フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月10日(水) 晴れ

2022-08-11 12:45:16 | Weblog

8時15分、起床。

胡桃パン、ルハーブジャム、ポトフ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。難攻不落と思われた和彦の母・重子だったが、あっさりと陥落した。「私のことはしーちゃんと呼んでちょうだい。孫ができてもおばあちゃんとは呼ばせません」。陥落の直接の引き金になったのはこの日「フォンターナ」で食べた戦後の闇市の「(貧しくも)なつかしい味」だったが、二人の結婚は絶対に認めないと言いつつも、食事に呼ばれる度に、鶴見の居酒屋「あまゆ」に出向き、「フォンターナ」に足を運んできたのである。そして暢子の弁当も食べていたのであるから、心の底では、二人の結婚を認めてもいいかな、認めなきゃ、認めたいと思っていたはずである。なぜなら最愛の息子がそれを望んでいるからである。頑なに反対してきたのは自身の不遇だった結婚生活への悔恨であり、そういう自分の気持ちにどう決着をつけて、二人の結婚を心から祝福できるか、その葛藤の日々だったのである。

昨日のブログを書いてアップする。

12時に鹿島田駅で卒業生のサオリさん(論系ゼミ1期生)と待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。6カ月になる長男で下のお子さんのアヤトくんも一緒である。

「メリーポピンズみたいですね」と私が言うと、「『家庭教師のトラコ』ですね」と彼女はすぐに私の言っている意味がわかった。彼女はドラマはよく観る方で、夏ドラマは『初恋の悪魔』。『石子と羽男』、『鎌倉殿の13人』がベスト3だそうだ。私も同意見。

炎天下を10分ほど歩いて「パン日和あをや」に到着。

さっそく冷たいドリンクを注文する。私は8月のドリンク、ヨーグルトソーダ。美味しい!一気に飲み干してお替りをする。

サオリさんは桃のジューズ。桃といえば「まやんち」のピーチメルバだが、7月にお子さんをご主人に預けて一人で「まやんち」に行き、ピーチメルバとタルトタミコを食べたそうである。

アヤトくんは私をずっと見つめているが、とくに泣き出しそうではない。私がベロベロバーをするとニコリとした。

本日のスープはタイカレー。

胡桃パンをスープのお供に。

メインは私はベトナムコッペ(バインミー)。

サオリさんはサーモン、アボカド、クリームチーズのサンドウィッチ。

ミルクを飲んで、眠くなったアヤトくんがくずり始めたが、抱っこ紐(こういう形状のものもあるんですね)の中に入れたらスヤスヤ寝た。

でも、座布団の上に寝かせたら、目を開けた。それからはお母さんの膝の上でおとなしくしていた。〆のドリンクは私はほうじ茶ミルクティー、サオリさんはアップルタイザー。

曇りガラス越しのやわらかな光の中で二人のポートレイトを撮る。どこの家庭でもたいていそうだが、日常生活の中での母子のツーショットは案外撮られることが少ない(お子さん単体の写真が中心だ)。だからこういう機会に母子のツーショットはできるだけよいものを撮ってあげたいと思う。幸いこの一枚は気に入ってもらえたようである。

サオリさんはゼミ1期生のゼミ長だった。彼女と卒業後に初めて会ったのは卒業から2か月ほどした5月の下旬のことだった。実家のある大阪で就職をしたが、何かの用事で上京するときがあって、そのときゼミ同期の2人(ナホさんとリョウさん)と食事をして、その席に私も呼ばれたのである。いま思えば、それがいまに続く卒業生とのカフェの始まりだったと思う。それ以前の一文・二文時代の卒業生ともいまではカフェをしているが、それは論系ゼミの卒業生とのカフェが一文・二文時代の卒業生にも及んだものであって、起源は論系ゼミ1期生たちなのである。

セルフタイマーを使ってスリーショットも撮る。震災のあった年の卒業(卒業式は中止だった)から11年目、彼女は二人のお子さんの母親である。卒業直後の5月に最初のカフェ(あのときは夕食だったが)をしたときは、こんなに続くことになるとは思わなかった。「あの頃と精神年齢は変わっていないように思います(笑)」と彼女は言った。それはみんなそういうものではないかと思う。私なんか高校2年生のときと変わっていないように思うときさえありますからね(笑)。それでもみんな、歳を重ねていく。これからもよろしくね。

居心地がよいこともあり、2軒目のカフェに移動するには暑いこともあり、「パン日和あをや」には2時間半ほど滞在した。

これから帰って、上のお子さんのお迎えである。

彼女はいま品川区にお住まいだが、これから先、定住の地をどこにするかを考えているところだという。彼女は実家は大阪で、旦那さんの実家は京都である。いろいろなことを考えながら決めて行かなければならないが、それがどこであれ、二人のお子さんにはそこが子供時代を過ごした場所になるわけである。

サオリさん、アヤトくんとは鹿島田駅のホームで別れた。また会いましょう。

帰宅すると名古屋から息子が来ていた。

シャワーを浴びて、着替えてから、4時に予約してある整骨院へ行く。今日は2時に妻も来ている。妻は同じビルにあるスポーツジムに通っているので、先週からジムの後にここで治療を受け始めたのである。

本日発表の東京の新規感染者数は34243人。今日で5日連続の「青」。先週比90%で減少している。どうかこのままピークアウトしてくれますように。

夕食は息子の好物の餃子。

まぁ、息子だけでなく、一家全員餃子好きなんですけどね。

食事をしながら『競争の番人』(録画)を観る。

サオリさんにいただいたお土産を食べる。京都(旦那さんの実家)に行ったに買われたのだろう。

和風の「猫の舌」のようなお菓子である。

息子のお土産も食べる。

海老煎である。甘いものの後には辛いもの。王道である。

チャイにはチュールがある。「毛玉取りの時間ですね」

メインで使っているPCの調子が急に悪くなる。強制終了をして、時間をかけて(辛抱して)再起動する。でも、いまひとつ動作が不安定である。何回かシャットダウン、起動を繰り返して、回復させていくしかあるまい。一応、サブのPCはもっているが、モバイル用なのでこれをメインにするのは使いづらい。こういうときのためにメイン級のPCが2台あるのがリスク分散という点ではよいのであろうが。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。