8時、起床。
トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶のブランチ。
妻と1時に家を出て、原宿へ。東郷神社で甥っ子のヨシユキ君の結婚式があるのだ。
原宿駅を下りると正面に竹下通り。この暑さの中大変な混雑である。ふぅ。
竹下通りを避けて、一本横の道を行く。
東郷神社。社殿の前では挙式を終えた人たちが集合写真を撮っている。
神社横の東郷記念館。1階のカフェは「東郷カフェ」という名前だが、アルファベットで表記すると「To go Cafe」と英語っぽくなる。
親族控室には新郎ヨシユキ君と新婦ハルカさんのイラストが描かれたウェルカムボードが。
控室の窓からは庭園が見える。
ちょうど他家の挙式がこれから行われるところである。楽師らに先導されて社殿へ向かう新郎新婦とそのご両親の姿が見える。
親族紹介室へ移動。紹介室とは言っても、すでに自己紹介はさきほど控室ですませているので、係の方から社殿での挙式の注意事項の説明を聞いた後は、新郎新婦の写真を撮ったりしながら挙式開始の時間を待つ。
新郎(ヨシユキ君)と新婦(ハルカさん)。
ヨシユキ君は緊張気味である。ハルカさんの方が笑顔にゆとりを感じさせる。
ヨシユキ君の兄と母(私の妹)と父と一緒に。
ハルカさんのご家族ご親族は大阪からいらした。
挙式が始まる。
われわれは池の畔で一行を待つ。
今日も東京は猛暑日だが、木々と水と土のある神社の境内はいくらか風が吹いていてしのぎやすい。
われわれも一向に加わって社殿に向かって歩を進める。
社殿に到着。
横では観光客がわれわれを写真に取っている。
社殿内での挙式の写真撮影はNG。
挙式はつつがなく行われた・・・と書きたいところだが、ヨシユキ君が二礼二拍手一礼の二礼を飛ばしていきなり拍手をしそうになったので、神主さんがあわてて拍手を止めさせて、指導をした(笑)。
挙式の後、社殿前で記念撮影。下の写真は撮影が終わった直後。
「ケンジントン」の間で会食。親族のみの小規模の挙式なので、会食もこじんまりとした部屋かと思っていたが、とてもゆったりとした空間だった。
新郎新婦入場。
新郎のウェルカムスピーチの後、鏡割り。
ヨシユキ君の表情も先ほどと比べるとやらわいできた。
ここで私がご指名により祝辞と乾杯の発声。
料理が運ばれてきた。最初の一品はメニューには載っていない鰻と蕎麦のガレットを使った料理。ヨシユキ君がここを東郷記念館を式場に選んだ理由の1つが料理の美味しさだったとウェルカムスピーチの中で言っていた。それは楽しみだ。
モリーユ茸とアローカナ(ニワトリの品種)の卵を使ったスープ。
オマールエビとホタテガイとマンゴーにキャビアと旬の野菜を添えたオードブル。
新郎新婦がみんなにビールを注いで回りながら言葉を交わす。スタートはハルカさんの弟さんだ。
ヨシユキ君の父方のお祖父さん、お祖母さんと。
母方の祖父母、つまり私の両親はすでにない。三年前に亡くなった母はヨシユキ君のことをとても可愛がっていたから、もしここにいたらどんなにかよころんだだことだろう。
新郎新婦が私のところへ来たとき、2人のなれ初めを聞いた。他の方たちもこれには関心があったので、みなさんに聞こえるようにヨシユキ君が話をした。
ちなみに2人のプロフィールはこちら。「好きな食べ物」のところに、「はるちゃんのチキンカレー」「よしくんのカルボナーラ」と書かれているのが微笑ましい。
フォアグラのソテー。ソースには東郷蜂蜜(境内の一画で養蜂が行われているのだろうか)が使われている。
新郎新婦を囲んでの記念撮影が行われた。
ヨシユキ君の両親と兄さんと一緒に。
ハルカさんの両親と弟さんと一緒に。
ハルカさんの母方のお祖母さん、伯父さん夫婦、伯母さんと一緒に。
ヨシユキ君の伯父さん夫婦(つまり私と妻)と一緒に。妻のしているネックレスは今日のための作ったお手製である。
白身魚とアワビのポワレ。ソースには江戸川の小松菜が使われているそうだ。
牛フィレ肉のロースト。付け合せはチョリサのサルサ、野菜のオーブン焼き。
ここで出席者ひとりひとりがスピーチ。ヨシユキ君からは「簡単に自己紹介を」と言われたが、すでに自己紹介は済ませていたので、新郎新婦へのお祝いの言葉となった。友人や職場の人が中心の披露宴では親族が話す機会はほとんどないが、親族だけの披露宴ではその機会が十分に与えられて、みな心のこもったスピーチとなった。これはよかった。下の写真はハルカさんのお母さん。
ハルカさんの母方のお祖母さん。
ハルカさんの伯父さん。
ハルカさんの伯母さん。
ハルカさんのご親族はみなさん小顔でいらっしゃる(笑)。
室内に流れるBGMリスト(の一部)。新郎新婦が相談して決めたそうである。
デザートとコーヒーが運ばれてきた。
さて、そろそろ〆のイベントの時間だ。
それにしても新婦ハルカさんは笑顔の素敵な女性である。
新郎新婦から両親への記念品の贈呈。何かの苗木のようである。
新婦のお父さんの挨拶。
新郎のお父さんの挨拶。
新婦の挨拶。
新婦が話されているときに新婦のお母さんがわれわれに背中を向けた。涙がこらえられなくなったようである。
そして新郎の挨拶。
これにて披露宴はお開き。「言葉」に溢れた披露宴であった。職場の方や友人中心の披露宴では「言葉」は少なめで、映像などの「余興」が中心だが、今日はあらためて「言葉」のあたたかさを十分に感じることができた。素敵な結婚式であったと思う。
ヨシユキ君、ハルカさん、どうぞあたたかな言葉に溢れた家庭を築いて下さいね。
帰りは竹下通りを歩いて駅まで行った。実は私、竹下通りを歩くのは初めてある。混雑具合は鎌倉の小町通りに似ているが、小町通りと違って、入ってみたいと思う店はない。「場違い」というのはこういうときに使う言葉だろう。
帰宅して、引き出物の袋を開ける。ほぅ、一種福袋的な面白さを感じる。わかい2人があれこれ相談して決めたのかと思うと微笑ましい。
夕方の食事だったので、夕食は不要と思ったが、10時頃になると小腹が空いて来た。カップヌードルを食べる。
夜食を食べてしまった落とし前をつけるためにウォーキング&ジョギングを4キロほど。
2時、就寝。