フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月24日(水) 晴れ

2020-06-25 11:03:00 | Weblog

9時、起床。

一階の玄関横の和室の雨戸を開けると目の前にハナミズキがある。今日は空が明るい。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。トーストにはルバーブのジャムを塗って。

10時半に家を出る。今日は大学でリアル会議がある。

「そば新」が閉店していた。

先週の火曜日に閉店したのだ。気づかなかった。20年近く続いた立ち食い蕎麦屋だった。先月の18日に天玉うどんを食べたのが最後になった。そのとき客は私だけで、お店の方が沈鬱な表情をされていたのが記憶に残っている。汁の美味しい立ち食い蕎麦屋だったが、残念だ。

前回(6月10日)に来た時は門は閉まっていて、脇から入ったのだが、今日は開いている。会議は1時からだが、1時間半ほど早めに着いて、あれこれの準備をする。

33号館の最上階の会議室。カーテンを上げる。

北側の眺め。痩せっぽちだった戸山の丘の木々も茂ってきた。

東側の眺め。遠くにスカイツリーが見える。

昼食は、会議が始める前に、コンビニおにぎり2個(梅と昆布)。

会議は3時間ほどかかった。4時半に大学を出る。

「カフェゴト―」に寄って行く。

マスターと「お久しぶりです」のご挨拶。実に3月30日以来である。

タルトタタンがあった。アイスアップルティーと一緒に。3月30日も同じ組み合わせの注文をした。

5時に店を出る。学生の姿のない地下鉄のホーム。

大井町で途中下車。

「ポッタリー」に顔を出す。こちらは今月2回目。

テーブル席が埋まっていたので、カウンター席に座る。

ロイヤルミルクティーを注文。

マダムの後ろの棚に気になるものを発見。なんですか、このパンダたちは。「カタヌキヤ」という店の「パンダバーム」というお菓子のパッケージなのだそうだ。パッケージがかわいいので、捨てずに取ってあるのだという。というか、パッケージが欲しくて買っているようなところがあるそうだ。

話しの流れから「おひとついかが?」となる。ありがとうございます。

パンだの型が抜けるのだという。それで「カタヌキヤ」ですか。

なるほど! 食べてみると、なんだか懐かしい味がする。バームクーヘンというよりも、カステラボールの香ばしさと甘さだ。

閉店時間(6時半)の10分ほど前に店を出る。パンダバーム、ごちそうさまでした。

飲み屋街も灯ともし頃である。

蒲田に着いて、有隣堂でポール・オースターの新作『サンセット・パーク』(新潮社)を購入。新作と言っても、出たのは3ヵ月前である。いままで気づかなかったのだ。

夕食はシシャモ、サラダ(+トウモロコシ)、冷奴+納豆、大根の味噌汁、ごはん。

「朝食みたいな夕食でしょ」と妻が言った。軽めではあるが、私は朝食はいつもパンなので、「朝食のような」とは思わないが、夕方にタルトタタンを食べたせいもあり、軽めな夕食は歓迎である。

食事をしながら『ハケンの品格』の初回(録画)を観る。前のシーズンは2007年であったから、なんと13年振りである。篠原涼子演じる大前春子はあのときも無表情であったが、たぶんメイクのせいで、さらに無表情に見える。まるでサイボーグのようである。

今日の会議の議事録を作成。

本日が締め切りの「日常生活の社会学」のレビューシートに目を通す。レビューシートの提出期間は1週間だが、初日に次いで最終日の提出が多い。

2時半、就寝。


6月23日(火) 曇りのち晴れ

2020-06-24 10:16:39 | Weblog

10時、起床。

起きると妻はもう出かけた後で、誰もいなかった。

ハムトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

1時から必修基礎演習(ライブ)。

課題のレポートを一人一人取り上げて、書いた本人と対話しつつ、他の学生のコメントも求める。先週は6人だっが、今週は7人できた。でも、このペースだとあと2週かかるな。

昼食は妻が買って来てくれた鮨。

4時半から演習「現代人と社交」(ライブ)。西向きの窓の午後の書斎は暑いので、ドアは開けておく。

今週から個人レポートの発表に入る。毎回6人ずつ(一人当たり15分)。前日までにBBSにレポートはアップしてもらっているので、コメントは用意してある。書いた本人と私が対話をして、聞いている学生からコメントを求めるのは必修基礎演習と同じ形式だが、レポートのテーマが必修基礎演習は全員共通だが、こちらは一人一人違う。コメントをしてくる学生が一定数いてくれるので、演習らしくなっている。

終ると午後6時。すでに暮れ方である。今日はけっこういい天気だったらしい。一歩も外に出ていないが、いまから散歩に出るには遅すぎる。

夕食は焼鳥(手羽元)、小松菜とベーコンと卵の炒め物、味噌汁、ごはん。

明日、大学でリアル会議があるので、その下準備をしてから、明後日から公開の「日常生活の社会学」第7回(オンデマンド)の収録(再々収録)。PDFの講義資料と音声講義の間に齟齬があったり、声のコンデションがいまひとつだったりで、テイク3までいったが、なんとか仕上がった。

2時半、就寝。


6月22日(月) 小雨

2020-06-23 12:30:04 | Weblog

10時、起床。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

木曜日から公開の「日常生活の社会学」(第7回)講義資料を作成する。

昼食を取りに外出。すでに4時。遅い昼食だ。

芝生の上をセキレイがちょこまかと動き回っている。敏捷な動きが他の野鳥と明らかに違う。

どの店に行こうかは家を出る時点では決まっていなかったが、カフェでごはんを食べようと決め、少しご無沙汰している「プリミエールカフェ」の近くまで行ったが、月曜日は定休日であった(ときどきうっかりする)。

サンロード商店街の「テラスドルチェ」に行く。

大きなテーブルに座る。テーブルの上に外国の紙幣が詰まった大きなボトルが置かれているのだが、本物なのかな?

