フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月9日(月) 晴れ

2012-04-10 01:36:23 | Weblog

  7時半、起床。ウィンナーソーセージ、レタス、トースト、牛乳の朝食。今日はずいぶんと暖かい。   

   昼から大学へ。これまで昼間暖かくても夜に冷え込むことが多かったので、コートを(ライナーを外して)着て家を出ていたのだが、今日はもうコートは不要だ。JR東京駅からメトロ大手町駅まで歩く途中で、「屏南」で昼食(ねぎチョーシュー麺)をとる。

  キャンパスの桜は満開を通り越して(たぶん昨日あたりがが満開だったのだろう)、ハラハラと散り始めていた。戸山キャンパスにはたくさんの桜の木があるが、スロープを上がって、文カフェの方向へ曲がる手前にある桜の木が、戸山キャンパスを代表するものではないだろうか。メインストリートの桜だ。

  今日は授業も会議もない月曜日だが、明日の授業、明後日の運営主任会の準備があって出てきたのである。教務室でしばらく仕事。

  一段落したところで、一服しに外に出る。36号館前を通ったのだが、ちょうど4限と5限の間の休み時間で、学生が教室から出てきたところだった。このところ、キャンパスを歩くと、名前を知らない学生からよく挨拶をされる。新入生の科目登録ガイダンスや、現代人間論系の科目登録ガイダンスなど、大人数の学生を前に話をする機会が何度かあったためだろう。桜の花を撮っていた学生が傍らの八重椿に気づき、「わぁ、きれい」と声をあげたので、「きれいでしょ。八重椿というんだ」と声をかけたら、笑顔で会釈を返され、「村田先生ですよね?」と聞かれた。ち、違いますけどね・・・。

 

  

  「フェニックス」で一服。今日の初夏のような気候には、コーヒーでなく、クリームソーダが飲みたくなる(ここでは「クリームソーダ」ではなく「ソーダフロート」という名前でメニューには載っている)。マダムが、「先日、大久保先生に教えてもらったといって、女の方がクラスコンパの相談に来られました」と言った。どなただろう。人数は30人と言っていたそうだから、必修基礎演習の担当の先生だろうか。

  6時半まで仕事をして帰る。スロープを降りながら見上げた空はほのかに昼間の明るさを残したていた。

  夜、ボブ・マーリーの「No Woman No Cry」を聴く。入学やら就職やら、4月から新しい生活が始まって、しかし、必ずしも順風満帆の人ばかりではあるまい。泣きたいような気分の夜もあるだろう。そんなときに聴くといいと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=ptuwl6_QqBw