奥之院弁天堂は福島県河沼郡(かわぬまぐん)柳津町(やないづまち)柳津門前町甲にあります。
奥之院弁天堂は室町期の典型的なお堂です。大同2年(807)に空海に命じられた徳一(とくいつ)大師が開山した福満虚空蔵尊圓蔵寺の奥之院として開創しました。
奥之院弁天堂は、後に、圓蔵寺歴代住職の隠居寺になる寺格を持つようになり、明治中頃まで、圓蔵寺と同じく改宗を繰り返し、盛衰をともに歩んできました。現在は圓蔵寺とは別の宗教法人となっています。
現在の堂宇は室町時代中期の応永年間(1394-1428)に建てられたと思われます。禅宗様式(唐様)仏殿の特色を持っています。屋根は茅葺きで、出が深く勾配はゆるやかです。
宝形造り、三間四面で花頭窓や四方に扉を配しています。扉窓は釣鐘窓で真ん中に仏壇を設けてあります。大正6年(1917)に特別保護建造物に指定され、昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定されています。
柳津は、只見川と銀山川の合流点にあり、昔から水難にあうことがしばしばあったようです。このため奥之院弁天堂には、弁財、福智、延寿、除災、得勝をつかさどる弁財天が安置され、現在も厚く信仰されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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奥之院弁天堂は室町期の典型的なお堂です。大同2年(807)に空海に命じられた徳一(とくいつ)大師が開山した福満虚空蔵尊圓蔵寺の奥之院として開創しました。
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現在の堂宇は室町時代中期の応永年間(1394-1428)に建てられたと思われます。禅宗様式(唐様)仏殿の特色を持っています。屋根は茅葺きで、出が深く勾配はゆるやかです。
宝形造り、三間四面で花頭窓や四方に扉を配しています。扉窓は釣鐘窓で真ん中に仏壇を設けてあります。大正6年(1917)に特別保護建造物に指定され、昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定されています。
柳津は、只見川と銀山川の合流点にあり、昔から水難にあうことがしばしばあったようです。このため奥之院弁天堂には、弁財、福智、延寿、除災、得勝をつかさどる弁財天が安置され、現在も厚く信仰されています。
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