フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月25日(水) 曇り

2018-07-27 10:57:07 | Weblog

7時半、起床。猛暑もひと段落か。

トースト、サラダ、冷茶の朝食。

今日の『半分、青い』。自殺できなかった元住吉。「情けない男」というのがこのドラマでは繰り返し登場する。丸ごと情けないわけではなくて、ある時、ある瞬間、「弱さを露呈する男」だ。一般に男性は女性と比べて弱さの自己開示を苦手とする。そのためだろうか、「弱さを露呈する男」に女性はキュンとするらしい(いや、正確には、キュンとする女性もいるというべきか)。男女の類型的な関係の1つである。三叔母の一人、麦(麻生祐美)の元住吉へのまなざしはそういうものが感じられる。それにしてもつっぱっているときの元住吉と弱さを露呈するときの元住吉を、髪の毛で顔(目)を隠しているかどうかで識別するというわかりやすい演出はいかがなものか(笑)。

9時に家を出て、大学へ。

10時から大学院の社会学コースの会合。

会合は1時間ほどで終わって、研究室でゆっくりと昼食を取る時間ができた。外に食べにいくだけの時間はないだろうと踏んで、蒲田駅の売店で購入した崎陽軒の赤飯弁当と買い置きしておいたミニカップ麺(ワンタン)の昼食。

最初に箸をつけるのは海老フライで、最後は筍煮というパターンは確立している(途中のプロセスはそのときどきの気分で変る)。

1時から第7会議室で社会学コースの修士論文中間報告会。6名の発表を聞く。途中の短い休憩を挟んで6時まで。 

蒲田に着いてから、「有隣堂」で雑誌を3冊購入。

『NHK俳句』8月号。

『散歩の達人』8月号。「大特集 ネオ昭和ワンダーランドへ 蒲田・大森」。表紙を飾るのは蒲田東急プラザ屋上の「幸せの観覧車」である。レジの前のワゴンに山積みなって売られていた。

 NHKドラマガイド『半分、青い』②。妻には見せない。一人で読むだけで終わらず、私に先のストーリーを語ろうとするから。もし、自分の人生の台本というものが存在するとして(神様が書いたのだ)、それを読もうとする人としない人に人間のタイプは二分されるのではないだろうか。私は後者だが、資本主義社会は前者が先導して作ってきたのである。

夕食は豚シャブ(冷製)。

NHKの『あさイチ』で調理法をやっていたらしい。

食後に昨日シズカさんからいただいたベトナムコーヒーを淹れて飲む。彼女のご両親がベトナムで暮らしていて(お父様の仕事の関係)、シズカさんはときどきベトナムを訪れる。そのときのお土産である。「ティティ」で飲んだベトナムコーヒーは炭のような味がしてコンデンスミルクを入れないと飲めたものではなかったが、これは普通にコーヒーである。日本人好みになっているのだろうか。

一緒にいただいた甘いお菓子と一緒に。

思いのほか上品な甘さである。

 2時、就寝。


7月24日(火) 晴れ、夜になって一時雨

2018-07-26 18:49:30 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日の『半分、青い』。若村真由美が小説家の役で登場した。松雪泰子、原田知世、井川遥、そして若村真由美。若い頃から好きだった女優さんたちが次々に登場して嬉しい。それにしても元住吉祥平、そっちへ行くか。

昼から大学へ。書類を届けに事務所へ行く。そのとき廊下の床に発見した一文・二文時代の名残。一種の遺構と呼ぶべきものだろう。しばしたたずむ。

3限は院生の研究指導。明日の修士論文中間報告会に臨むCさんの報告。

3限と4限の間の休み時間におにぎり2個の昼食。

4限はゼミ論個別指導。前半はFRさん。プリンの差し入れをいただく。

後半はMYさん。彼女は自家製のクリアファイル(自分で絵を描いた)を使っている。こちらの面はどことなく『千と千尋の神隠し』あるいは『騎士団長殺し』を思わせる。

こちらの面はどことなく『ワンピース』を思わせる。

先日のゼミの後の打ち上げのとき、「元気でいってらっしゃい」と留学する彼女と握手して別れたのだが、今日会うことをうっかりしていた(笑)。改めて「元気でいってらっしゃい」ともう一度握手して研究室から送り出した。

5限は演習「現代人と社交」。レポートの教場提出。39名が提出。レポートはコースナビ上で全員が読めるようにするので、「私のレポートをぜひ読んで下さい」というプロモーションを一人一人にしてもらった。

授業を終えて研究室に戻ったら、研究室前の廊下に卒業生のシズカさん(論系ゼミ8期生)が立っていた。ずいぶん早く着いたんですね。5時15分には上がれるホワイトな会社(大手のリース会社)だそうでう。

研究室で少しおしゃべりをしてから、まだ明るい空の下を食事に出る。キャンパスを歩きながら33号館(高層棟)の横でスナップを一枚。

「すぎうら」へ行く。最近は仕事終わりに研究室に顔を出してくれた卒業生を連れて行く店の定番になっている。 

いつもの席(奥のテーブル席)に案内される。卒業生と来てここ以外の席に座ったことがまだない。

腹七分目くらいにとどめて「カフェゴト―」でケーキを食べましょうと方針を決めてから注文。まずは枝豆。

飲み物は麦茶(サービス)。

出汁巻玉子。

炊き合わせ。

今日の彼女のファッションはいわゆるカジュアルフォーマルである。品があって、同時に襟元や袖口におしゃれ心がある。ショッピングは好きだが、最近は「ZOZOTOWN」というショッピングサイトを利用することが増えたそうだ。私がそのサイトを知らないというと、「えっ、ご存じないんですか?!」とびっくりされる。びっくりされたことにびっくりする。知らないと恥ずかしいくらい有名なのか?

カレイの唐揚げ。

 

 鴨の塩焼き。

どちらもレモンは最初から全体にかける(双方の合意の上だ)。

 〆は茶蕎麦。

  「カフェゴトー」では1つのケーキを半分個するつもりであったが、実物を前にすると考えが変わり、違うものを2つ選んでハーフ&ハーフにしてもらう。飲物は私はアイスティ、彼女はアイスカフェオレ。

 ケーキはサクランボのタルトとバナナのタルトのハーフ&ハーフ。

久しぶりに初々しい恋バナを聞いた気がする。恋の始まりの予感の物語。いいねえ、若いって(笑)。

「ここは私に払わせて下さい」と彼女は言った。あっ、そう。では、ごちそうになります。

中野方面に帰る彼女とは店を出た信号機のところで別れた。恋の始まりの予感が本物かどうかはほどなくわかるそうである。暑い夏が熱い夏になりますように! 吉報を待ってます(笑)。

10時半、帰宅。

明日の会議の資料を作成して、1時半に就寝。 


7月23日(月) 晴れ

2018-07-25 12:46:31 | Weblog

7時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

最近の『半分、青い』はあまりにドタバタ、ハチャメチャではないかという評があるようである。そうかもしれない。でも、それはダメだとは私は思わない。「運命の人」と結婚できなかった。「天職」と思っていた漫画家をやめてしまった。結婚と職業という人生の二大テーマで挫折したのである。ドタバタ、ハチャメチャになるのも無理はないし、むしろ人生の一時期として、必要なのではないかと思う。そうやって人生のバランスは保たれているのではないだろうか。

午後2時を過ぎた頃、昼食を食べに外に出る。あ、暑い。この暑さは尋常ではない。わが人生において過去に経験したことのない暑さである。じっとしているとトーストになりそうだ。

このところ野良猫のナツは我が家の玄関先の日陰で一日中横になっている。冬は家の中が温かいことを知っていて、入ってこようとするナツだが、ナツは家の中が涼しい(クーラーが効いている)ことは知らないのだろう。教えてやろうかしら。

「phono kafe」は先週末が臨時休業だったので、2週間ぶりである。

ご飯セット(おかず3品、ご飯は軽めで)を注文。

ポテトとコーンのサラダ、玄米ビーフン春巻き(バルサミコソースで)。

ベジミートの青椒肉絲風。春巻きと並んで好きな料理だが、なかなか二つが同じ日に出ることはなかったのだが、今日は嬉しい。大原さんにそう言うと、「そうおっしゃっていたのでそうしてみました」とのこと。リップサービスでも嬉しい。

桃パンがメニューに出ている。これを注文しない手はないだろう。

 

梅ソーダと一緒に注文する。

今年の桃パンはコンポートした桃を使っている。昨年までは生の桃だった。そのことを大原さんに言うと、今年の桃は少し糖度が低いのと、保存のことを考えてコンポートにしましたとのこと。見た目が貝柱がパンにのっているように見える。

盛岡(大原さんの故郷)のお土産をいただく。「よっちゃんなんばん」。冷奴にかけて食べると美味しい。

「phono kafe」を出て、仏花を買いに花屋へ行く。この暑さでは仏花もすぐに萎れてしまう。

  南無阿弥陀仏猛暑の仏花萎れけり たかじ

そんなざれ句を作っていたら、句会の主宰の紀本さんから今度の日曜日の句会の参加者が3名しかいないと連絡が入る。相談して夏の句会は中止にすることにした。この暑さでは、句会が苦会になりかねない。「カフェゴトー」に連絡して予約をキャンセルする。

次回の句会は9月上旬の予定。「そのころには涼しくなってますよね?」と紀本さん。「いやいや、残暑かもしれませんよ」と私。

 予感して身悶えのする残暑かな たかじ

「面白いですけど、夏バテ中なので笑えないです」と紀本さん。

夕食は本物の青椒肉絲、

春雨サラダ(明太子を添えて)、ワカメと卵のスープ、ご飯。

デザートはヨーグルトとブルーベリー。

地方で働いている卒業生の何人かから、夏休みに東京に戻ります(遊びに行きます)ので、お会いできますかとの連絡をいただく。できるだけご要望にはお応えしますので、連絡はお早めに。

2時、就寝。 


7月22日(日) 晴れ

2018-07-24 03:04:01 | Weblog

8時、帰宅。

サラダ、牛乳、紅茶の朝食。トースト抜きなのは、パンが切れたからでも、昨夜食べ過ぎたからでもなく、昼食を「パン日和あをや」で食べるから。

12時に南武線矢向駅で卒業生のカオルさん(論系ゼミ7期生)と待ち合わせる。彼女は埼玉県の草加からやってくる。あの草加煎餅で有名な、総武伊勢崎線の草加である。10時40分頃に「すみません。電車に乗れなかったので10分ほど遅れます」と彼女からラインが届いた。そうか、草加からは1時間半くらいかかるんだな、一本電車を逃すと10分遅れるのだなとわかった。

結局、彼女は20分遅れでやってきた。電車に乗り遅れた理由は、本を読んでいて家を出るのがギリギリになってしまったから。何を読んでいたのと聞いたら、伊坂幸太郎の文庫本をバッグから取り出して見せてくれた。

駅から店までは徒歩10分だが、この暑さではなかなかの距離である。

お店は12時開店。すでに1階のテーブル席には常連さんがいらした。われわれは予約してある2階の和室へ。

さっそく7月のドリンク、ノンアルモヒートで喉を潤す。見た目にも涼しげなドリンクである。

新メニューのラッシュ・ディッシュを注文。オードブルの盛り合わせである。伊坂幸太郎に『ラッシュライフ』という小説があったことを思い出す。盛りだくさんの交錯する人生の物語だ。

