フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月17日(木) 晴れ

2022-02-18 13:15:24 | Weblog

6時20分、起床。今日は大学に出るので早起き。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、紅茶の朝食。牛乳を抜いたのは(めったにないことだが)お腹が痛くなったりしないように。

朝刊の一面は「第6波ピーク越す」。そうかもしれないが、左右対称形(急速な減少)になるかどうかはわからない。そうなってくれたら、新学期は対面で授業を始められるし、その前に気分転換の小旅行もできるのだが・・・。

7時半に家を出る。平日の朝なので電車は混んでいる。吊革につかまっていたら、肩の筋肉が痛くなってきた。トホホ。

その後のことはよく覚えていない(選択的健忘症)。

かろうじて覚えているのは、同僚の長谷先生に「今日のスイス戦は勝てませんよね」と聞いたら「いえ、可能性はあります!」ときっぱりと答えられたこと。

もう1つ、いつも年賀状に自作の句を書いて来られる同僚の宮城先生に「俳句はふだんから作っておられるのですか」と聞いたら、「いえ、年に一度だけです。確か10年前にも同じ質問をされましたよね」と答えられたこと。

不明を恥じる。

夕方、本部キャンパスを出て、戸山キャンパスに向かう途中で鯛焼きを買う。

研究室で雑用を片付けねばならない。

スロープに今年度で定年退職される先生方の最終講義の案内の立看が出ている。

武田潔教授「映画、両義性と再帰性の魅惑」3月9日(火)14:00~16:00 36号館382教室

藤井明彦教授「『すべての禁じられた術と邪信と魔術の書』について」3月12日(土) 14:00~15:30 38号館AV教室+オンライン講義

吉川泰久教授「テクスト論的に見たバルザック小説の風景」3月18日(金) 14:45~16:15 オンライン講義

鯛焼きとお茶で一服。

書類を作成し事務所に提出。

帰りがけに「あゆみブックス」に寄ったら目に入って買った本。

『日本の最終講義』増補普及版(KADOKAWA)。わざわざ「日本の」と付けたのは、以前、『最終講義』というタイトルの本が実業之日本社から刊行されているからであろう(両方に掲載されている人も何人かいる)。電車の中で、加藤周一の立命館大学での最終講義「京都千年、または二分法の体系について」を読む。

今日はスーパームーンの満月だ。

夕食はカレーライス、サラダ。鶏肉と豚肉が両方入っている。

食事をしながら『プレバト』(追っかけ再生)で観る。

カーリングは日本はスイスに4-8で敗れて5勝4敗になったが、韓国がスウェーデンに逆転負けをしたため、予選4位で決勝トーナメントに出場できることになった(この辺の仕組みは私にはよくわかっていない)。準決勝で予選1位のスイスと再び戦うことなる。確率的には勝算は小さいが、勝負は「1」か「0」。何が起こるかはわからない。

高木美帆が1000メートルで「金」。執念で獲った「金」。

ノルディック複合団体で「銅」。ノルウェー、ドイツ、オーストリアの3強に割って入っての戦いは素晴らしかった。チーム全員でつかみ取った「銅」だ。

女子フィギアスケートで坂本花織が「銅」。四回転中心のロシアの選手たちとは違う路線で獲った「銅」は立派。注目のワリエワはジャンプでミスを連発した。気持ちが折れてしまったようにも見えるし(たぶんそうだろう)、意図して表彰台に立たない選択をした(させられた?)ようにも見えた。

風呂から出て、まだ観ていなかった本日の『カムカムエブリバディ』。時代劇の舞台裏を見るひなた。そこには感激だけでなく「見ない方がよかった」こともある。ここから時代劇制作の裏方としてやっていくという選択をすることになるのだろう。軽妙でコメディタッチの演出が人生の岐路に立つひなたという状況とミスマッチで面白い。若者に人気の仕事を目指すのではなく、絶滅危惧種の仕事を選ぶのことになるのだから、こういう演出は、必然とまではいわないが、よく考えられたものだと思う。

1時、就寝。