フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月26日(土) 晴れ

2022-02-27 17:50:21 | Weblog

9時、起床。

サラダと紅茶の朝食。だけではもちろん足りないので、

仏壇に供えていたお稲荷さんと大福を食べる。

来週の『カムカムエヴリバディ』は「1984-1992」らしい。バブルの時代の始まりから終わりまでか。8年という時間は登場人物それぞれの人生にどういう変化をもたらすのだろう。

今日の朝刊の一面は「露軍、キエフ侵入」。モスクワでは有名無名の人々から反戦の声が上がっていると聞く。

朝食にパンを食べなかったので、昼食はパンを食べたい。「パン日和あをや」へ行こう。今日はマフラー不用の暖かい日差し。マフラーをしないで外出するのはいつぶりかしら。

駅前の八百屋兼果物屋「やおまさ」。最近、シャッターが上がっているところを見なかったので、どうしたのかと思っていたが、たまたま私がそういうタイミングで矢向駅に降りていただけだったようだ。駅前に八百屋や果物屋がある風景は懐かしい。昔は蒲田駅前もそうだった。

線路沿いの道を鹿島田方面に歩くこと10分。

「パン日和あをや」に到着。

食べる気満々だった国産牛100%のハンバーガーは完売だった。奥のテーブルの先客の男性が最後の一個を食べていたので背を向けて座る。

まずはアップルタイザーで喉を潤す。

本日のスープはオニオングラタンスープ。

メインディッシュはベーコン、レタス、トマト(BLT)のサンドウィッチ。

食後のスイーツ代わりのホットショコラ。

ホットショコラのお供はクロワッサンのことが多いのだが(浸して食べるのだ)、今日はクロワッサンが完売だったので、胡桃パンにした。これがホットショコラによく合う、というのが今日の発見。

カウンターに飾られているアニバーサリーカードはカナダ在住のお知り合いから。「カナダからの手紙です」と奥様は言った。私はすぐにわかったが、反応しない方がほとんどだそうである。「あの歌を平尾昌晃とデュエットした女の子は何といいましたっけ?」と私が聞くと、「畑中葉子です」と奥様は即答した。そうそう、そうでした。彼女はその後、日活ロマンポルノに出演して話題になったのだが、そのことには触れずにおいた。

塚越銀座商店街を腹ごなしの散歩。「〇〇銀座」というネーミングはこの商店街が昭和の頃からあったことを物語っている。矢向駅と鹿島田駅の中間にあるこの地域は、駅前の再開発の影響を受けずに残っている一種のガラパゴスのようなものである。

たぶん商店街で一番賑わっているのはこのパチンコ屋であろう

「文具」と「糸」の間がかなり空いているが、「糸」は文具店の名前ではなく、かつてはこの空白部分に「文具」と「糸」を扱う店の名前が掲げられていたのではないかと推測される。

昭和の名前である。

蕎麦屋は商店街には欠かせない。

ここはプリンの専門店。新しお店もあるのだ。

郵便局だってある。

この食堂「キッチンすずや」は魅力的だ。

「おにぎりモーニング」があるのだ。おにぎり(200g)、デカ椀とん汁、だし巻き玉子、プチデザートで700円だ。「デカ椀とん汁」というのがいいじゃないか。魚メインのランチも800円とお手頃価格だ。

カフェもある。私も何度か来た「くもい」だ。母と娘さんでやっているお店である。

いまの時間(午後3時頃)はランチタイムが終ってカフェタイムだ。

「ベーカリーで購入いただいたパンのお持ち込みは、カフェメニューから一品以上のご注文が必要となります」とある。つまり持ち込み可ということである。だから「パン日和あをや」が満席だったら(テーブル席は2つしかないからそういうことはしばしばあるだろう)、パンをテイクアウトして、ここでドリンクを注文して食べることができるというわけである(私ならドリンク+デザートを注文しますけどね)。地域のカフェは共存共栄の関係にあるということの1つの実例といえよう。

さて、矢向駅まで歩こう。

それにしても今日は散歩日和だったな。散歩日和には「パン日和あをや」だ。

蒲田に戻ってくる。日が長くなったな。

時刻は午後5時20分。日の沈む場所がだんだん右側(北寄り)になってきている。

本日発表の東京の新規感染者数は11562名。先週の土曜日よりも減っているが、先々週の土曜日とほぼ同じである(あの日の減少数がとても大きかったのだが)。来週あたり、そろそろ一万人を切ることが常態化してほしい。

内憂外患という言葉があるが、内に新型コロナ、外にウクライナの日々である。

『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴く。

今日妻は以前住んでいた(もう20年くらい前のことだ)市川の美容院に行ったが、最寄り駅(下総中山)から15分ほど歩くので足の方が心配だったが、なんとか行って帰ってこられたようである。

夕食は豚しゃぶ。バラ肉は私用、ロース肉は妻用とのことだが、私は両方食べる(バラ肉はちょと残す)。

食事をしながら『恋せぬふたり』第5話を観る。

続いて『モヤさま2』の亀戸篇も観る。以前の長バージョンの方がまったり感があってあきらかによかった。

風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をリアルタイムで聴きながら、今日の日記を付ける。今日は桑田佳祐の66歳の誕生日。

1時半、就寝。