フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月23日(日) 晴れ

2014-11-24 11:22:25 | Weblog

8時半、起床。

ソーセージ、トースト、サラダ(トマトとレタス)、牛乳、紅茶の朝食。

午後、散歩に出る。コートは不要。

「phono kafe」に電話をして、席が空いているかを尋ねたが、満席だったので、昼食は他のカフェでとることにする。

東急線の踏切でカメラを構えている人がいる。多摩川線に新型の車輛でも走っているのだろうか? 

「カフェドコバ」で一服。コーヒーとハムとポテトサラダのサンドウィッチを注文して、持参した資料を広げる。

丁寧に作られたサンドウィッチ。なかなか美味しい。コーヒーはお替り(無料)をした。

持参した資料というのは、教え子のIさん(早稲田の卒業生ではないが、2年生のときに交換留学で同志社からやってきて、私の演習に参加していた)から送られてきたレポートで、彼女が主宰する療育児童向けの料理サークルの活動記録だった。彼女のお子さんには発話の遅れがあって、一般の幼稚園に通いながら児童福祉センターの療育教室に参加しているのだが、その教室の同級生の親たちと療育を目的とした料理サークルを始めたのである。

「発達障害を疑われる子は、落ち着きがない、こだわりが強い、言葉のコミュニケーションが苦手、などの特徴を持ちながらも、見た目が健常者と区別がつきづらいこともあり、障害に理解の少ない人から叱責や非難の言葉を受けることが多くあります。また、保護者の育て方やしつけの問題に転化されがちで、保護者も必要以上に自分を責めることもあります。幼稚園、保育園、その後の教育の場でも、指導力不足の教育や、時には親ですら、「子に失敗をさせないためにも挑戦させない」という環境にしてしまいがちです。しかし、障害の有無にかかわらず、どんな人でも、失敗を経験せずに何かを上達することはあるでしょうか。失敗を乗り越えてこその成功体験です。そのため療育児向け、と銘打つからには、生活に密着したさまざまなことを、料理を通して経験できる場、安心して失敗することが許される場を設計することを目指しました。」

「安心して失敗することが許される場」という言葉に「なるほど!」と思った。確かにそれは大切な場所である。「障害の有無にかかわらず」だけではなく、大人か子どもかにもかかわらず、誰にとっても必要な場所であるだろう。そういう場所が日常の生活空間の中にあるかないかで、人の生き方はずいぶんと違ってくるだろう。

レポートを読み終えて、「カフェドコバ」を出る。

「phono kafe」に電話をして、席が空いていることを確認してから、向かう。カフェの梯子は休日の過ごし方の基本である。

「大根のステーキ(照り焼き風)」というのがメニューにあったので、それとハニーブッシュを注文。うん、これは美味しい!

大原さん、Tさんと『八日目の蝉』をめぐっておしゃべり。

さて、帰ろうかというときに、常連の近所の整体師さんとその彼女が入ってきて、しばらくおしゃべり。蒲田の「phono kafe」と神楽坂の「SKIPA」は私にとっての「おしゃべりカフェ」の双璧である。

5時半頃、帰宅。

今夜の我が家の献立はおでん。冬の定番である。

来春、結婚式をあげることになった卒業生のRさん(ゼミ二期生)と年末に「まやんち」で会うことになった。Sさん(ゼミ一期生)のときも、Mさん(ゼミ二期生)のときも、事前に「まやんち」で会っている。「まやんち」は幸福な人と会うのに相応しいカフェである。昔、「失恋レストラン」という歌(清水健太郎のデビュー曲)があったが、それとは反対に、「まやんち」は「幸福カフェ」といえるだろう。


11月22日(土) 晴れ

2014-11-23 11:27:50 | Weblog

7時、起床。

目玉焼き、ランチョンソーセージ、サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)、牛乳、紅茶の朝食兼昼食。

ネットで注文しておいたほぼ日手帳カズン用(A5判)のブックカヴァーが届いた。去年と同じく「chocolat」の製品。カズンは4月始まりのものを使っているので、新しいカヴァーを使い始めるのはまだ先なのだが、カヴァーには1月始まりも4月始まりもないから、品数の多いこの時期に買っておくのである。

左が2013年度版、右が2014年度版。ほぼ同じ厚味だが、2014年度版は来年3月まで使うから、2013年度版よりさらす厚味が増すことは確実である。どこまで製本が耐えられるか、ちょっと心配。2015年度版からは半年ごとの分冊版が登場したから(4月始まりのものもあるのかは不明)、もし製本が崩れるような事態になったら、そちらに移行しようと思っている。

