スタート地点へ行ったときに、

座る動作も速くなってて、お尻が浮かないのだ。

 

オビの時に「障害飛越」という科目があるのだけれど、その前へ移動し座らせると、

蒼太は跳びたい一心でお尻の落ちが物凄~く遅いスワレをするのです。

たぶんアジリティーでのスタート地点で私が蒼太に対して譲歩していた気持ちが、

オビのときにも出てるんでしょうね。

 

あぁ、すべてはリンクしているのね~。

とりあえず、明日、明後日、OPDESのアジリティー競技会なので、

ビシッとスタート地点決めてきますっ!!ここが治んなきゃ、上手く走れたって

私にとっては意味がないのですよ。

気持ちを一つに!それが蒼太と私のアジリティーのスタイルだからね。

がんばるぞっ。にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
今日もお帰りの際には欧介のお鼻をポチットお願いいたします。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする