8時、起床。今日も春らしい陽気だ。けれど何やら寒気がするのは風邪の引き始めかもしれない。腹の調子もよろしくない。パブロンとビオフェルミンを飲む。バターもジャムもつけないトースト一枚だけの朝食。
午前中は授業の準備。私が他人の必修基礎演習の学生(新入生)の一人からインフルエンザにかかって今日の授業にいけません、どうしたらいいでしょうかというメールが届く。新学期早々インフルエンザとは気の毒に。とりあえず事務所と保健センターに電話連絡をするように指示する。インフルエンザは一定期間で必ず回復するから焦らずに静養してください。
昼から大学へ。スロープは桜の花びらがいっぱい。
3限はその必修基礎演習。文化構想学部には33の必修基礎演習のクラスがあるが、私が担当するのは7である。ラッキー7だと考えるほど数字へのこだわりはない。学生の人数は30名。インフルエンザの学生を除いた29人が出席。これからの授業の大まかな流れを説明して、テキストの担当グループ(5人一組の6グループ)を決めてから、グループごとに前に出てもらって自己紹介をしてもらう。序盤で、ローラのモノマネをした子がいて、けっこう似ているのだが、これで全体の雰囲気がいっぺんにやわらいだ。えらい、よくやった。私も田中邦衛のモノマネをしようかと思ったが、我慢する。
4限は演習「個人化の社会学」。休み時間の間に、空腹を満たすために、教員ロビーの無人販売所に売っているバームクーヘン(100円)を食べる。この演習は受講生が104人いる。演習としては異例だが、0次登録で登録申請した学生はすべて引き受ける「定員なし演習」という実験的試みである。「とりたい授業が選外になってしまってとれない」という選外問題への対処だが、そのかわり大人数の演習になると思うので、それは承知で申請してほしいと科目登録ガイダンスのときに言っておいた。演習と講義の違いは受講生の人数ではなく、受講生が報告者という役割を担うかどうかにある。この演習でも全員に報告してもらう。13回の報告を8人一組のグループでやれば、104人でピッタリ収まる。その8人を口頭報告組(4名)とレポート組(4名)にわけてグループ報告を構成する。で、さっそく13のサブテーマを発表して、取り組みたいサブテーマを自己申告してもらう。思ったほどテーマによる希望者の人数に偏りはなく、比較的簡単にグループが決まる。グループごとに同じ集まってもらって、自己紹介や今後の相談をしてもらう。授業プランに若干の修正が必要だが、まずは港を船は離れたのであった。よい航海を!
授業を終えて、教務室に戻る。疲れと空腹で元気が出ない。「ごんべえ」で遅い(遅すぎる)昼食をとる。久しぶりの忍者うどんなり。
教務室で10時まで仕事をしてから、帰る。「神戸家」の50%オフの時間に前を通ったので、夜食(夕食)用にアップルパイを購入。帰宅して、風呂を浴びてから、一切れ食べる。