フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月21日(木) 晴れ

2021-01-22 09:56:45 | Weblog

8時10分、起床。

トースト、ウィンナー&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『おちょやん』。ついに活動写真で役をもらえることになった。

10時から社会学コースの修士論文口頭試問(オンライン)。

12時に終わり、昼食休憩。コンビニで弁当とお茶とデザートを買ってきて書斎で食べる。

海苔弁(370円)。安い。

ピエール・エルメカップケーキショコラ(310円)。海苔弁と比べた高くないか。いや、海苔弁が安すぎるのだろう。

2時から大学院の社会学コース会議。1時間半ほどで終了。

散歩に出る。池上線に沿って、池上方面へ。午前中からずっとZoomミーティングだったので、とにかく歩きたかった。

30分ほど歩き続けて、「池田屋」に入る。客は私一人だった。

葛餅(久寿餅)を注文。この店は「どうぞ黒蜜はお好きなだけかけてください」というタイプ。

ほどほどにかける。

寺町池上には石屋さんが多い。店頭に墓石が並んでいる。左から2つ目の黒御影石ものはいくらくらいと思わます?。

125万円である。これほど高額の商品を店頭に無防備に並べられるのは重いので盗まれる心配がないからである。

本門寺参道の小寺。

ここは早咲きの梅が見事なのである。

梅一輪一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪

本門寺総門。

此経難持坂(96段)。

登り切って振り返る。けっこう息が上がる。

山門(仁王門)。

朱塗りの仁王像が夕日を浴びている。

大堂。すでに扉は閉まっている。

右を向くと五重塔。

五重塔の方へ。

 

ねぐらへ帰るカラスたち。

ねぐらは本門寺公園。

池上会館の屋上にあるオブジェ「馬込文士村」。

そろそろ陽が沈む。時刻は午後5時少し前。冬至の頃には4時半前に陽が沈んでいた。日は「日に日に」長くなっている。

妙見坂を下りる。

堤方橋の信号。赤信号が東の空から昇ってくる満月のように見える。

 梅一輪月は東に日は西に (嵐雪+蕪村)

帰りは呑川沿いの道を歩いた。この辺りは桜並木だ。

家の近くまで来た。ベニースーパーの前。

「改正湯」の通り。

以前、「ノザワ・ベイク」、その前は「フォノ・カフェ」だった店は、いまはペットの美容室になっている。

散歩から戻って、大分遅くなってしまったが、昨日のブログをアップする。

夕食は青椒肉絲(風)、チキンロール、ワカメと卵のスープ、ごはん。

デザートはいただきもののナボナ(パイナップル)。

食事をしながら『プレバト』(追っかけ再生)を観る。この番組は午後7時から1時間なので、ドラマと違って、録画ではなく見られるのだ。

本日から提出が始まったオンデマンド授業の最終回のレビューシートに目を通してから(レビューシートも最終回らいし内容のもの、つまり15回の授業全体の感想が書かれているものが多い)、風呂に入る。

『小説トリッパー』所収の片岡義男「食べものが物語を生む」という通しタイトルの連作3篇の中の最初の一篇、「餃子ライスにどしゃ降り」を読む。

いわゆる純文学というのとは違う。かといってエンタメ小説ともライトノベルとも違う。日本にはあまりないタイプの小説だ。片岡義男は3月で82歳になる。凄いな。ノンフィクションの沢木耕太郎(73歳)同様、年齢を感じさせない文体だ。「若い」ということをいいたいわけではない。「変わらない」ということである。「成長がない」ということをいいたいわけではない。「ぶれない」ということである。

『ジェット・ストリーム』と『トーキョー・スピークイージー』をライブで聴きながら、今日の日記とブログ。

『トーキョー・スピークイージー』は田中慎也(作家)と紗倉まな(AV女優で作家)の対談。面白かった。

2時過ぎに就寝。