旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

群馬県桐生にある彦部氏住宅です。

2006年09月26日 | 旅 歴史
 彦部氏住宅は室町時代に武士の屋敷として作られたもので、主屋、長屋門、冬住み、穀倉、文庫倉が国の重要文化財に指定されています。屋敷構えは背後を戦時の砦となる手臼山、残る三方を堀や土塁で固めています。中世武士の館のたたずまいを残しているのです。主屋は入母屋造り・かやぶき茅葺で、正面約18m・奥行き約11mあって規模が大きいものです。建築年代は江戸前期で全国的にも古く貴重な遺構です。当時の上層農家の姿を今に伝えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする