フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月15日(月) 晴れ

2022-08-16 12:27:58 | Weblog

8時半、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。久しぶりにトーストを食べた。

本日の『ちむどんどん』。房子が暢子に(間接話法で)アドバイスしたことの中に、家賃は三日分の売り上げ相当が妥当とのこと。そうなのか、知らなかった。たとえば家賃20万円の店なら一日の売り上げは7万円ないとならないということだ。これを(アルコール類のない)個人経営の小さなカフェで考えると、相当に厳しいといわねばならない。駅から離れた場所で家賃15万円の物件を捜したとしても、それでも一日の売り上げは5万円ないとならない。珈琲とスイーツで千円として一日50人の客が来てくれないとならない。10時から18時までの8時間営業として、1時間に6、7人の計算だ。私の馴染みのカフェの多くはそんなに客の回転はよくない。新しい客が入ってきて、「すみません、ただいま満席で」とお店の人が申し訳なさそうに言っているのが聞こえないのだろうか、ワンオーダーで2時間も居座る客がいたりする。もし居心地のよいカフェを見つけたら、たんに足しげく通うだけでなく、その店の経営が成り立つように協力しないとならない。具体的にはワンオーダーでの滞在時間は一時間以内、それを越える場合は追加のオーダーをすること。また、満席のときに新しい客が入ってきて、自分が1時間近く滞在していたら、「あっ、私もう出ますから」と声をかけることである。

昨日のブログを書いてアップする。

あれこれあって、昼食を食べに出たのは、4時を回ったころだった。見上げると秋の雲だ。

暑さの盛りのように思えても「小さな秋」はそこここに見つけることができる。

駅の方へ続く道はすっかりビルの陰になっている。

お腹は減っているが、この時間にしっかりした食事をするわけにはいけない(夕食が食べられなくなる)。

「銀だこ酒場」でたこ焼きでも摘まもうかと思ったが、混んでいたのでやめた。今日までお盆休みという人達が多いのだろうか。

「テラスドルチェ」に入る。

スイーツと珈琲にしよう。

セットの珈琲でもその都度サイホンで淹れてくれるのがこの店のよいところというか、カフェとしての矜持である。

オムレット。初めて注文したが、生地は自家製で生クリームとバナナを丸ごと一本包んでいる。軽食的なスイーツで、いまの私にはピッタリだ。

1時間ほど滞在し、今日の日記を(書きたいことがあったので早々に)付けた。

帰り道、わが街の風景を撮る。

セルフポートレイトを一枚。

カメラをここに置いてセルフタイマーで。カメラ散歩や一人旅のときに、ときおり、撮る主体である自分自身を撮ること(被写体の一部とすること)は意識してやっている。そのためにわざわざ三脚を持ち歩くことはしなくても、見回せば、カメラを置ける場所は見つかるものである。

夕暮れである。

帰宅してチャイの散歩。

「おいてかないでね」

本日発表の東京の新規感染者数は23135人。10日ぶりの「赤」(先週の同じ曜日よりも増加)である。通常は「日曜→月曜」は大きく減少するものだが、逆に増加している。お盆休みの人の移動で感染者そのものが増えたのか、移動の前後にPCR検査を受ける人が増えて無症状の感染者が顕在化したのか、たぶんその両方だろうと思うが、なしにろ第7波の渦中での「行動制限のない夏」である。9日連続で「青」が続いて来たことの方が不思議でさえある。

今日は77回目の終戦記念日だった。終戦の日のことを覚えているのはもう80代半ば以上の人だけであろう。われわれは(直接的には)「戦争を知らない子供たち」だが、これからもそうでありたい。「戦後」とは潜在的には「新たな戦前」である。安閑としてはいられない。

夕食は鯛と野菜のソテー バルサミコソース、明太子、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『拾われた男』(録画)を観る。

デザートはみかん。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴く。

書斎のドアを開けるとチャイがいる。よく遊んでくれた息子が名古屋に帰ってしまったので、妻や私に「遊んで」アピールをしているのだ。すでに1歳3カ月だが、あいかわらずの「かまってちゃん」である。

風呂から出て、今日のブログを少し(カフェの経営のところ)書く。

2時、就寝。