伊坂幸太郎は読むけれど、池井戸潤は読まないそうだ。なるほど、カオルさんはそういう感じがします。

ベトナムコッペ。

たぶん新作。カラフルサンド。紫キャベツとアボカドとサーモンとレタスでしょうか。

「萌え断」だねえ。

もう少し食べたかったのでホットドッグを注文。

アップルタイザーも一緒に。

奥様の実家の北海道から送られてきたというメロンをごちそうになる。運ばれてきたときは種を取っていない状態だった。奥様は種は取って食べる派だが、ご主人は種も食べる(しゃぶる)派で、私たちがどちら派かはわからないので、種を取らずにお出ししましたとのこと。はい、われわれは2人とも種は取る派です。よく熟れた美味しいメロンでした。ごちそうさまでした。

一階に降りる前にポートレイトを撮る。普段の笑顔で一枚。

 

笑顔を消して、ほんの少し斜に構えて、レンズを見つめてもらう。ほら、印象はずいぶん違うでしょ。

 

店を出る前にご主人にツーショットを撮ってもらう。彼女は普段の笑顔に戻っていた。私の方は笑わぬでもなしといった表情。

「パン日和あをや」には2時間ほど滞在した。外に出ると空には午後2時半の太陽があった、

踏切を渡る。

鋭角なY字路で。われわれは線路脇の道を矢向駅へ戻る。 

彼女のお気に入りの一枚がこれ。今日はこの暑さなので戸外での写真は少ない。

7月初旬に営業を再開した「ノチハレ珈琲店」に顔を出す。「氷」の旗が出ていた。 

彼女はマンゴー。

私はイチゴ。果肉たっぷりのシロップだ。

カキ氷の後はノチハレブレンド。 

彼女は損保の会社で法人相手の営業をしている。多くのサラリーマンと同じように、彼女も金曜の夜が一番楽しく、日曜日の午後なると「明日は月曜日か」と憂鬱な気分になる。週末の過ごし方はちょっと変わっていて(?)、土曜日は自宅でたらっと凄し(夕方から出かけることもある)、日曜日は午後の憂鬱な気分を払拭するために人と会うことが多い(まさに今日みたいに)。これは私とは反対で、私は土曜日に人と会って、日曜日は家にいることが多い。それで日曜日の午後が憂鬱な気分にならないのは、月曜日に大学に出なくていいからだ(笑)。

いつもであればカフェ(ランチ)→長めの散歩→カフェ(お茶)というところであるが、今日は、カフェ(ランチ)→カフェ(カキ氷)→カフェ(スイーツ)だ。「カフェ・スリック」を目指す。矢向駅のホームからマダムに電話して席をキープしておいてもらう。

4時を少し回ったころ、「カフェ・スリック」に到着。

先日初めて飲んで美味しかった グレープフルーツセパレートティーを注文。紅茶の色が私の方が濃いめなので違うものように見えるが、彼女も同じものを注文した。かき混ぜずに(セパレートのまま)ストローを上下させながら飲むのが私流。

シフォンケーキは私は紅茶をチョイス。

彼女は桃とカルピスをチョイス。

「氷」のタペストリーが店の外の壁にかかっていた。今日の「ノチハレ珈琲店」にあったような(店舗用のカキ氷機を購入すると付いてくる)昔ながらの「氷」の旗はこの店の雰囲気に馴染まないので、デザイナーの旦那さんが作ってくれたそうだ。昨年はせっかくカキ氷機を購入したのに8月中旬から暑さが失速して、全然カキ氷が出なかったそうだが、今年は相当いくでしょうね。ただ、今年は暑すぎてお店に来てくれるお客さんが減りそうだという(笑)、

もう一枚、麻の生成りのバージョンもある。 

マダムではなく、カオルさんに持ってもらって撮影した。

ちゃんとしたポートレイトも撮っておきましょう。今日の淡い色合いのノースリーブは彼女の涼やかなまなざしとマッチしている。

「カフェ・スリック」は日曜日は午後5時閉店。閉店時間を10分ほどオーバーして店を出る(ここは彼女が支払ってくれた)。店先でマダムにわれわれの写真を撮っていただく。 

