吉祥山永平寺は横浜総持寺と共に曹洞宗の大本山です。高祖道元禅師が吉峰寺を後にして寛元2年(1244)傘松峰大仏寺を開き、寛元4年に永平寺と改めました。末寺は1万5千寺を有しているそうです。檀信徒は800万人だそうです。 約760年の伝統を誇る永平寺には、78代住職、宮崎奕保禅師をはじめとする二百余名の修行僧が日夜修行に励んでいます。広大な敷地内には、山門、仏殿、法堂、僧堂、大庫院、浴室、東司などの「七堂伽藍」をはじめ、大小70あまりの堂宇がひっそりと佇んでいます。寺号の由来は中国に初めて仏法が伝来した後漢明帝の時の元号「永平」をとっています。これには「永久の和平」という意味があります。