8時半、起床。
資源ゴミ(自治会回収)を出す。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
朝刊の一面は高木の「銀」。本人としては残念な「銀」であったようだ。
本日の『カムカムエブリバディ』。ひなたの突然の「英語熱」の原因をるいとジョーは理解し、アイコンタクト。でも、ビリーは日本を離れていった。これでひなたの「英語熱」も覚めるのだろうか。あるいは継続するのだろうか。仮に一過性のものだったとしても、るいに安子とラジオ講座を一緒に聴いた日々を懐かしく思い出させたという効果はある。
男子フィギュアスケートSPを観ながら、昨日のブログを書く。羽生選手はついていなかった。ネーサン・チェンには絶対王者の風格と迫力があった。よほどのことがない限り、彼の金メダルは動くまい。でも、「よほどのこと」がときに起きるのがオリンピックである。
大学の生協に電話をして春学期の『日常生活の社会学』の教科書の手配をお願いする。
チャイが天井のセロテープの切れ端(以前、コンポのFM用のアンテナ線を貼っていたのだ)が気になるようで手を伸ばしている。この直後、足元が崩れて、落下する。危ない、危ない。切れ端を剥がしておく。
ワクチン(3回目)の接種の予約時刻(12:00)が近づいたので、ブログを途中でやめて、出かける準備する。
場所は近所の専門学校のギャラリースペース。時間通りに行ったので、少しの待ち時間があって、接種完了。1回目、2回目はファイザーだったが、3回目はモデルナ。
いったん帰宅し、2時を回った頃、昼食を食べに「プリミールカフェ」に行く。
スパゲティ・ミートスース(セット)を注文。
食後にコーヒーのお替り。
『回転木馬のデッド・ヒート』から「嘔吐1979」を読む。食後に読むのに相応しいタイトルでないが、順番に読んでいるのでいたしかたない。サルトルに「嘔吐」という有名な小説があり、「1979」はそれとの重複を回避するために付けたのかもしれないが、より積極的な理由として、「彼」の嘔吐は1979年6月4日に始まり、同年7月15日に終わったというカレンダー的(日記的)事実を強調するためということもある。村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』が「この話は1970年の8月8日に始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終わる。」とチャプター2で宣言されていたように、彼の作品にはこうした日付あるいは数字へのこだわりが見られる。そこにはある種の「潔さ」というものがあり、時間的な額縁を設定することでの「物語」性の強調がある。「物語」には「はじめ」があり「おわり」があるのだ。
帰宅すると郵便受けに3週間前に受診した人間ドッグの結果が届いていた。あちこちほころびはあるもののとくに大きな問題はなかった。
夕暮れである。
本日の東京の新規感染者数の発表があった。月↑火の上昇は毎週同じ。先週は水曜日にいっぺんに跳ね上がった。明日はどうだろう。
ちょっとスイーツが食べたくなって、「ルージュ・ブランシュ」に行く。
夕食前なので小さなものにしておこう。
和栗のモンブランと紅茶。
この程度なら夕食にさしつかえることはあるまい。
『回転木馬のデッド・ヒート』から「雨やどり」を読む。内容はすっかり忘れていた。「僕」が雨やどりのつもりで入ったレストラン・バーで「私のこと覚えてます?」と女の子に声をかけられて(5年ほど前に雑誌の仕事で彼女からインタビューを受けたことがあった)、彼女の身の上話を聞くことになる。会社を辞めた経緯や、それと連動した恋人との別れ話だ。
「どうしてこんな話を始めちゃったのかしら」彼女は言った。「でもさっき村上さんの姿をみかけてなんだか急になつかしくなったんです」「なつかしい?」僕はちょっとびっくりして聞きかえした。僕はそれまでに彼女とは二回しか会ったことがなかったし、それもとくに親しく話をしたというわけでもないのだ。「つまり何ていうのかな、昔の知りあいに会ったような気がしたんです。いまはもう別の世界にいるんだけれど、かつてはとても大事に関わった相手というか・・・。本当はそれほど具体的に関わったわけではないんだけれど。でも私の言っている意味はわかって頂けるかしら?」わかるような気はする、と僕は言った。要するに彼女にとって僕という人間は記号的な―もう少し好意的にいえば祝祭的な・儀式的な―存在にすぎないのだ。僕という存在は彼女が日常的平面として捉えている世界には本当の意味では属していないのだ。そう考えると僕は何かしら不思議な気持ちになった。(中略)「わかって頂きたいのは、誰にでもそんうちあけ話をしてまわっているわけじゃないっていうことなんです」と彼女は言った。「正確に言うと、こんなこと誰かにしゃべるのははじめてなんです」僕は肯頷いた。
物語を読み終わって店を出た。マフラーをしてきたつもりだったが、玄関のハンガーに掛けたままだったようだ。帰宅してそこにマフラーを確認したとき、重大なことに気が付いた。店の支払いをせずに出て来てしまったのだ。急いで店に戻り支払いを済ませる。
「無銭飲食をしたのですね」
夕食は煮込みうどんとサラダ。
この箸置きは昔「スキッパ」のノンちゃんから誕生日のお祝いにいただいたものであることを思い出した。
食事をしながら『ミステリーと言う勿れ』第5話(録画)を観る。実に面白かった。
女子アイスホッケー、日本対チェコ戦を観る。ペナルティー合戦の末、日本が勝った。
これでBグループ1位通過が決まった。いつからこんなに強くなったのだろう。
『皆藤愛子の窓辺でカフェ』をタイムフリーで聴く。齋藤誠がゲストで出ていた。新作のアルバムから「涙のミッドナイトソウル」がかかった。齋藤の曲に「先輩」桑田佳祐が詞を付けたものだ。先日の『桑田佳祐の優しい夜遊び』に齋藤がゲスト出演したときの桑田とのトークは本当に楽しかった(録音してとってある)。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
深夜になって副反応らしきものが出て来た。熱はそんなに高くはないが、肩から首にかけての筋肉が張っている。
1時、就寝。