旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

旧五十嵐家住宅

2013年07月14日 | 旅 歴史
 福島県河沼郡(かわぬまぐん)会津坂下町(あいづばんげまち)大字塔寺字大門にある旧五十嵐家住宅です。
 旧五十嵐家住宅は恵隆寺(立木観音)の隣にあります。もともとは中開津の五十嵐智信氏の所有でしたが、昭和43年(1968)に会津坂下町に寄贈された建物です。
 昭和30年(1955)頃までは住居として使われ、その後は物置として使用されてきたため、比較的改造の少ない旧形状で保存されていました。当時の会津平坦部の中堅農家(本百姓)の住宅の様子を今に伝えています。
 昭和43年(1968)に福島県の重要文化財に指定され移築復元されました。その際「享保14年(1729)の墨書」が屋根の梁上の小屋束の溝から見つかり、建築年代の明らかな建物として、昭和46年(1971)に国の重要文化財に指定されました。
 建物は、桁行8間半、梁間3間半の寄棟造り、茅葺きの直屋です。正面に向かって左寄りに「とんぼぐち」があります。敷地内には旧五十嵐家の厠(桁行2間、梁間1間)と旧古川家籾倉(桁行2間、梁間2間、江戸中期~後期)が移築保存され、平成8年(1996)に会津坂下町の有形民俗文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
http://jf0rak.blog.fc2.com/


日本一周 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恵隆寺観音堂

2013年07月14日 | 旅 歴史
 恵隆寺観音堂は福島県河沼郡会津坂下町大字塔寺字松原にあります。
 恵隆寺観音堂は桁行5間、梁間4間、一重、寄棟造り、向拝一間、茅葺きの鎌倉初期の純和様建築です。明治37年(1904)に国宝になり、現在は国の重要文化財の指定を受けています。
 堂内には「だきつきの柱」があり、この柱に抱きついて心願すると願い事がかなうといわれ「だきつき観音」とも呼ばれます。また老人の後生安楽の心願から「ころり観音」などとも呼ばれています。中田観音、鳥追観音とともに「ころり三観音」として有名です。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
http://jf0rak.blog.fc2.com/


日本一周 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする