旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

京都の東本願寺です、

2006年09月08日 | 旅 歴史
 京都駅前に位置する東本願寺は、真宗本廟(本願寺)と称し、浄土真宗「真宗大谷派」の本山です。 広大な境内地の中心をなす御影堂(ごえいどう)には、宗祖親鸞の像を、阿弥陀堂には本尊の阿弥陀如来を安置しています。徳川家康から寺地の寄進を受け、第12代教如上人が西本願寺より分立して建立しました。中心をなす高さ38m、東西58m、南北76mという木造建築「御影堂」は世界最大級です。慶長7年(1602)、すでに退隠していた教如(きょうにょ)に徳川家康が4町四方の寺地を与え、12世を名乗らせて西本願寺から分離させたことがはじまりです。創建当時の御影堂(大師堂)は滋賀県にある長浜別院の本堂を京都に移したようです。西本願寺よりも小さかったので、万治元年(1658)、宣如が対抗意識を示してより大きなものに再建しています。三度の大火や、元治元年(1864)の兵火で諸建築は焼失し、現在のものはほとんど明治時代のものです。
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