厚くなるのはあれこれの資料(写真とか切り抜きとかチケットの半券とか)を貼り付けているからである。

米津祐介デザインの来年のダイアリーも届いた。

彼のデザインのカレンダーも使っているが、カレンダーは絵は12枚しかないが、こちらは毎週1枚なので、たくさん彼の絵が楽しめる。もっともほぼ日手帳のウィークリーとカズンの併用でスケジュール(ウィークリー)と日誌(カズン)の管理は完結しているので、実用レベルでこのダイアリーが活用される余地はほとんど残っていない。一種の画集として購入したので、それでもよいのであるが、せっかくだから何かに使えないだろうか。

ノートパソコンのキーボードの下のスペースに来年の1月と2月のカレンダーを貼り付ける。いよいよそういう時期になりました。

今日は名古屋から息子が来ているので、一家(5人)そろって、妻と娘の誕生日の祝いの食事を外でする。

釜飯屋「梅Q」を6時から予約しておいた。

釜飯は注文してから運ばれてくるまでに30分ほどかかるので、前菜代わりのものもあれこれ注文しておく。

上新香。

梅Qサラダ。

砂肝とアスパラ(塩で)。

レバーとネギ間(タレで)。

小海老(塩で)。

今夜の主役二人。

 

そして釜飯が満を持しての登場である。

特製カニ釜飯。

牛釜飯。(牛釜飯には特製はない)

特製アサリ釜飯。

特製貝柱(帆立)釜飯。

私が写真を撮る前に娘がしゃもじでかきまぜ始めていた(フライングだ)。

美味しかった。「梅Q」は蒲田でたぶん唯一の釜飯専門店である。

「一二三堂」で娘への誕生日プレゼントに図書カードを購入。

ついでに小説を二冊、年末の読書用に、有栖川有栖『怪しい店』(角川書店)と川上弘美『水音』(文藝春秋)を購入。

ご主人と少しおしゃべり。お店は大晦日まで営業しますとのこと。

駅ビルの洋菓子屋でシブートを買って帰る。

『リーガルハイ』のスペシャルを観ているときに長野で大きな地震があった。テレビに警報が出てから、少し揺れた。

長野のTさん(ゼミ4期生)にメールをしてみる。「かなり揺れましたが、無事です」と返信があった。


11月21日(金) 晴れ

2014-11-22 08:55:14 | Weblog

7時、起床。

ハム&エッグ、サラダ(トマトとレタス)、トースト、スコーン、紅茶の朝食。スコーンは昨日、「まやんち」のまゆみさんからいただいたもの。その美味しさにびっくり。

まだ公示前だから詳しくは書けないが、卒業生の一人(女性)が今度の衆議院選挙に出馬することになった。今朝、本人からメールで知らされた。朝からびっくり。選挙戦は大変だろうが、とにかく健康管理に気を付けてと返信する。

床屋に行く。待たずにやってもらえた。

「テラス・ドルチェ」で一服。ここでは客の目の前で一杯ずつサイフォンで淹れてくれる。なんだか今日はコーヒーの量が多い。案の定、カップに注いでも半分残っている。お替り用?と思ったら、もっていかれてしまったので、びっくり。あの残ったコーヒーはどうなるのだろうか。

帰宅するとネットで注文した品物が届いていた。こんな大きな箱にこんな小さな商品が1つだけ入っていた。びっくり。

いったん帰宅し、スーツに着替えて、出かける。

「SKIPA」で遅めの昼食。

定食を注文する気でいたが、気が変わって、チキンカレー。

食後にアイスチャイ。「ザビエル」という名前のお菓子がおまけで付いてきた。「ザビエルね・・・何ですか?」とのんちゃんに尋ねたら、「宣教師の名前です」と言われた。うん、それは知ってますけどね(笑)。

ビスケットの生地の上に白あん入りの御饅頭がのった和洋折衷の焼き菓子だった。大分の長久堂というところが作っている。

今日ののんちゃんはメガネをかけている。何かのドラマだったかCMだっかに出ていたときの武井咲に似ている。

先日撮った下の写真がのんちゃんはとても気に入ったそうで(彼女にはめったにないことである)、もしいま自分が死んだらこの写真を遺影に使いたいと言ったので、びっくり。確かに、手に仏様を持っているせいか、慈愛に満ちた表情をしている。ブログには画素を小さくしてアップしているので、遺影に使うときのことを考えて(笑)、オリジナルのファイルをお送りしておきましょうと約束する。

宙太さんとのんちゃんは今週の木曜日、お店の休みの日に日帰りで箱根に行ってきたそうだ。私も近々妻と箱根に行くので、しばし箱根談義。今度は日帰りではなく、一泊したいという二人に箱根の宿泊代の相場について話したところ、びっくり(二人が)。

