9時15分、起床。
一階の雨戸を開けるのは私の役目。最近は雨戸を開けると強い日差しと、その日差しを浴びて輝く庭木の姿が目に飛び込んでくる。
今日も暑い一日になる。
トースト、カレー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。昨日のカレーと今朝(コンビニ買った)のパンだ。
今日の『半分、青い』(週末に朝ドラを一週間分をまとめて観ている方は、この段落は飛ばして下さい)。締め切りまでに作品を書きあげることのできなかった鈴愛。「雑誌に穴が空いちゃいますよ!どうしてくれるんです」と憤慨する編集者に秋風羽織がこういう事態を予想して描いておいた作品を渡す。「原案 楡野スズメ、作画 秋風羽織」と師弟共作の形になっている。はっきりしたことは次回にならないとわからないが、これは漫画家になることを(続けることを)断念する鈴愛へのはなむけである。将棋の世界でも見込みがないと師匠が見限った内弟子を故郷に返すときに師匠は弟子と一局差して、その記念の棋譜(師弟共作)を新しい人生のはなむけとして渡す。そういう慣習がかつてあったと聞いたことがある。大山・升田時代の話である。
昼食をとりに出たのは2時半を回った頃である。
雲ひとつない、きっぱりとした夏日である。
西口駅前商店街のアーケードの中は各店舗から出てくる冷気で涼しい。
「カフェドコバ」へ。
ビーフシチューセットを注文。コーヒーはお替りできるので、まず最初に出てくる。
ビーフシチューセット。既視感があるのは朝の食卓と似ているからである。そうだ、朝がカレーだったなと、この時点で気づく。かぶっちまったかな。パンかライスかを聞かれななかったが、ライスという選択肢はないのだろう。
しかし、食べてみると、当然のことだが、カレーとビーフシチューでは味が違う。朝がハッシュドビーフだったら明かに被っていたが、カレーなので大丈夫。
トーストは2枚。そういえば注文のとき「パンにしますか、ライスにしますか」とは聞かれなかった。もしかしたら時間が遅くてもうライスがなくなってしまったのかもしれない。でも、それなら、「もうライスはありません」と言うだろう。ということは、ライスという選択肢は最初からないということだ。
食事がすんだ頃に二杯目のコーヒーが注がれた。
しばらくここで書きものをしていく。ここはもの思いカフェだ。滞在時間は2時間に及んだ。
午後5時の西日。
「phono kafe」に顔を出す。
金柑と青梅ジャムのかき氷を注文。
鎌倉の「こすず」ですでに宇治金時(わらび餅入り)を食べているから今シーズン初ではないが、「phono kafe」では初のかき氷である。
スマホで写真を撮って自宅にいる妻にラインで送ったら、「私もいこうかな」と言って来た。「早くおいで」と返すと、「席ある?」と聞いてきた。うん? あるに決まってるでしょ。私がいるんだから。「あるよ」と返して、そのことを大原さんに言ったら、「一緒のテーブルに座りたくないんじゃありませんか?(笑)」と言ったから、他のテーブルの客たちがクスクス笑った。大原さん、なんてこと言うんですか(笑)。少しして妻が店にやってきた。他の客の視線が妻に向けられる。「一体、どんな女性なんだろう」と。大原さんが「相席でよろしいですか?」と妻に聞いた。大原さん!(笑)席に着いた妻にこれまでの経緯(なんで大原さんがあんなことを言ったのか。そして他の客たちがなんでクスクス笑っているのか)を説明した。妻は「だって、他の常連のお客さんとタカジさんが相席していることもよくあるでしょ」と言った。ああ、そういうわけね。
妻はメロンとレモンジャムのかき氷を注文。私も一口わけてもらったが(他の客たちに仲のよい夫婦であることをアピールするために)、なかなか美味しい。次回はこちらを注文しよう。店を出るとき、他の客たちに笑顔で会釈する。
夕食は、鯖の味噌煮(缶詰)と青菜の炒め、
椎茸のバター炒め、刺身豆腐、味噌汁、ご飯。
デザートはスイカ。
ライフストーリーインタビュー調査の共通質問をとりまとめて簡易版の質問票を作り、ゼミ4年生にメール添付で送る。
それから風呂を浴び、今日のブログを書き、3時からのワールド杯日本対ベルギー戦を観る。でも、最後までは観られない。明日は3限から授業がある。前半0-0で終わったところまで。ベルギーに攻め込まれている時間が長いが、ときに日本にもチャンスの場面がある。
4時、就寝。