旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

勝福寺観音堂

2013年07月02日 | 旅 歴史
 福島県喜多方市関柴町三津井字堂前にある勝福寺観音堂を紹介します。
 松嶋山勝福寺は真言宗豊山派のお寺です。最盛期には薬師堂はじめ数多くの堂宇が建ち並んでいましたが、現在は観音堂と、仁王門を残すだけになっています。
 観音堂は、昔「勝の前」が京から松島への旅の途中でこの地に没し、会津中将政保がその冥福を願って建立したと伝えられています。古くから「勝の観音堂」と呼ばれていたそうです。
 観音堂は、享禄2年(1529)に焼失し、会津領主・蘆名盛興によって再建が竣工され、永禄元年(1558)に完成しました。現在も会津33観音第6番札所になっています。
 観音堂は茅葺きの屋根を大きく付け風格を出しています。寄せ棟造りの建物で、和様の要素を多く持つ中世末期の貴重な建物です。昭和57年(1982)国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/


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