フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月8日(金) 晴れたり曇ったり

2021-01-09 11:55:42 | Weblog

8時半、起床。

雲も多いが青空も。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『おちょやん』。山村千鳥(若林真由美)の付き人となった千代だが、千鳥のあまりの横暴ぶりにとうとう切れてしまう。座員頭の清子(映美さくら)がカフェにやってきて千代に戻って来てほしいというのだが、そのとき、清子もビールの飲んだ勢いでさんざん千鳥の悪口をいう(でも千鳥のことが大好きなのである)。その悪態ぶりがふだんは楚々として折り目正しい彼女の姿とギャップがあってよかった。映美さくらは宝塚の月組の娘役のトップだった人。

昨日のブログをアップする。

少し寒気がするので、体温計を使ったが、とくに熱はない。たんに今日が寒いせいかもしれない。床暖房のレベルを1つ上げる。

空に不穏なムードが漂っている。

娘から送られてきた小説の原稿を読む。娘の芝居は全部観ているが、小説を読むのは初めてである(最近、書き始めたようである)。原稿用紙換算で50枚程度のもので、少し長めの短篇小説である。諸般の事情でタイトルや内容にはふれることができないが、なかなかよく作り込まれたストーリーで、「プレバト」の用語を使えば、「才能あり」。あれこれの伏線が終盤でつながる構想力や、語り手が終盤で交代するという難しいテクニックや、哲学的ともいえる長台詞を緊張感をもって読ませる筆力は、「一発特待生」でもいいかもしれない。

私も若い頃、小説めいた文章を書こうとしたことがあったが、私小説の殻を抜け出すのは難しく、自分にはフィクションを作る才能はない(その才能がなければ作家にはなれない)と見切りをつけた。冷静な判断であったと思う。なので自分にはない才能を娘がもっていることがわかって「やるじゃないか」と思った。その才能は生まれ持ってのものではなく、演劇活動を通じて培われたものだろう。

昼食は寒いので外には食べに出ず、サトウのご飯をチンして、冷蔵庫にあった先日のハッシュドビーフを温めてかけて食べた。

夕方からのゼミの準備。

4時半から3年ゼミ。続いて、6時15分から4年生。ゼミ論集用に年末年始に修正してもらったゼミ論文の点検作業を1つ1つzoomの画面共有で行う。終わったのは10時近かった。合宿のようなり(今年はゼミ合宿は行わなかった)。さすがにヘトヘトである。

遅い夕食は、青椒肉絲(風)、焼き鳥(手羽中)、玉子とワカメのスープ、ごはん。

大学院の社会学コースの修士論文(私が副査を担当している3論文)のコピーが届いた。A4判で40頁、53頁、106頁(!)である。これを、通常の授業の合間に、21日の口頭試問までに目を通さねばならない。休日(週末)返上でやるほかはあるまい。

本日提出されたレビューシートに目を通してから風呂に入る。

風呂から出て、『ジェット・ストリーム』を聴きながら、今日の日記とブログ。

2時過ぎに就寝。