フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月24日(月) 晴れ

2013-06-25 10:09:18 | Weblog

  8時、起床。ずっと録り溜めてある分をはしょって、今朝から(正確には、土曜日の分から)『あまちゃん』を再び見始める。東京編だ。AKBを思わせる(誤解のしようもなく)アイドルグループの最下層からの出発。舞台裏っていうのは本当にこうなんだろうと思えてくるが、本当に、本当に、こんなふうなのだろうか。アキの「帰りたい」という気持ちがよくわかる。

  昼食は、一か月ぶりで、下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。

  外は蒸し暑いが、店内は涼しい。クーラーを入れているわけではなく、扇風機が回っているだけだが、風の通りがいいのだ。

  いつものチキンカツ定食を注文し、いつものようにご主人と雑談。近々、ひびの入ったガラスを新しいものと交換するらしい。

  腹ごなしに下丸子の街を散歩する。商店街の歩道に大きな陸ガメがいた。

  武家屋敷だったらしい。

   六所神社。この街で一番大きな神社だ。

 

  また別の神社。鳥居の正面に大きなご神木がある。

 

  住宅街の脇道に入る。

   振り出し(駅前)に戻ってくる。ここにあった食堂は店仕舞いをしてしまったのか。 

  帰宅して、昼寝。

   が更けてから明日の授業の準備を始める。終わったのは明け方近かった。


6月23日(日) 薄曇り

2013-06-24 00:49:36 | Weblog

  8時、起床。

  ベーグルと牛乳の朝食。

  午後、妻と都議選の投票に行く。投票所は相生小学校。空いている。


小学校の通用口の脇の紫陽花

   投票を済ませ、「phono kafe」で昼食。2人とも今日のごはんセットを注文。おかずは6品の中から3品選ぶシステムだが、二人でシェアーして食べようということで6品全部を一皿ずつ出してもらう。

玄米豆腐のタルト人参ソース


切り干し大根の辛口サラダ  きんぴら牛蒡


茄子のピリ辛肉みそ風  ブロッコリーと新玉ねぎの豆腐マヨネーズ和え


ポテトコロッケバジルくるみソース


玄米と具だくさんの味噌汁

   帰宅して、授業の下準備。今週はいつもより授業が多い。火曜日の5限に「現代人現論系総合講座1」という複数教員で担当する講義があるのだが、今週から3回、私の担当なのである。草野先生→村松先生→大藪先生と襷をつないで来て、私が4番手(最終走者)である。初回のオリエンテーションのときは自分の出番はずっと先だと思っていたが、案外早く回ってきた。私の出番が終われば、目の前に夏休みが見えてくる。

  夕方、日の沈む1時間ほど前に散歩に出る。「シャノアール」でコーヒーを飲みながら、日誌を付ける。日誌の記述は、日によって、行動の記録であったり、コミュニケーション(面談やメール)の記録であったり、考えたことの記録であったりするが、今日は一番エネルギーを必要とする三番目。


6月22日(土) 晴れ

2013-06-23 01:33:07 | Weblog

  8時、起床。梅雨の晴れ間。今日は土曜日だが大学へ出かけ用事があるので、晴れてくれるのはありがたい。

  昨日と同じ、カレー、トースト、牛乳の朝食。

  10時過ぎに家を出て、大学へ。左右社のT氏が昨日上がってきたばかりの見本刷りをもって来てくださる(書店に出るのは1週間くらい先になるだろう)。休日返上でわざわざいらしてくださったのは、プロモーションの相談があるからである。浮世の義理というものがあるから、1回くらいは言うことを聞かねばならないかと思う。

  献本というのは学者の世界での慣習だが、もらってもね・・・という場合もあるでしょうから、興味のある方(同業者)はメールでお知らせいただければ、謹んで進呈させていただきます。本は読んでくれる人のところへ届けられるのが本と著者にとっての一番の幸福ですから。

 

  T氏が帰られてから、飯田橋のカフェで一文の社会学専修の卒業生のTさんと会う。来月、飯田橋の近くの現在の住居から引っ越しをするというので、その前に一度会いましょうかということになったのである。その引っ越しの理由と言うのが、いかにも彼女らしくて、書道をするための(大きな紙を床に広げられる)部屋がほしいというものだった。その彼女の作品が出品される書道展が来週、新国立美術館で開催される。昨年は谷川俊太郎の「五行」だったが、今年はブルーハーツの「情熱の薔薇」とのこと。渾身の作のようである。

 

  帰宅する電車の中で見本刷に目を通していたら、校正しきれなかった箇所を数か所見つける。いつも不思議に思うのは、あれだけ一所懸命に校正をして、見落としたミスを、本が出来上がってパラパラとやると、簡単に見つけてしまうことだ。ふぅ。 

  4時頃、蒲田に着いて、この時間帯はまだ混んでいるだろうと思いながら、「まやんち」に電話を入れると、空いていますというので、速足で向かう。東口の駅前に人だかりができている。知名度の高い政治家が街頭演説の応援に来ているからだった。明日は都議会議員選挙の日だ。

   「まやんち」は2週間ぶり。モーロットスカーカという期間限定のケーキを注文。お店のホームページに載っている説明によると、「スエーデン語で、ニンジンのケーキという意味です。すりおろしたニンジンとクルミにスパイスを効かせて焼いたケーキにレモンが香るチーズクリームを乗せました。バターを使わず、カラダに優しいグレープシードオイルを使っています」とのこと。このケーキに合う紅茶はなんでしょうとモモコさんに尋ねると、ナントカ茶園のナントカという茶葉のセカンドフラッシュを勧めれたので、それにする。ケーキのしっかりした味に負けないしっかりした風味のお茶だった。  


6月21日(金) 小雨

2013-06-22 10:03:55 | Weblog

   8時、起床。 

  カレー、トースト、牛乳の朝食。

  昼前に家を出て、大学へ。駅ビルで演習用のお菓子を買っていく。

  授業の前にコンビニで買ったおにぎりで昼食。

   3限は必修基礎演習。4名の学生が発表。テーマは、言論の自由、異文化理解、演技とスポーツ、演劇。1年生にとってこれからの大学生活で取り組みたいテーマを見つけることがこの時期の課題だ。入学前から決まっている者もいるだろうが、多くは、これからである。「これだ」と思っても「いや、ちがう」となることはままある。自分を納得させるのはなかなか大変だ。「ぼんやり、のんびり、大学生活を楽しみたい」というのも悪くないと思うが、そういう態度表明はめったに聞かない。「何かに熱中しなくてはならない」というのが青年期のテーゼなのだ。

  授業を終えて、4限の空き時間に大学院生のMさんと面談。Mさんは社会学コースではなく他コースの院生だが、それ故に話しやすいということもあるのだろう。前の授業で配ったスイーツの余りがあったので、おすそ分け。

  5限・6限はゼミ。5限はテキストの最終章の講読。 


本日のスイーツ

  6限は学年で別れて、4年生はゼミ論のテーマの報告、3年生はゼミで勉強したいテーマの報告。私は3年生の方へ出る。ディスカッションの中でわかったのだが、3年生18名中、スマホに移行した者17名、従来のケータイを使っている者1名。スマホの普及率鬼のごとし。その一人残ったSさんと私は顔を見合わせ、時代に取り残されたものの悲哀と、軽々に時流に乗らないことの矜持を確認したのだった。

  夕食は「ワセダ菜館」の上カツ煮定食。普通のカツ煮定食(700円)より150円アップするが、それだけのことはあり(カツが厚い)、こちらの方が美味しい。いつものようにほうれん草の胡麻和え(140円)を付けて、千円札で10円のおつりがくる。

 

   帰りの電車の中でSさんからメールが届く。3年生はテキストの講読が終わった打ち上げを高田馬場のお好み焼き屋さんでやっているようである。スマホで撮った写真は容量が大きくて、私のケータイでは受信できないことがままあるのだが、Sさんのケータイで撮った写真であれば問題ない(画像は荒いけど)。 こうやって、従来のケータイは社会の片隅に追いやられていくのである。


6月20日(木) 小雨

2013-06-21 03:12:32 | Weblog

   9時、起床。

   11時15分に「phono kafe」に電話をして、「11時半の開店と同時に伺いますので今日のごはんセットを用意しておいてください」とあらかじめお願いしておく。6品の中から3品を選ぶおかずについてはお任せする。これで店に行って注文してからの待ち時間(10分ほど)が節約できる。ところが、出かけにバタバタして、店に着いたのが11時38分になってしまい、あまり時間の節約にならなかった。

