旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

秩父神社です。

2006年09月09日 | 旅 歴史
 秩父神社は三峯(みつみね)神社、宝登山(ほどさん)神社と並んで秩父三社の一つとされ、古くから秩父地方の総社として崇敬を集めてきました。秩父神社は、市街地のほぼ中央にある柞(ははそ)の森に鎮座しています。創建は崇神天皇の時代、知々夫彦命(ちちぶひこのみこと)が先祖である八意思金命(やごころおもいかねのみこと)を祀ったのが、始まりとされています。権現造りの本殿は名工・左甚五郎作の「子育ての虎」、「つなぎの龍」をはじめとする絢爛豪華な彫刻によって飾られました。日光東照宮のような派手さはありませんが極才色で彩られた彫刻は歴史的価値があります。中世から秩父神社には星の信仰である妙見の信仰が習合しました。今もなお年に一度の大祭である 「秩父夜祭り」は12月2日・3日に開催され、妙見のまつりとして受け継がれた日本三大曳山祭りの一つとして数えられています。
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