フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月17日(日) 晴れ

2022-07-18 12:42:41 | Weblog

8時15分、起床。

トースト(バター)、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

先日、ミサキからいただいたクッキーを摘まむ。

10時に塗装会社の人が打ち合わせに来ることになっているのだが、時間になっても来ない。電話をしたら、来週の日曜日だとあちらが勘違いしていた。「申し訳ありませんでした」と平身低頭(電話の向こうで)、1時間遅れて11時に来たのだが、肝心の大判の色見本が出払っていてもって来ることができなかった。なんだ、それではまた打ち合わせの日を別途設定しなければならず二度手間ではないか。

このトラブルで一日のリズムが狂ってしまった。私は前日の夜、就寝前に、翌日のスケジュール(to do リスト)を作成し、それにチェックを入れながら一日を送るのだが、今日のようなことがあると、午前中に済ますはずだったことが午後送りとなり、気忙しいことになる。『石子と羽男』の弁護士(中村昌也)と同じで、段取りが狂うのがイヤなのである。

昨日のブログを書いてアップする。

午後3時頃、遅い昼食を食べに外に出る。久しぶりの青空と白い雲、

どこに行こうか迷った末、「テラスドルチェ」に行く。

焼肉ピラフのセットを注文。

鞄に入れてきた桑田佳祐『ポップス歌手の耐えられない軽さ』を読む。桑田は1956年生まれで、私より2つ下。彼の語る子供時代、青春時代の世相や思い出には共感するところが多い。

「スリック」に顔を出す。

「小梅」のかき氷は完売してしまったそうで、私はまだ食べていない。残念そうな私を見て、気の毒に思ったのだろう、「通常の一杯分より少ないのですが、ちょっと余っている分がありますので、味見程度に召し上がってください」とマダムが作ってくれた。それはありがたい。私はコップに入ったくらいのかき氷をイメージしていたが、通常よりは少ないものの、十分な量のかき氷が運ばれてきた。昔、近所のお団子屋さんとかで食べていたかき氷はこのくらいの量が普通であった。小梅(パープルクイーン)のかき氷は爽やかな風味でとても美味しかった。

他に客がいなかったこともあり、マダムの中学生時代の思い出話(1年生の二学期から、ある理由でクラスのいじめに遭っていたが、吹奏楽部が自分の居場所だった)をグレープフルーツのセパレートティーを飲みながら聴いた。その反動だろう、高校時代はとても楽しかったそうだ。

新しいお客さんが入って来たところで店を出る。天気がいいので、京急の蒲田駅の方まで足を延ばす。

駅の構内にある大田区観光情報センター。

ここでカフェ仲間の松浦さん(スミレ堂)が今月末までの期間限定で出店されている。

暑中見舞い(お中元をいただいたお礼状)用にハガキを2枚購入する。

京急蒲田のアーケード街を帰る。

「昭和」の面影を残す店舗が並んでいる。右側の「旭屋」という名前には見覚えがある。昔、京浜東北線の蒲田駅のホームのそばに同じ名前のディスカウントショップがあった。雑多な商品を扱っていて、ときどき利用していた。

そうそう、この雑多感。

店内に入っていくと、店員さんが「6時で閉店なのですが(あと5分だ)、何かお探しですか?」と聞いて来たので、「昔、同じ名前のお店が・・・」という話をしたら、「ここはその支店というか、暖簾分けした店なんです。本店の方は十年ほど前に店仕舞いしちゃったんですけどね」と言った。そうだったんですね。

アーケード街には古いDVD(レンタルビデオ店で並んでいたものだろう)やCDを売っている店があった。

こちらも同様だが、店名を書いた看板もない。京浜東北線の蒲田駅前の商店街にはないタイプの店である。

妻が昨日コロナの4回目のワクチンを接種して、今日は体調がいまひとつなので、駅ビルの地下で夕食用の弁当を買って帰る。

帰宅してチャイの散歩。「尻尾が立派ですね」とみんなが言うが、確かに。

本日発表された東京の新規感染者数は17790人。相変わらず先週の同じ曜日より大幅な増加が続いてはいるものの、金→土→日と微減して、2万人の大台突破は火曜日以降に持ち越された。

夕食はおこわ弁当とインスタントの味噌汁。おこわの専門店で買ったもので、赤飯と山菜おこわ、焼き魚、煮物があれこれ入っている。

食事をしながら『初恋の悪魔』の初回(録画)を観る。待望の坂元裕二の脚本だが、得意の恋愛ものではなく、ちょっと変わった警察もの(刑事ものではない)である。事件の真犯人を明らかにするのが、刑事ではなく、捜査権のない停職処分中の刑事、総務課、生活安全課、会計課の職員たちなのである。しかも4人ぞれぞれにこじれた事情を抱えているらしい。その点は『カルテット』の4人を思わせるが、こじらせ度がさらにヤバイ感じである。タイトル『初恋の悪魔』の意味は初回を観る限りはまったくわかりません(笑)。

オンデマンド講義の収録。

風呂から出て、ガリガリ君を食べる。

今シーズン初であるが、冷蔵庫に問題があるのか、柔らかめで、ガリガリ君ならぬシャリシャリ君になっている。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

2時、就寝。