フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月25日(金) 晴れ

2022-02-26 12:25:15 | Weblog

8時半、起床。

郵便受けに新聞を取りにいくとき、チャイも連れていく。「朝の散歩」のようなものだ。郵便受けの上に座って道行く人たちを眺めている。「ポスト・モダン」ならぬ「ポスト・キャット」だ。ベビーカーを押しながら歩いている女性がチャイの前で足を止めた。「まぁ、かわいい猫ちゃん」「かわいい赤ちゃんですね」「お名前は?」「ちゃいです。お名前は?」「ゆいです」都市生活において見知らぬ者同士が言葉を交わす媒介となるのがペットと赤ちゃんである。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、オムレツ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。今朝は久しぶりにオムレツの気分だった。

昨日の夕刊の一面は「攻撃」だったが、今日の朝刊の一面は「侵攻」に変わっている。「攻撃」は外側からでも可能だが、「侵攻」は内側に入りこむことを指す。たくさんの戦車の映像が頭に浮かぶ。

本日の『カムカムエヴリバディ』。文四郎と虚無蔵がオーディションで剣も交えることになった。今日はそこで終わり。週をまたぐのか! ひなたは文四郎を応援しているが、私は虚無蔵を応援する。というよりも物語としては虚無蔵が桃剣の相手役になることが必然だろう。長年のわだかまりを解くにはそれしかない。先代桃剣が無名の大部屋役者の虚無蔵を抜擢したのは虚無蔵の「時代劇愛」を感じ取ったからで(これは間違いない)、オーデションで二代目桃剣は父親の真意に気づかなくてはならない。当時の自分にはそれが欠けていた、少なくとも虚無蔵には負けていたと。文四郎はオーディションに落ちても何か役をもらえるだろう。いきなりの大抜擢ではなく、一歩一歩階段を上がっていく方がいい。

昨日のブログを書く(途中まで書いて一旦アップする)。

昼食はカップ麺で簡単に済ませる。

1時から教授会(オンライン)。ビデオはオンにしておかなくてはならないので、カップ麺を食べながらというわけにはいかない。

会議を終えて、ブログの続きを書いてから、散歩に出る。

呑川の上を大きな鳥が飛んでいる。

あれは川鵜であろう。

「スリック」に行く。

「昨日はどうも」とマダムにご挨拶。

紅茶は今日はお任せではなくラプサンスーチョンをチョイス。

ダブルチョコレートのシフォンケーキにはこのお茶が合うのだ。

隣のテーブルの先客(年配の女性の二人連れ)はずっと年金の話をしていた。

蒲田駅構内の出店で鯖寿司と大福を買う。鯖鮨というのはたまに食べたくなる。大福はデザートだ。

鯖寿司だけでは夕食には不足なので、「ちよだ鮨」でお稲荷さんと海苔巻きも買った。

帰宅すると郵便受けに夕刊が届いていた。「制圧」か。

今日も日が暮れた。

本日発表の東京都の新規感染者数。昨日よりは千人ほど増えているが、先週よりは五千人ど減っている。

夕食は鯖寿司、かんぴょう巻き、お稲荷さん、千枚漬け、卵と茗荷の吸物。

デザートは大福餅。

食事をしながら『ゴシップ』第8話(録画)を観る。

先の予定がなかなか立てにくい状況ではあるが、それでも、予定を立てることは大切だと思う。予定が中止や延期になる可能性は織り込み済みである。不確かな予定ではあっても、予定を立てることによってのっぺらぼうの未来が立体化してくる。

先日、恵美子さんのブログから「10数年前の出前一丁を食べようとした母親」の話を紹介したが、彼女が最近始めたYouTube「お字書きTALKS」の最新回の紹介もしておきましょう。トークも板に付いてきましたね。

【ひらがな実践編】あ!素人でもFirst Takeで美しく書けた!

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。