今日は猛暑の中を遠路はるばる来てくれてありがとう。散歩を楽しむことはできませんでしたが、おかげで馴染みのカフェを3軒回ることができました。次回は散歩日和に会いましょう。彼女を蒲田駅で見送る。

夕食はソーメン、鶏の唐揚げ、豆腐と納豆。ソーメンは昨日、ヨシユキ君とハルカさんの結婚式の引き出物(の一部)としていただいたもの。

鶏の唐揚げは地元蒲田の名店「鳥久」のもの。「カフェ・スリック」で今夜の夕食は何にしようという話になったときにソーメンに「鳥久」の唐揚げなんていいですねという話をマダムとしていて、食べたくなって、帰り道に東口駅前店で買って来たのだ。白い粉をまぶした竜田揚げ風の唐揚げだ。

あとから夕食の写真をマダムにラインで送ったら、「先生のお宅もお素麺ですね!それに鳥久の唐揚げ!最高ですね!ビールがあったらもっと最高です。こちらはすでに、鯖の味噌缶&お素麺で晩酌中でーす」と返ってきた。「鯖の味噌缶」はカオルさんが推奨していたものだった(彼女、いける口らしい)。

2時、就寝。


7月21日(土) 晴れ

2018-07-22 23:47:24 | Weblog

8時、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶のブランチ。

妻と1時に家を出て、原宿へ。東郷神社で甥っ子のヨシユキ君の結婚式があるのだ。

原宿駅を下りると正面に竹下通り。この暑さの中大変な混雑である。ふぅ。

竹下通りを避けて、一本横の道を行く。

東郷神社。社殿の前では挙式を終えた人たちが集合写真を撮っている。

神社横の東郷記念館。1階のカフェは「東郷カフェ」という名前だが、アルファベットで表記すると「To go Cafe」と英語っぽくなる。

親族控室には新郎ヨシユキ君と新婦ハルカさんのイラストが描かれたウェルカムボードが。

控室の窓からは庭園が見える。

ちょうど他家の挙式がこれから行われるところである。楽師らに先導されて社殿へ向かう新郎新婦とそのご両親の姿が見える。

親族紹介室へ移動。紹介室とは言っても、すでに自己紹介はさきほど控室ですませているので、係の方から社殿での挙式の注意事項の説明を聞いた後は、新郎新婦の写真を撮ったりしながら挙式開始の時間を待つ。

新郎(ヨシユキ君)と新婦(ハルカさん)。

ヨシユキ君は緊張気味である。ハルカさんの方が笑顔にゆとりを感じさせる。

ヨシユキ君の兄と母(私の妹)と父と一緒に。

ハルカさんのご家族ご親族は大阪からいらした。

挙式が始まる。

われわれは池の畔で一行を待つ。

今日も東京は猛暑日だが、木々と水と土のある神社の境内はいくらか風が吹いていてしのぎやすい。

われわれも一向に加わって社殿に向かって歩を進める。

社殿に到着。

横では観光客がわれわれを写真に取っている。

社殿内での挙式の写真撮影はNG。

挙式はつつがなく行われた・・・と書きたいところだが、ヨシユキ君が二礼二拍手一礼の二礼を飛ばしていきなり拍手をしそうになったので、神主さんがあわてて拍手を止めさせて、指導をした(笑)。

挙式の後、社殿前で記念撮影。下の写真は撮影が終わった直後。

 「ケンジントン」の間で会食。親族のみの小規模の挙式なので、会食もこじんまりとした部屋かと思っていたが、とてもゆったりとした空間だった。

新郎新婦入場。

新郎のウェルカムスピーチの後、鏡割り。 

ヨシユキ君の表情も先ほどと比べるとやらわいできた。

ここで私がご指名により祝辞と乾杯の発声。

料理が運ばれてきた。最初の一品はメニューには載っていない鰻と蕎麦のガレットを使った料理。ヨシユキ君がここを東郷記念館を式場に選んだ理由の1つが料理の美味しさだったとウェルカムスピーチの中で言っていた。それは楽しみだ。

