8時半、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
コロナをめぐる規制が緩和される方向に動いている。
こういう記事を目にして、「自分は該当者である」ということに驚かなくなった。
今朝は雨が降っている。これまでの「晴れ、一時雨」とは違う、秋雨の空である。
1時に蒲田駅で卒業生のキミヒロ君(論系ゼミ3期生)と待ち合わせる。彼は子どものころ糀谷(京急線)の辺りに住んでいたそうで、何かにつけけ蒲田には来ていたそうである。だから土地勘はある。
ランチはベトナム料理の「ティティ」で。人気店で、開店前から人が並ぶが、1時過ぎに行くと最初の客たちがぼちぼち席を立つので、すんなり入れることが多い。今日もそうだった。
とりあえず注文するものは決まっている。春巻き二種である。
生春巻き(エビ入り)。味噌で食べる。
揚げ春巻き。甘酢で食べる。
どちらもビールが合う(私は飲みませんけどね)。
五目フーテュ。汁そばのつもりだったが、汁なしそばだった。そうか、よく注文しているのはサイゴン風フーテュだった。まぁ、これはこれでいいか。
付いて来たスープをかけて食べるとちょうどいい。
鶏おこわ。
私のブログの読者であれば、私が卒業生とよく会っていることはご存知と思うが、男性が登場することは珍しい。登場するときは女性とペアであるか、男性複数であるか、仮に男性単数の場合は研究室を訪ねてくるかであって、男性単数が私の地元の蒲田を訪ねてきたのは初めてのことである。
実は8月に卒業生のミサさんと会ったとき、ゼミ同期のキミヒロ君も一緒にという案が出たのだが、私の行きつけのカフェの多くが「相席は2人様まで」という制限があるので、その案は実現しなかった。そのとき彼とは後日単独で会いましょうということになったのである。
ゼミ3期生とは、卒業後、一番よく会っている。そもそも卒業後に会うというパターンが定着したのがゼミ3期生からであった。1期生、2期生とも会ってはいたが、それはポツポツという感じだった。しかし、3期生は先輩たちが私とカフェをしている様子を(私のブログを通して)見ていたために、一種の予期的社会化が行われたのであろう。
3期生はまとまりのよい代であったが、しかし最初からそうであったわけではない。それが3年生の12月の合宿のときに、キミヒロ君が女子たちの部屋を訪ねて行って、「俺たちこのままではいけないような気がする」というような趣旨の発言をして、それは実はみんなが思っていたことであったので、その日をきっかけに打ち解けた会話ができるようになったというエピソードがある。彼はゼミの功労者なのだ。
缶ビール2本のせいか、彼の語りはしだいに熱を帯びてきた(笑)。
「ティティ」を出て「スリック」へ移動。2時半に予約を入れておいたのだ。
ドリンクは二人ともグレープフルーツのセパレートティーを注文。
シフォンケーキは私はラムレーズン。巨峰とマスカットを添えて。
彼は無花果のシフォンをチョイス。
「ティティ」では学生時代の話が多かったが、ここでは将来の話(人生設計)の話を中心に。
途中からマダムも話の輪に加わり、結局、「スリック」には3時間ほど滞在することになった。
ミサさんによろしくね。
彼と一緒に京浜東北線に乗り、私は大井町で下車して、ヤマダ電機で新しい無線LANルーターを買う。
夕食は肉ジャガ、蓮根と挽肉のピリ辛炒め、玉子焼き、ワカメと麩の味噌汁、ごはん。
キミヒロ君からいただいたお土産を開ける。
それを摘まみながら、句会LINEで送られてきた明日のオンライン句会の作品(30句)に目を通す。兼題の「恋」の句が目立つのはそれをテーマとして正面から詠んだ句が多いからだろう。「天」一句、「地」二句、「人」二句、すんなりとはいかなかったが、一応、選句はできた。
風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をradikoで聴きながら、今日の日記とブログ。
2時15分、就寝。