大学に寄って用を済ませてから、市ヶ谷のアルカディア(私学会館)で開かれる中学生作文コンクールの表彰式・パーティーに出席。

入賞作品の講評という役目は私と日経新聞のIさんとが隔年で担当している。今年はIさんの番だったので私は気軽だったが、一応、Iさんが急病やアクシデントで出席できなくなって急遽ピンチヒッターを頼まれる可能性を考えて、喋る準備はして行った。「生命保険」がテーマの作文コンクールなので、こちらもリスク管理は怠りない。

全国から集まった3万を越える作品の中で、最優秀作品(文部科学大臣奨励賞)に選ばれたのは、広島県府中町立府中中学校2年生の沖山侑子さんの「生命保険を学んで」だった。身近な人に起こった病気や事故を題材にした作品が多数を占める中で、彼女の作品は69回目の原爆祈念式典を取り上げ、あの夏の日に無念の思いで死んでいった人びとに思いをはせることから始まっている。そして、後半では、生命保険という商品の特徴をラーメン屋でラーメンを注文するときになぞらえて説明する。 その緩急自在な筆運びには感心した。

表彰式の後のパーティーでは、入賞者(8名)のテーブルを回って、一人一人と話をした。予備の講評原稿がこのとき役に立つわけで、リスク管理は決して無駄に終わることはないのである。

入賞者の一人のお母様が私のブログの読者であることがわかり、びっくりする。「いつ、どこで、誰に読まれているかわからない」というのはブログを語るときの常套句だが、そのことを改めて実感した。

パーティーは8時に終わった。入賞者とそのご家族は、明日、デズニーシーで一日を過ごすことになっている。天気がよくてよかったですね。楽しんできてください。

タクシーを呼んでくださるというのをお断りして(毎回のことです)、電車で帰る。途中、丸の内の丸善で買い物。

9時半、帰宅。名古屋から息子が来ていた。

今日はいろいろとびっくりすることの多い一日だった。


11月20日(木) 曇りのち雨

2014-11-21 10:37:53 | Weblog

7時半、起床。

朝食はとらず、9時前に家を出て、吉祥寺へ。

「phonokafe kafe」仲間で陶芸家の清水直子さんの作品展示即売会が今日から吉祥寺東急で始まるのだ。清水さんの作品は少しずつ買い揃えている。買う気満々なので、一番品数のある初日に行くことにしている。当初の予定では授業の後、夕方に寄るつもりでいたのだが、先週ミニ同窓会で会ったAさん(吉祥寺の近くにお住まい)が自分も行ってみたいというので、授業の前に(Aさんの上のお子さんが幼稚園に行っている時間に)行くことにしたのである。

10時に吉祥寺駅で待ち合わせて、吉祥寺東急へ。

場所は7階の食器コーナー。

清水さんにご挨拶して、Aさんとのツーショットを撮らせていただく。抱っこされているのは今年の6月に生まれた次女のみりちゃん。はじめまして。

Aさんはこの湯呑が気に入ったようである。ブルー系は新作。

開店直後ということもあり、特売のフライパンを買い求める人たちでレジには長蛇の列ができていたので、会計は後にして、デパートの近くの紅茶のお店へ行く。

みりちゃん、いい子にしている。 

モーニングセットを注文。紅茶はアールグレーをチョイス(ポットで出てくる)。ジャムは(4種の中から)マーマレードと苺をチョイス。トーストはお替り自由(朝食抜きだった私は一度お替りをした)。これで550円はとてもお得感がある。

みりちゃんは目のあたりがお母さんに似ている。美人になるだろう。

店を出て、「今度はあなたを撮りますからね」というと、Aさんはメガネを外した。

昨日、Aさんは結婚8周年を迎えた。8年前の結婚式には私も出席した。ご主人のアメリカ留学や、二度の出産で、Aさんの職業キャリアは断続的である。仕事志向の強い方なので、いずれ何らかの仕事を始めるのだろうが、いわゆる仕事人間とは違うタイプだから、いまはそのタイミングについて思いを巡らせているようである。

売り場に戻るともう長蛇の列はなくなっていた。

会計を済ませ、清水さんに私とAさんのツーショットを撮ってもらう。私とAさんの共通点はおでこが広いことである。

吉祥寺の駅前でAさんとは別れる。東西線に乗って早稲田へ。

私が購入したのは栗をデザインした湯呑(縁に釉をかけたところが新作の特徴)とクジラをデザインした小皿(ブルーが使われている新作)を購入。

3限は大学院の演習。

3時からS君のゼミ論指導。

雨が降ってきた。それも本格的に降っているようである。朝の天気予報ではそんなこと言っていなかった。あいにく置き傘がない。濡れて帰れば風邪がぶりかえすだろう・・・。どうしたものかと思っていたら、S君がコンビニで傘を買ってきてくれた。感謝。