   朝食兼昼食をしっかり食べる。玄米は「しっかり食べる」という感じがする。

   私が食事をしていると、2人連れの女性客が入ってきた。他の客と一緒になったのは初めてである。2人とも初めての来店らしかった。ごはんセットを注文して、さらに1人はワイン、1人はビールを頼んだ。ご近所の主婦仲間のようである。私は下戸なのでランチでアルコールというのは一度も経験がないが、同僚の先生の中には、ビールは水みたいなものなのだろう、お昼に「すず金」で鰻が焼き上がるのを待ちながら、ビールを飲む方もいる。「昼間からアルコール」というのを一度やってみたいものである。たぶん世界が違って見えることだろう(世界が廻って見えるかもしれないが)。 

  12時に店を出て、そのまま大学へ。

  3限は大学院の演習。

  5限は講義「日常生活の社会学」。

  講義を終えて研究室に戻ると、しばらくして、同じく5限の授業を終えられた坂井素思先生が顔を出されて、1時間ほどお茶とお菓子でおしゃべりをする。坂井先生は明日から放送大学の集中講義で滋賀に行かれるそうである。地方での集中講義は放送大学の教員の業務の1つで、毎年、2箇所に行かれるのだが、坂井先生はあと2年ほどですべての府県での集中講義を達成されるそうである。私も教務をしている2年間に金沢と高知と青森に講演の仕事で行ったが、普段はそういう業務はない。でも、あれはあれで楽しかったなといまになって思う。仕事がらみでないと、なかなか地方都市に行く機会はないものである。

  おしゃべりの途中で妻からメールが入る。帰りは何時になるかといういつもの問い合わせのほかに、今日はもう1つ、今夜はカレーでもよいかと聞いてきた。私のブログを見て、火曜日の昼食に「SKIPA」でカレーを食べたばかりであることを知っているからである。知っていながら今夜の献立をカレーにしたいのは、妻が私のブログ見てカレーを食べたくなってしまったからである。私としては、ブログに外食の写真を載せる理由の1つは、私が外でどんな食事をしているかを妻に伝えるため(家での食事と被らないように)であるが、それがかえって逆の結果をもたらすことになったわけである。社会学の用語でいう「自己自殺的予言」である。そういえば、これまでに何度も類似のことがあったが、同様の心理的メカニズムに依っていたわけだ。

  8時ちょっと過ぎに帰宅。風呂を浴びてから、夕食(カレーライス)。

  春ドラマも次々に最終回を迎えている。というわけで、夏ドラマのチェック。7月の第2週から始まるものが多いようである。初回を観てみようかと思うものは以下の8作品。

   7月7日(日) 9時(TBS系) 『半沢直樹』 原作:池井戸潤、主演:堺雅人・上戸彩

    堺雅人が演じるのは銀行マン。上戸彩はその妻役。とにかく堺雅人である。面白くないはずはないだろう。

   7月8日(月) 9時(フジ系) 『SUMMER NUDE』  主演:山下智久

      「月9」である。山下が演じるのは海辺の町の写真館で働くカメラマン。彼をとりまく女性たちに、香里奈、戸田恵梨香、そして特別出演扱いだが、長澤まさみ。主役級女優3人とは豪華である。

   7月9日(火) 10時(フジ系) 『スターマン・この星の恋』 脚本:岡田恵和、主演:広末涼子

      脚本が『泣くな、はらちゃん』の岡田恵和というだけで視聴決定。

   7月10日(水) 10時(フジ系) 『ショムニ2013』 主演:江角マキコ

      最後のスペシャルから10年。主演の江角以外は全員新しいメンバーである。

   7月10日(水) 10時(日テレ系) 『Woman』 脚本:坂元裕二、主演:満島ひかり

      脚本は『最高の離婚』の坂元裕二。満島ひかりが演じるのは2人の子どもを抱えたシングルマザー。

   7月10日(水) 11時58分(日テレ系) 『孤独のグルメ』 主演:松重豊

      シーズン3。待ってました。

   7月11日(木) 9時(テレ朝系) 『DOCTERS 2 最強の名医』 主演:沢村一樹

      シーズン2。前回、なかなか面白かったので今回も観ようかと。

   7月13日(土) 9時(日テレ系) 『斉藤さん2』 主演:観月ありさ

      シーズン2。今期の夏ドラはシーズンものが目立つ。安定した視聴率が期待されているのだろう。