7時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
最近の『半分、青い』はあまりにドタバタ、ハチャメチャではないかという評があるようである。そうかもしれない。でも、それはダメだとは私は思わない。「運命の人」と結婚できなかった。「天職」と思っていた漫画家をやめてしまった。結婚と職業という人生の二大テーマで挫折したのである。ドタバタ、ハチャメチャになるのも無理はないし、むしろ人生の一時期として、必要なのではないかと思う。そうやって人生のバランスは保たれているのではないだろうか。
午後2時を過ぎた頃、昼食を食べに外に出る。あ、暑い。この暑さは尋常ではない。わが人生において過去に経験したことのない暑さである。じっとしているとトーストになりそうだ。
このところ野良猫のナツは我が家の玄関先の日陰で一日中横になっている。冬は家の中が温かいことを知っていて、入ってこようとするナツだが、ナツは家の中が涼しい(クーラーが効いている)ことは知らないのだろう。教えてやろうかしら。
「phono kafe」は先週末が臨時休業だったので、2週間ぶりである。
ご飯セット(おかず3品、ご飯は軽めで)を注文。
ポテトとコーンのサラダ、玄米ビーフン春巻き(バルサミコソースで)。
ベジミートの青椒肉絲風。春巻きと並んで好きな料理だが、なかなか二つが同じ日に出ることはなかったのだが、今日は嬉しい。大原さんにそう言うと、「そうおっしゃっていたのでそうしてみました」とのこと。リップサービスでも嬉しい。
桃パンがメニューに出ている。これを注文しない手はないだろう。
梅ソーダと一緒に注文する。
今年の桃パンはコンポートした桃を使っている。昨年までは生の桃だった。そのことを大原さんに言うと、今年の桃は少し糖度が低いのと、保存のことを考えてコンポートにしましたとのこと。見た目が貝柱がパンにのっているように見える。
盛岡(大原さんの故郷)のお土産をいただく。「よっちゃんなんばん」。冷奴にかけて食べると美味しい。
「phono kafe」を出て、仏花を買いに花屋へ行く。この暑さでは仏花もすぐに萎れてしまう。
南無阿弥陀仏猛暑の仏花萎れけり たかじ
そんなざれ句を作っていたら、句会の主宰の紀本さんから今度の日曜日の句会の参加者が3名しかいないと連絡が入る。相談して夏の句会は中止にすることにした。この暑さでは、句会が苦会になりかねない。「カフェゴトー」に連絡して予約をキャンセルする。
次回の句会は9月上旬の予定。「そのころには涼しくなってますよね?」と紀本さん。「いやいや、残暑かもしれませんよ」と私。
予感して身悶えのする残暑かな たかじ
「面白いですけど、夏バテ中なので笑えないです」と紀本さん。
夕食は本物の青椒肉絲、
春雨サラダ(明太子を添えて)、ワカメと卵のスープ、ご飯。
デザートはヨーグルトとブルーベリー。
地方で働いている卒業生の何人かから、夏休みに東京に戻ります(遊びに行きます)ので、お会いできますかとの連絡をいただく。できるだけご要望にはお応えしますので、連絡はお早めに。
2時、就寝。