to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

老犬でも楽しく♪ 「脳トレ!」

2011年11月19日 | Obedience

昨日、自宅でしているフェルト教室の生徒さんから、来年度地区センターでフェルトの講習を

できないか?という相談をいただきました。

フェルトは、簡単なものなら2時間程度でできます。

でもそれは私でなくても教えられる方がいます。

私がお教室をするときには、いつも心の中に1・2回で「こんなもんなのね」

っていう内容じゃダメだと思ってやっております。

それはわかりやすいんじゃなくて、「内容が薄い!」「取るに足らない」「習うほどのことでもない」

と言うことだと思うからです。

次につながる、「これってどうしたらできるんだろう?」そんな期待が持てるお教室にしたい。

 

犬のトレーニングとなれば、なおさらです。

犬は常に心も身体も変化しています。係わり方は人それぞれだけど、一生のお付き合い。

11歳になる欧介は今でも、訓練のO先生やアジリティーのS先生に

見守っていただいています。

彼らは常に欧介の体調を見て、私にどの程度の運動をさせた方が健康を維持できるのか、

今の欧介との暮らしの中で、どのように係わっていけば充実した日々が送れるのか、

常に的確なアドバイスを送っていただいています。

トレーニングと一言で言ってしまうと「おすわり」や「まて」の練習のように思われますが、

先生方は、こちらが求める限り、生涯その犬に係わり続けてくれるエキスパートでもあります。

 

そんな欧介兄さん、先日のクリッカートレーニングをやってみました。

小さなバケツを置いて、やってみると、置いた瞬間にバケツに興味を示して、

鼻で匂いを嗅いで、ここで正解のご褒美~。

幸先いいぞ~っと思ったら、以後バケツに興味なし。。。

どんなに待っても座って待ってますぅ~のフリーズ状態が続き、どうしようかと思っていたら、

いい加減焦れた欧介が、フセたりゴローンしたり、持ってる技を駆使してきました。

 

???

これって正解にするの??どうすんの??

バケツは??

 

そうそう、私がアプローチして欲しいのはバケツなんだから、ん~っと、正解じゃないってことで。

でも、誘導しちゃいけないんだよね~~

その間も技を駆使する欧介。。。最後には訳わかんね~って感じで吠えてました。

 

とりあえず、バケツに興味を持たせるくらいイイよね。

と、ズルをして、バケツの中にご褒美を入れて食べる、入れて食べるを繰り返すと、

ようやくバケツに興味を持ち始めました。

ここで顔を突っ込んだら正解だったのが、それだけじゃご褒美はでなくなりましたっと!

順調順調~♪

お次は、何する~?欧介~♪

ひっくり返りました~、ご褒美♪  順調順調~

咥えました~ご褒美♪  順調順調~

 

ここで、欧介兄さんの引き出しが空になってしまった模様。。。

同じことを延々と繰り返し、ちょっと無理って思ったみたいで、バケツをぶん投げると

他の物にちょっかいを出し始めました。そしてバケツは。。。見向きもされなくなりましたぁ。

撃沈。。。はぁ。。。

 

だけど分かったことがありましたよ。

欧介兄さん意外と頭がかたい。

これは昔っからなんですが、物に対する執着があまりないので、

それをどうこうしようと言う気がしないようです。

その代わりと言うか、訓練をしてきたせいなのか、自分の身体を使って、なんとかしようと

考える力はあるようです。

 

あと、私が、どうしてもヒントを与えたくなってしまう。。。それも頻繁に。

ちょっとできないと、助けたくなっちゃう。。。

この自分の気持ちと行動にビックリでした。私、自立しないとダメですね~

 

それでも、なんだか楽しかった~。

久しぶりに欧介の意外な1面を見れてワクワクしました~。

もう少し工夫して欧介に合ったゲームを考えてみよう!

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Comments (4)
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