フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月9日(火) 晴れのち曇り

2024-07-10 13:09:30 | Weblog

8時、起床。

トースト2枚(チーズ、バター、みかんジャム)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。内憂外患の寅子。「あちらを立てればこちらが立たず」とはいうけれど、実際には、どっちも好調、どっちも不調ということの方が多いような気がする。

昨日のブログを書く。

11時前に家を出て、大学へ。

12時から会合を一件。7月の「目白押し案件」の1つである。1時間半ほどで終わる。

昼食をとりに「たかはし」へ行く。この時間だと空いている。

刺身定食をごはん少な目で。

昨日がガッツリ鰻重だったので、今日はサッパリ刺身。こういうバランス感覚は、半分意識的だが、身体がそれを求めてもいる。美味しかった。ごちそうさま。

早稲田→(高田馬場)→恵比寿へ移動。

恵比寿ガーデンプレイス。

その一角にある東京写真美術館。年間パスポートを持っていてときどき訪れる。

今森光彦「にっぽんの里山」展が開催中である。

「里山(さとやま)」とは「深山(みやま)」とは違って、人里に接している山のことをである。「田舎の風景」というときに登場する山である。会場は「春」「夏」「秋」「冬」と仕切られていて、四季折々の里山の風景を撮った写真が展示されている。棚田を撮った作品が多い気がするのは、今森が棚田が好きなのだろう。そして「春」の作品が一番充実しているように感じられる。今森が春が好きなだけでなく、里山自身もきっと春が好きなのだろう。

山の風景ばかりではなく、人間や動物(とくに昆虫)の写真も多い。人間も含めて生態系としての里山というものに焦点があたっている。考えてみると、我が家の周りにも「里山的状況」というものはある。鳥や、虫や、カエルなんかはその表象だ。決して恵まれた環境とはいえない中で、精一杯生きている。猫を可愛がるように、カエルも可愛がってやりたい。

今森のインタビュー映像が流れていた。私と同じ1954年生まれの70歳である。ますます親近感を持った。

ショップでカタログとポストカードを購入する。

美術館併設のカフェで一息入れる。みかんジュースを注文したら、氷の入ったグラスと一緒にジュースの瓶が出て来た。初めからグラスの中に注いで出てくればいいのにと思ったが、きっとブランドもののジュースなのだろう。

「無茶茶園 温州みかん(果汁100%)」。ネットで調べたら一瓶(180cc)350円ほどである。けっこうするんだ。カフェの代金は650円。+300円は場所代と考えれば、高くはない。

15分ほどの短い滞在で、展示会の感想などをメモする(ジュースの値段などもメモしておく)。

さて、帰ろう。

蒲田に戻って、その足で近所の耳鼻科に行って、いつもの薬を出してもらう。

向いの処方薬局の前にもカエルがいる。

夕食はもつ鍋。

暑い日のもつ鍋=スタミナをつけるという発想。

デザートは先日卒業生のマサコさんからいただいたフルーツゼリー。

食事をしながら『降り積もれ孤独な死よ』第一話(録画)を観る。久々に見る黒木メイサ。そして小日向文世演じる容疑者の灰川がどうしても『世にも奇妙な物語』のタモリに見えてしまうのは、先日観た『世にも奇妙な物語』2024の中の「追憶の洋館」のロケ地が灰川邸のロケ地と同じところ(たぶん)だったということもあるかもしれない。

レビューシートのチェック。

演習のレポートに目を通す。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

日付が替わった頃にオンデマンド授業「日常生活の社会学」の次回のコンテンツ一式をアップする。

2時、就寝。