7時半、起床。
バタートースト、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
このところ雷の鳴る日が続いて、雷が大の苦手のチャイはめげている。耳がいいから遠雷の音にも敏感で、物陰に入った切り出てこなくなるのである。廊下に出てきても、写真のように、横になって生気がない。暑いだろうとクーラーの効いた二階のリビングに連れて行っても、すぐに部屋を出て、一階に降りてしまうのである。
昨日のブログを書いてアップしてから、大森のジャーマン通りにある「ベイクマン」に電話で取り置きをお願いした食パンを取りに行く。
時刻は1時半頃で、かなり空腹を覚えたので、途中のラーメン店「誠屋」に入る。
初めて入る店である。月曜に「ベイクマン」や「sanno2198」に行くことが多いので、月曜・火曜が定休のこの店とはこれまで縁がなかったのである。
葱ラーメン(850円)を注文。美味しそうである。初めての店であるから、カウンターの中のいかつい感じの店主さんに「ラーメンの写真撮ってもよろしいですか?」と声を掛け、「はい、どうぞ」とOKを得る。
同じ葱ラーメンでも、蒲田の喜多方ラーメンの葱ラーメンとは違う、豚骨背油系の葱ラーメンである。これはこれで美味しい。喜多方ラーメンの場合は白髪葱を載せるだけだが、こちらはピリ辛に炒めた葱を載せる。チャーシューは短冊に切って葱の下に入っている。麺は推奨の太麺で。
ごちそうさま、美味しかった。そう声に出して行って、席を立った。また来ることになるだろう。
「ベイクマン」に到着。
食パン2斤(6枚切り)を購入。一日一枚を朝食時に食べるので、12日間で消費する。次回は二週間後の日曜日ではなく、金曜日に来なければならない。
大森駅に戻る途中で「本の庭」に寄っていくことにする。山王小学校の横の道に入る。
二宮金次郎の像を横目に見ながら。
「本の庭」に到着。
先客は1名。
隅っこの席に座ってアイスカフェオレを注文。お店の方が「そこはクーラーの風がうまく届かないので暑くはありませんか?」と聞いてくれたが、むしろ私はクーラーの風が直接当たらないほうがよい。扇子がありますので、問題ありません。街ではよく手持ち旋風機を見かけるが、扇子のよさが見直されればよいのにと思う。風情があっていいですよ。手を動かすのが面倒くさい? その程度のことも「面倒くさい」のであればしょうがないですね。
海わたるひとりの旅の扇子かな 及川貞
駄菓子屋の奥見えてゐる扇風機 斎藤夏風
お店の方が「ベリーのチーズタルトが焼きあがりました。新作です!」と言った。これは注文しないわけにはいきませんね(笑)。
あぁ、これは美味しいです! ほどよい甘みと酸味。チーズはレア―気味。ちらした金箔が山王風(笑)。小ぶりですが、6ピースにカットなので、お茶受けには十分な量。
このところキンドルで読んでいるのは、pha『パーティーが終わって中年が始まる』(幻冬舎)
著者の名前だけは知っていたが、著書を読むのは初めて。実に面白い。
定職に就かず、家族を持たず、
不完全なまま逃げ切りたい――
元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス⁉
赤裸々に綴る衰退のスケッチ
「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。
何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。
この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。
喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」――本文より
若さの魔法がとけて、一回きりの人生の本番と向き合う日々を綴る。(アマゾンのサイトの紹介文より)
文章が上手い。言い換えると、経験してきたことについて、深く考えられ、的確に言語化されている。
蒲田に戻ってくる。
「一二三堂」で『NHK俳句』8月号を購入する。
西瓜赤し若かりし日の文庫本 宇佐美魚目
永眠のまえの永住あまのがわ 池田澄子
床屋に行く。2カ月ぶりである。「日曜にお見えになるのは珍しいですね」と馴染みの店員さんに言われる。ええ、前を通ったら混んでなかったので。「昨日はすごく混んでたんですよ」。やってもらっている間にどんどん混んできた。
散髪を終えて、商店街を歩いていたら子ども神輿と遭遇した。担いでいる子どもの数が少ない。もう小学校は夏休みに入ったはずだが・・・。
いったん帰宅して、5時頃、「ティールーム101」へ出かける。夕方になって、気持ちのよい風が吹いている。
先客はおなじみさんが1名。
ナガノパープル(葡萄)のかき氷を注文する。これで7種類のシロップのうちの3種を制覇。コンプリートまで4回だ。それは間違いないが、2周できるかどうかは微妙なところである。
かき氷の後は梅ソーダ。「冷たいものあとに冷たいものでお腹は大丈夫ですか?」とマダム。個体の冷たさより液体の冷たさの方がソフトなんです。
「男性は女性よりお腹が強いから」とお馴染みさん。お腹の強さと性別は関係あるかしら?
6時を少し回った頃に店を出る。本日最後の客となった。
夏至を過ぎて日が少しずつ短くなってきてはいるが、なにしろ暑いから、日が短くなっているという実感がない。
これからもっと暑くなるそうだ。「どうせなら40度越えを経験したいです」と床屋の店員さんは言ったが、いや、いや、40度越えはごめん被ります。なお、35度を越えると「猛暑日」と呼ぶが、40度越えると「酷暑日」と呼ぶことが2年前に決まった(日本気象協会で)。東京ではまだ使われていない。
夕食はサーモンのソテー クリームソース掛け、はんぺん(蒲鉾のように見えるが)、胡桃とジャコの佃煮、味噌汁、lごはん。
食事をしながら『マル秘の密子さん』の第一話(録画)を観る。面白かったので第2話(録画)も続けて観た。福原遥がこれまでと違うキャラ(ダークヒーロー?)を演じている。
レビューシートのチェック。
基礎講義のレポートの採点。
今週は春学期の採点週間だ。「春の祭典」ならぬ「春の採点」。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時45分、就寝。