9時半、起床。
トースト、目玉焼き、サラダ(+サラダチキン)、牛乳、紅茶の朝食。
食事をとりながら朝ドラを観る。『露営の歌』(1937年)が大ヒットして、出征兵士を見送る歌の定番になったというところまで時代は進んだ。
俳優の斎藤洋介さんが亡くなった。69歳だった。ネットニュースですでに知っていたが、あの「男たちの旅路シリーズ」の『車輪の一歩』(1979年)がTVドラマデビュー作だったというのは初めて知った。強烈な印象を受けたことを覚えているが、その強烈な印象の一部は彼の容貌にあったと思う。「面長」という表現をしていた記事もあったが、それは控え目な表現で、「面長」という言葉の尺には収まらないものがあったと思う。尾崎放哉が三遊亭円右(初代)の訃報を聞いて「糸瓜が笑ったやうな円右が死んだか」という句を作ったが、斎藤洋介の訃報に私はこの句がすぐに頭に浮かんだ。
俳優の藤木孝さんの訃報も載っていた。
お二人のご冥福をお祈りいたします。
昨日のブログを書いてアップする。
昼食はコンビニおにぎり2個(鮭と梅)とミニカップうどん。
3時からオンラインでのゼミ論指導。ドアのところにかける札は「収録中」「授業中」「会議中」「カフェ中」の4種類しか用意していないが、「授業中」が一番近いだろう。
1時間の予定を15分ほどオーバーして終了。
散歩に出る。今日は秋晴れの一日だ。
近所の専門学校のキャンパすの芝生の上にムクドリがたくさんいる。ロンドンの公園にはムクドリがたくさんいて、小沼丹が在外研究でロンドン暮らしをしていたときのことを書いた『椋鳥日記』はそれにちなんだタイトルである。あののんびりとした文体はよかった。
大森の「sanno2198」に顔を出す。しかし、満席で退散せざるを得なかった。
今週から野田直子さんのミニ写真展が始まったようだが、今度来たときゆっくり拝見しよう。一番入口に近いところにかかっている「雨のオンフルール」。
さて、どうしよう。
あかあかと日はつれなくも秋の風 芭蕉
ジャーマン通りを先の方へ歩いてみる。
以前から評判は聞いていて、まだ一度も行ったことがなかった「パーチ・コーヒー」に行ってみる。しかし、ここも満席だった。
「ルガリュウM」というケーキ屋さんの2階がカフェになっているようである。
2階に上がると、ケーキは1階で注文するシステムだと言われる。テイクアウトの客の後ろに並ばなくてはならず、注文するのに時間がかかった。2階にケーキのメニューなりサンプルがあって、そこで注文してもってきてくれるとありがたいが、人手が足りないのだろう。
コロナ対応でテーブルは間引いてあるようである。
苺のモンブランと浅炒りのコーヒーを注文した。
「人気ナンバーワン」商品だそうだが、確かに美味しい。
美味しいケーキとコーヒーを飲みながら、沢木耕太郎『旅のつばくろ』を読む。客は私のほかには常連と思しき年配のご婦人が一人だけ。彼女は本を読むでもなく、スマホをいじるでもなく、ただ静かにお茶を飲んでいる。
30分ほど滞在して店を出る。店の外にはテイクアウトの客が行列を作っていた。私は知らなかったが、人気店のようである。
「ベイクマン」がやっていたので(先週は休みだった)食パンを買っていく。
大森駅までの道は暑かった頃に比べて短く感じた。
蒲田に着いて閉園時間(6時)10分前の「かまたえん」に上る。
雲のない穏やかな夕暮れ空である。
夕食は鰹のたたき、油揚げの卵巾着煮、サラダ、海老団子汁、ごはん。
鰹のタタキには紫蘇と葱とポン酢。
説明しよう。油揚げの卵巾着煮とは、油揚げの中にゆで卵を入れて煮たものである。
食事をしながら『キケンな2人』第2話(録画)を観る。破天荒な刑事役と俳優田中圭のイメージがどうも合わない。
風呂に入る前に近所をウォーキング&ジョギング(2.5キロほど)。
風呂から出て、今日の日記とブログ。
2時半、就寝。