9時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今日は卒業生のユミさん(論系ゼミ1期生)と「まやんち」でピーチメルバの約束をしていたのだが、台風で中止となる。でも、「まやんち」の予約はキャンセルにはせず、妻とピーチメルバを食べに行く。私は今シーズン5個目、妻は2個目。今日は桃のスライスの数が9枚ある。昨日よりも桃の大きさが小ぶりになっていた。日によってばらつきがあるようだ。
紅茶はニルギリを注文。
「まやんち」で先にデザートを食べて、その足で「天味」にランチを食べに行く。
私は上天丼。(妻は天ぷら定食を注文)
天ぷらはそのまま食べるのであれば塩か薄めののつゆが美味しいが、ご飯と一緒であればやはり濃いめの丼タレをくぐらせたものが美味しい。
「天味」に来たのは近くのクリーニング屋で洗濯物を受け取るついでがあったからである。
クリーニング屋のある四つ角の風景は蒲田らしい。
妻は帰宅。私は鵜の木(多摩川線)に行く。
鵜の木駅のそばにあるギャラリー「hasu no hana」が本日の展示を最後に戸越公園(大井町線)に移転するので挨拶に行く。
駅からは歩いて数分である。
改札口の前の「鵜の木名店街」ビル。「亀屋万年堂」と「ヤマザキパン」と「100円ショップキャンドゥ」の3店舗しか入っていない「名店街」である。
鵜の木駅前交番前の交差点を渡って左折するとすぐである。
移転の理由は建物の老朽化である。さもありなん。
ここでの最後の企画展は寺村チコ「さよなら、嘘だけど」。彼女の企画展は3度目である。
シルクをつかった染物による造形である。孔雀がモチーフだそうだが、私には深海の生命体のように見える。
ギャラリー全体が水槽の中にあるように感じられる。
床のガスメーターまでがオブジェのように見えてくる(笑)。
購入したい作品もあったが、さすがに最終日、すでに売約済のマークが付いていた。
コーヒー(ブラジル)を注文し、オーナーのフクマさんから移転先の話を聞いていたら、作家の寺村さんご夫婦が群馬から到着され、庭で獲れたというレモングラスをフクマさんにお土産に渡された。レモングラスはお茶としてときどき飲んでいるが、草そのものを見たのは初めて。稲の葉みたいに立派である。ちぎって匂いをかぐとたしかにレモングラスの香りである。
「さよなら、嘘だけど」という今回の企画展のタイトルは、「hasu no hana」は閉じまず。嘘です。来春、新たな場所で再開しますという意味が込められているのだろう。2011年6月のオープン以来、実に120以上の企画展をやってこられた街の小さなギャラリーである。「採算」など取れようはずもないが、それでも庶民の生活の中にアートとういうものが根付くことを願って、コツコツと活動してきた、そしてこれからも活動されていくフクマさんを、私も微力ながら応援したいと思う。
「hasu no hana」が移転してしまうと、もうこの駅に降りることがなくなってしまうかもしれない。ちなみに一つお隣の下丸子駅には「喜楽亭」があるから月に一度は降りるけれど。
夕食は焼きそば。
麺はいままで別のものを使っていたが、今日は「まるちゃんの焼きそば」を使っているそうである。うん、美味しい。
デザートは昨日メグさんからいただいたお土産。
深夜、雨も上がったので、ウォーキング&ジョギング。
風呂に入り、寝る前に本日の『半分、青い』を録画で観る。お産で里帰りしたときにブッチャーから律にも子供が生まれ、しかし、夫婦仲は必ずしもうまくいっていないようだという話を聞く鈴愛。自分も結婚し、子供も出来た。もう律のことで気持ちが動くことはない。そう答える鈴愛。しかし、わざわざそういうことを言うこと自体が、「動いてはダメだ」といっているのと同じである。北川悦吏子、君は鈴愛もどこへ向かわせようとしているのか。
2時、就寝。