モリーユ茸とアローカナ(ニワトリの品種)の卵を使ったスープ。

オマールエビとホタテガイとマンゴーにキャビアと旬の野菜を添えたオードブル。

新郎新婦がみんなにビールを注いで回りながら言葉を交わす。スタートはハルカさんの弟さんだ。

ヨシユキ君の父方のお祖父さん、お祖母さんと。

母方の祖父母、つまり私の両親はすでにない。三年前に亡くなった母はヨシユキ君のことをとても可愛がっていたから、もしここにいたらどんなにかよころんだだことだろう。

新郎新婦が私のところへ来たとき、2人のなれ初めを聞いた。他の方たちもこれには関心があったので、みなさんに聞こえるようにヨシユキ君が話をした。

ちなみに2人のプロフィールはこちら。「好きな食べ物」のところに、「はるちゃんのチキンカレー」「よしくんのカルボナーラ」と書かれているのが微笑ましい。

 

フォアグラのソテー。ソースには東郷蜂蜜(境内の一画で養蜂が行われているのだろうか)が使われている。

新郎新婦を囲んでの記念撮影が行われた。

ヨシユキ君の両親と兄さんと一緒に。

ハルカさんの両親と弟さんと一緒に。

ハルカさんの母方のお祖母さん、伯父さん夫婦、伯母さんと一緒に。

ヨシユキ君の伯父さん夫婦(つまり私と妻)と一緒に。妻のしているネックレスは今日のための作ったお手製である。

 白身魚とアワビのポワレ。ソースには江戸川の小松菜が使われているそうだ。

牛フィレ肉のロースト。付け合せはチョリサのサルサ、野菜のオーブン焼き。

ここで出席者ひとりひとりがスピーチ。ヨシユキ君からは「簡単に自己紹介を」と言われたが、すでに自己紹介は済ませていたので、新郎新婦へのお祝いの言葉となった。友人や職場の人が中心の披露宴では親族が話す機会はほとんどないが、親族だけの披露宴ではその機会が十分に与えられて、みな心のこもったスピーチとなった。これはよかった。下の写真はハルカさんのお母さん。

ハルカさんの母方のお祖母さん。 

ハルカさんの伯父さん。

ハルカさんの伯母さん。

ハルカさんのご親族はみなさん小顔でいらっしゃる(笑)。

室内に流れるBGMリスト(の一部)。新郎新婦が相談して決めたそうである。

デザートとコーヒーが運ばれてきた。

さて、そろそろ〆のイベントの時間だ。

それにしても新婦ハルカさんは笑顔の素敵な女性である。

新郎新婦から両親への記念品の贈呈。何かの苗木のようである。

新婦のお父さんの挨拶。

新郎のお父さんの挨拶。

新婦の挨拶。

新婦が話されているときに新婦のお母さんがわれわれに背中を向けた。涙がこらえられなくなったようである。

そして新郎の挨拶。

これにて披露宴はお開き。「言葉」に溢れた披露宴であった。職場の方や友人中心の披露宴では「言葉」は少なめで、映像などの「余興」が中心だが、今日はあらためて「言葉」のあたたかさを十分に感じることができた。素敵な結婚式であったと思う。

ヨシユキ君、ハルカさん、どうぞあたたかな言葉に溢れた家庭を築いて下さいね。

帰りは竹下通りを歩いて駅まで行った。実は私、竹下通りを歩くのは初めてある。混雑具合は鎌倉の小町通りに似ているが、小町通りと違って、入ってみたいと思う店はない。「場違い」というのはこういうときに使う言葉だろう。

帰宅して、引き出物の袋を開ける。ほぅ、一種福袋的な面白さを感じる。わかい2人があれこれ相談して決めたのかと思うと微笑ましい。

夕方の食事だったので、夕食は不要と思ったが、10時頃になると小腹が空いて来た。カップヌードルを食べる。

夜食を食べてしまった落とし前をつけるためにウォーキング&ジョギングを4キロほど。

2時、就寝。