フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月29日(金) 晴れ

2021-01-30 10:59:00 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。昨日に続いて、今日も軽めの食事を心がける。「それにしてはトーストのバターの量が多くない?」というご指摘もあるかもしれないが、これは好みの問題。

本日の『おちょやん』。千代は鶴亀撮影所を去って、道頓堀に戻ることになった。でも、道頓堀も4年前の道頓堀ではなくなっているのだろうな。

昨日のブログをアップする。

昨日が提出締切だった「現代人間論系総合講座1」のレポートの採点をする。この授業は現代人間論系の専任教員13名によるオムニバス授業で、レポートは各教員が出題した13の課題の中から2つを選ぶ。私の課題「カフェのフィールドワーク」を選択した学生は35名。写真付きの臨場感のあるレポートが多く、「ほほう」と思いながら読む。行ってみたいカフェもいくつかあった。

昼食は「燈日」に食べに行く。

来週あたりに食事メニューが変わるそうなので、前回食べて美味しかった鱈の和風出汁がけをまた注文する。「ご飯少な目で」というのを忘れる。

前回は鱈を一切れ床に落としてしまうという痛恨事があったが、今日のしっかり4切れ食べた。最初、ご飯は残そうかと思ったが、結局、食べてしまった。

食後にコーヒーを注文し、『池波正太郎の銀座日記(全)』(新潮文庫)をパラパラ読む。すでに読んだ本だが、取り上げられている映画(試写会で観たもの)を改めてチェックする。

カフェというのは不思議な空間である。近くのテーブルで語られている(決して大きな声ではない)プライベートな話題が聞こえてくるが、他の客も店の人も聞こえないふりをしている。たぶん電車の中ではしない話であろう。車内とカフェの違いは、前者が「空間」であるのに対して後者は「場所」であるということではないだろうか。「馴染みの空間」が「場所」である。人はそこで自己を開示しやすくなる。

「リヨン」で朝食用のパン(ボンジュール:324円)を買う。トーストしたときのキツネ色とモチモチ感がいい。

いまは木曜が定休日だが、来月から無休になるそうだ。コロナ騒ぎで売り上げが落ちた分を挽回するためだろうか。大変ですね。

帰宅して「ライフストーリーの社会学」のレポートを読む。課題は、「身近な人へのライフストーリーインタビュー」「出版されている自伝の分析」「ポピュラーカルチャー(ドラマや映画や小説やコミックなど)の中のライフストーリー分析」の中から1つを選ぶ。「現代人間論系総合講座1」の10倍の量のレポートを一人で読まなくてはならない。

休憩して、ベランダから夕焼け染まる雲を眺める。

雲の形が変わっていく。

夕食はフライ盛り合わせ(ウィンナー、玉ねぎ、カニクリームコロッケ)、カズノコの松前漬け、味噌汁、ごはん。

「軽めの食事」というコンセプトとは抵触するが、夕食の献立は妻の領域なので、いたしかたない。ソースやケチャップを掛けずに食べる。トンカツなどもそうだが、揚げたてはソースをかけずに食べても美味しいものである。

食事をしながら『ウチの娘は、彼氏ができない!!』第3話(録画)を観る。

レポートを読み続ける。思い入れの強いレポートというものは読みごたえがある。

風呂から出て、『ジェットストリーム』と『やまだひさしのラディアリミテッド』を聴きながら、今日の日記とブログ。

2時15分、就寝。