5時頃、大学を出る。

蒲田に着いて「まやんち」のラストオーダーの時間(6時)に間に合いそうだったので、顔を出す。

りんごのアップサイドダウンケーキと秋摘みのダージリンを注文。

モモコさんが辞められて、スタッフは新人の方二人になった。頑張ってくださいね。

木の実のキャラメルタルトが1つ残っていたので、妻へのお土産に買って帰る。

帰宅途中に自宅近くのコンビニに寄ったら、妻がコピーをしていた。一緒に帰る。

夕食は鶏肉とアスパラと卵の炒め物。

デザートは木の実のキャラメルタルトを少しわけてもらう。


11月12日(水) 晴れ

2014-11-20 02:03:23 | Weblog

8時半、起床。

昨夜は10時半頃に就寝したので、10時間寝たことになる。しっかり食べて、ちゃんと薬を飲んで、十分に寝る、風邪を引いたときの対処としてこれがベストであると思う。若いサラリーマンが風邪をこじらせるのは初期段階で体をちゃんと休ませないからである。具体的には、体調悪化の初期段階で有給休暇をとれないからである。「風邪でちょっと調子が悪いくらいで休んではいられない」と思い込んで、休まないから、結局、本格的に体調を崩してしまうのである。

ポトフ、マフィン、サラダ(トマトとレタス)の朝食。

午前中はたいてい東京FMを聴いている。それは他の局よりも受信状況が良好だからである。「中西哲生のクロノス」(6:00-9:00)→「住吉美紀のブルーオーシャン」(9:00-11:00)→「坂本美雨のディア・フレンズ」(11:00-11:30)→「LOVEのラブ・コネクション」(11:30-13:00)。おしゃべりと音楽という構成は同じで、おしゃべりと音楽の趣向がそれぞれ違う。ラジオのよいところは何かをしながら聴けることである。

 

体調の回復レベルは70%という感じだが、回復基調にあるので、リハビリを兼ねて昼食は外に食べに出る。

食べたいものがあった。「吉野家」の牛すき鍋膳である。昨年の冬に出た商品だが、春先にメニューから消えてしまい残念だったが、この時期に復活した。

肉はバラ肉だが、それなりのボリュームである。白滝や長ネギがないっていないことには目をつぶろう。なにしろ630円なのだ。できればうどんの量をもう少し増やしていほしい(なまじ入っていると貧弱感がある)。

牛丼を食べていた老人が紅ショウガをごそっと丼にとった。「すごいな・・・」と思ったら、それを三回繰り返したので、びっくりした。私もそれに鼓舞されて、紅ショウガをごそっと(ただし一回だけ)とった。紅ショウガの無料提供は吉野家のえらいところの一つである。

食後のコーヒーはどこで飲もうと考えながら駅の方へ。

東急プラザ4階の「シビタス」へ。店外の椅子に順番を待っている人が一組だけだったので、その隣に座る。リニューアル後、初めての「シビタス」である。

ホットケーキとコーヒーを注文。

バターは一枚目の表面に塗ってから、二枚目との間に移す。ホットケーキで挟んで、その熱で溶かすのである。

上からシロップを掛けて二枚重ねのまま食べる。

駅ビル東館の「くまざわ書店」で本をまとめて購入。

絲山秋子『離陸』(文藝春秋)

本田由紀『もじれる社会』(ちくま新書)

今野晴貴『ブラック企業』(文春新書)

香山リカ『堕ちられない「私」』(文春新書)

同『ソシャルメディアの何が気持ち悪いか』(朝日新書)

矢部武『60歳からの生き方再検討』(新潮新書)

中村淳彦『日本の風俗嬢』(新潮新書)

ロイス・P・フランケル『大人の女はどう働くか?』(海と月社)

『YOSHIKO TOMIYAMA STYLE BOOK 富山佳子 シンプルなファッションを「素敵!」に見せる私の発見60』(光文社)

 1.迷ったら買わない。

 2.SALEでシーズン終わりのものを買わない。

 3.一生物だからという理由だけで買わない。

 (STYLE18 3つの「買わない」を持つこと)

購入した本を抱えて「ルノアール」へ。

「ルノアール」は地元蒲田における「もの思いカフェ」の代表である。

黒蜜カフェオレを注文し、2時間ほど滞在。全部にざっと目を通す(小説である『離陸』は除く)。これをやっておくとおかないでは、後々の本の活用に大きな違いが出る。「あの本にはあんなことが書いてあったな」というざっくりとして記憶が大切なのである。

7時になろうとしていた。

 

夕食は親子丼。

たっぷり寝ているので、深夜になっても眠くならない。とはいっても明日は早いので、2時に就寝。