フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月27日(水) 晴れ

2022-07-28 13:11:40 | Weblog

8時半、起床。

バタートースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。和彦の実家にはお手伝いさんがいる。大正時代に台頭してきた中産階級のホワイトカラーの家庭はそういうものであった。だから専業主婦は「毎日暇ですることがない」。そういう悩み事が新聞の身の上相談に載っていた。回答者(たぶん記者)は「それはまた珍しいお悩みですね」と回答の冒頭に言った。新しいタイプの悩みであったのだ。佐藤春夫は『退屈読本』を書いた。大正文化は「暇」で「退屈」な人々の間から生まれたと言ってもよいだろう。大正文化は昭和戦前期まで続いた。

昨日のブログを書いてアップする。

レビューシートのチェックとレポートの採点。

1時半ごろ、昼食を食べに出る。

多摩川線に乗って下丸子の「喜楽亭」に行こう。

これはお得だな(普段は340円)。ちなみに大人は680円。池上線沿線ぶらり途中下車の旅をするときにはお得かもしれない。

「喜楽亭」には月イチで来る。

注文をして待っている間に本でもよもうかと、お店の本棚から・・・

山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』(新潮文庫)を抜き取る。昭和30年代の典型的なサラリーマン(江分利満=エブリマン)の日常を描写して、直木賞を受賞した小説である。しかし、読むのは無理だった。活字が小さすぎるのである(バッグにハズキルーペを入れて来なかった)。昔の新潮文庫は本当に活字が小さい。よくこんな小さな活字を読んでいたものである。

いつものチキンカツ定食。ごはんは軽めで。

「先生のお弟子さん、当選しましたね」とご主人が言った。ああ、卒業生のキョウコさん(論系ゼミ1期生)のことですね。一度、彼女を連れてここに来たことがある。彼女もそのときチキンカツ定食を食べた。あのときの「カツ」も選挙に勝てた要因の1つでしょう(笑)。


(去年の12月26日のブログから)

蒲田に戻り、帰宅する前に「ルージュブランシェ」に寄って行く。

ケーキ屋さんだが、イートインができる。

チョコレートのショートケーキと紅茶。

路地に猫じゃらしが生えている。学名はエノコログサ。犬の尾っぽ似ていることから「犬ころ草」→「エノコログサ」と呼ばれるようになったらしい。犬の尾っぽに猫がじゃれつくわけか。

「お~い!チャイ、お土産だよ」

「こ、これはエノコログサではありませんか!」(「猫じゃらし」は猫の世界では差別用語らしい)

夕方である。

本日発表の東京の新規感染者数は29036人。3万人を越えなかったのが予想外である。

夕食はカジキマグロのバルサミコソース掛け、サラダ、ネギの味噌汁、ごはん。

付け合わせはパプリカ、玉ねぎ。、マッシュルーム、ブロッコリーのソテー。

食事をしながら『オールドルーキー』(録画)を観る。続けて『鎌倉殿の13人』(録画)も観る。

デザートは葡萄。

今日はオンデマンド授業「日常生活の社会学」の最終回のレビューシートの締め切り日。たくさん提出されてはいるが、普段より少ないのは「うっかり組」が一割ほどいるからだろう。毎学期のことである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。