8時15分、起床。
チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。いつもであれば珈琲で、食後、書斎に移動するときに紅茶を淹れるのだが、今日は珈琲豆を切らしていた。
昨日の夕刊と同じくフェンシングの加納選手の金がトップ。水泳男子400メートル個人メドレー松下選手の銀、馬術団体の銅が写真入り。
4月に実施された中学生の全国学力テストの結果、前年度より国語の平均点が11.7ポイント下がったことが大きく報道されている。「SNSばかりやっていて長文読解や文章を書く能力が下がってきているのではないか」という解説がされているが、11.7ポイントというのはずいぶんと急な低下で、単純に、今回の問題が難しかったというのが一番大きな理由ではないだろうか。SNSの影響はあるとしてももっと長期的・持続的なもので、単年度でポンと出て来るようなものではないはずである。
『サンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら昨日のブログを書く。
今日は王位戦第3局の一日目である。ネット中継を観ると、後手の渡辺が7五歩と突いた手(研究手であろう)に対して藤井が長考している。普通は9筋の歩の突き合いが入っているものだが、それを省略したことで、後から後手に9四角と打つ手が生じる可能性がある。残り時間は早くも2時間の差がついている。結局、藤井はこのまま3時間を越える大長考で、そのまま昼食休憩に入った。
1時半頃、昼食を食べに出る。暑いが、曇り空で、一時雨の予報も出ている。家を出るとき、ベランダの洗濯物は取り込んでおいた。
多摩川線に乗って下丸子の「喜楽亭」に行こう。
寝不足気味のようで、下丸子を乗り越して、鵜の木まで行ってしまった。上りと下りのホームは改札が別なので、一度改札を出て、改めて入らなければならない。
月に一度のペースで来る「喜楽亭」である。
いつものようにチキンカツ定食(1100円)を注文し、いつものようにご主人と雑談をしながら食べる。
今日はご主人の妹さん(姉さん?)らしき方もいて(クーラーの効いた店内で休んでいたようである)、ちょっと言葉を交わした。
食後の珈琲は鵜の木の「福井珈琲店」で飲むことにした。4月に多摩川の土手の桜を観た帰りに寄って以来だから3か月ぶりである。「喜楽亭」に来るときに下丸子で乗り越して鵜の木まで行ってしまったのは、「福井珈琲店」に顔を出しなさいというお告げ(カフェの神様?)だったのかもしれない。
カウンターだけの店だが、珍しく先客はいなかった。ウィンナー珈琲を注文する。
マダムとおしゃべり。珈琲豆(マンデリン)を買って帰る。
店を出たら雨がパラパラ降りだして来た。ホームを濡らす雨。
水玉の電車が来ないかと期待したが、緑の電車(初期の頃のデザイン)だった。
蒲田に戻ってくる。不穏な空模様である。
駅前の広場の街灯は鳩が止まれないように細工がされている。痛そうだ。
ケバブ屋の店先にいつものセキレイがいた。おこぼれにあずかろうとしているのだろう。向かいのコンビニでパンを買って、(お店の人に気づかれないように)パン屑をやってみた。
ついばんで飛んで行った。でも、セキレイが期待しているのはケバブの切れ端(肉片)なのかもしれない。
対局の方へ、藤井が7五歩を同歩と取って、数手が進んで、後手の渡辺の手番の局面。ここは渡辺も長考するところ。一日目はこの局面のまま封じ手となる。形勢は互角。
レポートの採点のチェック。昨日、全部を採点したが、途中で採点の方針にブレが生じているかもしれないので(300本以上あるので)、もう一度、全部を通しでチェックする。
夕刊の一面は体操男子団体の金。ドラマチックな逆転金メダルだった。
夕食前に一渡りチェック終わる。
夕食はシシャモ、椎茸の詰め物ソテー、ブロッコリーの炒め物、トウモロコシ、味噌汁、ごはん。
デザートはアイスクリームとブルーベリー。
食事をしながら『海のはじまり』第5話(録画)を観る。夏(目黒蓮)が自分の家族に子供のことを話す場面。けっこうな騒ぎになるかと思いきや揚げたてのコロッケが冷めてしまう前に話はすんだ。なんてものわかりのいい家族なんだろう。ポイントは母親(西田尚美)が、息子の立場ではなく、水季(古川琴音)の立場になって事態を理解したことにあるだろう。
「そこが普通の母親と違うところですね」
成績を入力し、妻に読み合わせをしてもらって、入力ミスのないことを確認し、「確定」する。ふぅ、終わった。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
柔道男子81キロ級決勝(永瀬が二大会連続金)や男子バスケットボール予選リーグ日本対フランス戦(惜しかった!)を観る。
2時、就寝。