to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

犬に対する「思い」の違い

2011年11月24日 | 日々の出来事

たまたま犬の保護活動をなさってる方とお話をする機会がありました。

「保護した犬が、咬みつき犬だった時って引き取り手は見つかるの?」

と超初心者的な質問をしてみました。

すると、意外な答えが。。。「そういう犬を受け入れたいと言う人もいるのよ~」

「人の犬に対する思いはそれぞれだから~」

咬まれても受け入れられるんだそうです。

 

私のまわりには、つい最近まで同じ方向を向いた人しかいませんでした。

服従訓練をしたり、アジリティーをしたりディスクをしたりと、犬を楽しませるために

一緒に何かをし、それをすることが生きがいのような人たちです。

犬が人に対して牙をむくなんて、お互いに楽しくないし、犬にとっても何かしらのストレスがある

と理解し、それを無くすための努力を惜しまない人たちです。

 

私は、ふと、どちらも間違ってないんじゃないかって思いました。

 

咬みつくという行為に対して、ストレスに立ち向かうのが私の考え方だけど、

そのストレスを受け入れるってのもまた別の考え方としてあると言うことなのだ。

 

どちらも飼い主にとって納得のできる犬との生活であれば幸せなのだろう。。。

 

それでも私はどう見方を変えても、咬みつく犬との生活は考えられません。

昔、欧介兄さんが咬みついてたころの事を思うと、やっぱり咬みつく犬は

大きなストレスを抱えてて、その状態を変えてやりたいと思うからです。

何をもって咬みつくのか?その原因をつきとめ、怖がってるのであれば、

メンタル面の強化できるトレーニングをするし、力を見せつけたいのであれば、

そんなことをしなくても良いんだよとしっかりと教えるでしょう。

 

だからといって、咬みつく犬を心から受け入れ、愛情を注ぐ人たちをバカにしたり、

そのやり方を批判したりするのはやってはいけないことだと思っています。

逆もしかり。。。私たちのような服従訓練をしたり、アジリティーをしている人たちを

あざ笑ったり、中傷したりして欲しくない。

 

人と違う自分の存在をもっと誇りに思うべきなのだと思うのです。

自信がなかったり、他人を意識しすぎては、自分や自分の考え方を愛せない。

不安になるから、人の考えにとやかく言いたくなる。

 

世の中、いろんな考え方や意見の人がいて当たり前なんですよね。

最近、犬に関していろんな方向を向いた人達が私のまわりに増えてきて、

面白くなってきました。

みなさん、それぞれに犬の事を真剣に考えている人たちです。

良い刺激を受けて、私自身成長していけたらいいなと思っております。

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