フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月23日(火) 曇りのち晴れ

2022-08-24 10:33:49 | Weblog

8時15分、起床。

洗面所で歯を磨いていると、チャイが洗面台に上ってきて、歯ブラシを噛もうとする。親愛の情を示しているつもりなのだろうか。たぶん私が歯ブラシを「かじっている」と思って、自分も同じことをしたいのだろう。

トースト(はちみつ&バター)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日の決勝は仙台育英が下関国際を8-1の大差で破り、優勝した。東北勢では初ということで、「悲願の白河越え」という表現が使われている。福島県白河市にあった関所で、関東と東北の境目にあった関所として有名で、芭蕉の『奥の細道』にも登場するので、若い人でも聞いたことはあるだろう。芭蕉に同行した曾良がこのとき詠んだ句が「卯の花をかざしに関の晴着かな」である。

本日の『ちむどんどん』。重子が和彦を叱る。「あなたいくつになったの!? やりがいや喜びで生活していけるとでも!」。ごもっともです。でも、後日、生まれて来る子供の名前の候補をたくさん紙に書いて和彦に渡すというのは、気持ちはわからないではないが、でしゃばりすぎです。そして、矢作再々登場。救世主となれるか(なれるんでしょうね)。気になるのは、矢作と一緒に「フォンターナ」を辞めた二人の従業員のその後である。でも、こちらは回収されないのだろうな。台詞はあったが、役名のない役だったし。しかし、もしも矢作が彼らに声をかけて暢子の店の手助けをするという展開になったとしたら、脚本家のことを見直してもいい。

昨日のブログ(昨日の夜に粗方書き上げていた)をアップする。

原稿を書く。

2時を回った頃、昼食を食べに出る。曇り日が続いているが、

西の空には青空も見えている。

いつもの店の中から候補を考えたが、今日は普段食べていないものを食べたい気分。駅ビルの東館6階のレストラン街に入ってみたい店がある。

「東京純豆腐」。「純豆腐」は韓国語で「スンドゥブ」と読む。私はまだ食べたことがない。「スリック」のマダムがここのスンドゥブは美味しいですよと教えてくれたのである。

店に入ると一人客用のカウンター席に案内される。メニューを開くと、たくさんの種類がある。「おすすめ」マークが付いたものの中から「豚キムチスンドゥブ」を注文する。スープは「塩」(他に「味噌」と「白」がある)、辛さは「2辛(ミディアム)」(最高は「6辛」)、ごはんの量は「普通(160g)」を選ぶ。

人生初スンドゥブである。

見るからに辛そうな色をしているが、スープを一口飲んでみると、あっ、美味い。うん、とても美味い。辛いには辛いが想定内の辛さである。これはごはんがすすむ。

食後にオレンジジュースを飲む(リンゴジュースがあれば食前に飲みたかったがなかった)。180円とサービス価格である。

後から入って来た女性の一人客が数人いたが、みな、よく来ている客なのだろう、注文の仕方が慣れており、トッピングを指定したりしている。私はトッピングリストを眺めながら、次回は「春雨」と「アサリ」と「あらびきポークウィンナー」あたりをトッピングしたいものだと心に決めた。

メニューの裏側にも「純豆腐のおいしい食べ方」という説明書があった。先に言ってよ。私はまず②をやり、続いて①をやった。③はやらなかった(ナムルは折々箸で摘まんで食べていた)。

初めて入った店の料理が美味しいと気分がいい。駅ビルのレストランは西館の「銀座アスター」と「中村屋オリーブハウス」、東館の「銀座ハゲ天」にたまに行くが、「東京純豆腐」もそのリストに加えよう。

家路をたどる。

すっかり秋の空だな。

4時過ぎに現場監督が来て外壁の塗装の点検をしていった。明日、数か所補正をして、金曜か月曜に足場を解体する段取りとのこと。結局、ひと夏かかったな。

玄関でチャイが「散歩に連れてって」と待っている。

西の空の雲が夕日に染まっていた。

でも、それは束の間で、数分後には色あせていた。マジックアワーといういうやつだ。

本日発表の東京の新規感染者数は21770人。全数調査を止めるという意見が出始めているようである。感染者の人数が多すぎて調査にかかる労力が大きいというのが理由のようである。調査項目を簡易にして、全数調査自体は維持するという考え方はないのだろうか。波の動向を確実にとらえる等の意味で全数調査の意味は大きいと思うのだが。あるいは大きな波の最中での「行動制限なし」という無策に対する批判をかわすために波の測定自体をやめようというのだろうか。しかし、波の大きさがわからなくなると、それによって不安はかえって高まるのではないだろうか。

夕食は鯛のアクアパッツァ、ポテトサラダ、ごはん。

アクアパッツァは魚介から出たスープが主役の料理。スプーンで最後の一滴まで飲み干した。

食事をしながら『競争の番人』(録画)を観る。今回は小勝負(坂口健太郎)の出番が少なかった。大河の方が忙しかったのかしら?

デザートはキュウイ。

いただきものの若鮎。求肥をカステラ生地で包んだ和菓子。胴長のワンちゃんに見えなくもない。

『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をタイムフリーで聴きながら今日のブログを書く。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。