8時、起床。
トースト、サラダ(+卵焼き)、牛乳、紅茶の朝食。
今日の『半分、青い』。涼次が落ち込んでいる。落ち込んでダメ男になっている。それはそうだろう、2年間かけてやっと完成させたシナリオの映画化を兄と慕っていた元住吉祥平に横取りされたのだ。「祥平さんに撮っていただけるなら嬉しいです」と精一杯の「いい人」ぶりをみせたものの、その反動がこれである。そして鈴愛が妊娠する。こんなときに。生々しい生の現実である。妊娠は、それが夫婦間のものであれ、婚姻外のものであれ、停滞した現実を動かす力がある。少なくともドラマでは常にそういう使われ方をする。北川悦吏子も当然それを意識しているはずである。と同時に、妊娠は現実を動かしずらくするというもう1つの面もある。夫婦関係とはフィクションである。だから取り消す(離婚)ことができる。しかし、親子関係はリアリティだ。これを取り消すことはできない。これまで自由奔放に、別の言い方をすれば、自己中心的に生きてきた鈴愛だが、これからはそうはいかなくなる。翼の折れたスズメから身重のスズメになったのである。
お昼に家を出て、大学へ。今日は曇り日でこれまでがこれまでだっただけにしのぎやすさがある。
3限は大学院の演習。Tさんの発表。これで今学期の演習は終了。よい夏休みを!
15分の休み時間の昼食はおにぎり2個(昆布と梅)。
4限はゼミ論個別相談。前半はTHさん。わらび餅の差し入れをいただく。きな粉の量が多くてわらび餅が見えない(笑)。後半はMoMさん。二人ともテーマがまだ定まっていない。夏休み中にもう一度いらっしゃい(毎週水曜日の午後をオフィスアワー・イン・サマーといたします)。
5限は講義「日常生活の社会学」の教場試験。いつものことだが、試験のときは出席者が増える。出席率94%、空席がほとんどない。試験監督をしてくださった院生のみなさん、ご苦労様でした。
7時半、帰宅。
親子丼、もずく、香の物(柚子大根)、豆腐とワカメの味噌汁。
今夜の親子丼は吉野家の牛丼張りの汁ダクである。
デザートはメロン。
授業は本日ですべて終わったが、これから答案とレポートの採点が待っている。一気呵成に行くか(連日それだけをやる)、ぼちぼち行くか(他の仕事と並行してやる)。後者ですね。シンポジウムで話した内容を記憶が新鮮なうちに原稿にしないとならない。
4時、就寝。いきなりの夜更かし半端ない。