スパゲティミートソースのセット(1000円)を注文する。最初にスープとサラダが出てくる。

サラダを食べ終わった頃にミートソースが出てくる。半分ほど食べたところで、タバスコとチーズをかける。

ミートソースを食べ終わってからサイフォンで淹れたブレンドコーヒーが運ばれてくる。

鞄の中に入れてきた明日の演習「現代人の社交」で発表する学生のレポート(すでに提出されている7本)に目を通す。カフェごはんを食べようと思ったのは、このためである。

帰りがけに「一二三堂」に寄る。

『NHK俳句』7月号を購入。

表紙の一句。

みつ豆はジャズのごとくに美しき 國弘賢治

「巻頭名句」より

昇降機しづかに雷(らい)の夜を昇る 西東三鬼

「神戸屋キッチン」で朝食用のパンを買う。

我が家の紫陽花は多くがピークを過ぎているが、いまがピークのものもある。

明日の必修基礎演習で取り上げる予定の課題レポートに目を通す。

夕食は秋刀魚の生姜煮と炒り卵の丼、甘唐辛子と舞茸の煮物、チリメンと胡桃の佃煮、ジャガイモとワカメの味噌汁、ごはん。

朝、見忘れた朝ドラを観る。もう再放送期間に突入したものと思い込んでいたのだが、今週もスピンオフのエピソードが続いていた。不思議なのは、このスピンオフシリーズは、本編が撮影できなくなってから撮ったものなか、いや、最初からこの時期に流すつもりで撮っていたものなのかということである。本編が(コロナのせいで)撮れなくなったら、スピンオフだって撮られないはずだから、後者なのだろうか。本編が再開したときは、時間がその前とは大きく隔たっている(戦前から戦中へ)可能性があるが、その間を埋めるという役割があるのかしら。

「日常生活の社会学」第7回の放送原稿に少し手を入れたので、音声講義(パート1、パート2)を収録し直す。今回は喉のコンデションがいまひとつ。

風呂から上がり、「山下達郎のサンデーソングブック」をradhikoで聴きながら、今日の日記を付ける。

2時半、就寝。


6月21日(日) 曇り

2020-06-22 13:23:28 | Weblog

10時、起床。

ハムトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながらNHK杯将棋トーナメントを観る。先週からスタジオ対局の放送が再開された。今日の一局は一回戦第6局、三浦9段と杉本8段の一戦。コロナ対策のスタジオ仕様での対局である。なんだか刑務所の対面室みたいであるが、盤上の駒に出を伸ばせるようにアクリル板は下半分が空いている(これならアクリル板はあまり意味がないのではないか)。

勝負は決断の一気の寄せが決まって杉本8段の勝利。杉本8段はいまをときめく藤井7段の師匠で、本日、竜王戦の「ランキング戦3組」の決勝で師弟が戦うことになっている(後記:藤井7段が勝って本戦トーナメントへの進出を決めた)。

書斎で仕事をしていると妻が顔を出した。お化粧をしっかりしているのでどこかに出かけるのかと思ったら、「お昼はスリックのパンケーキが食べたいな」と言った。あっ、そういうことね。「スリック」に電話をして出かける。

外の二人用席は先客がいたので、室内のカウンター席に(3席あるので間の1つを開けて)座る。

パンケーキブランチを注文して、できるまでの間、隣接のギャラリー「TEBUKURO」を見物。

前から気になっていたセラミックのカップを購入。最初観たとき、伏せて置いてあるのかと思ったら、そうではなくて、カップの底の方が広いデザインなのであった。

パンケーキが焼けた。

パンケーキブランチセットは、パンケーキ2枚、ベーコンとフランクフルトとサラダがワンプレートにのっていて、スープ(ミネストローネ)とドリンクが付く。

ドリンクはアップルジュースをチョイス(妻はホットティー)。

テイクアウトを含めて客が途切れることなくやってきて、マダムは大忙し。昨日もこんな感じだったそうだ。のんびした時間を過ごしたければ、平日に来るのがよいだろう。

帰りに「まいバスケット」で仏花とカレー煎餅とアーモンドチョコレートを買って帰る。

帰宅して3時から卒業生のユミさん(論系ゼミ1期生)とオンラインカフェ(Zoom)。

前回、彼女とカフェをしたのは昨年の11月29日、場所は京都の新京極通りにある「コエ・ドーナツ」だった。私が句会で京都に出かけ、たまたまそのときに彼女がお母様と京都旅行に行っていたので、お母様同伴で3人でカフェをしたのである。私のブログをご覧になっているという卒業生のお母様はけっこういらっしゃるようなのだが、カフェでお会いするというのは初めてのことだった。

彼女はいま実家を出て一人暮らしをしている。東京オリンピックの事務局で働いているが、4月から在宅勤務が続いている。ステイホームはあまり苦にならないそうである。前から気になっていた近所のインド料理の店でテイクアウトをしてみたところ美味しかったので、ときどきランチに出かけているそうである。「先生のように馴染みの店、サードプレイスというのを初めてもてた気がします」と言った。「馴染みの店」というのは、「よく行く店」「よく来てくれる客」という相互認知がないと成立しないのだが、その指標は、お店の方が「いつもありがとうございます」的な挨拶を言ってくれることである。「馴染みの店」をもつことは、一人暮らしでかつ在宅勤務という彼女のような人には必要なものだと思う。

東京オリンピックの事務局の仕事は、本来であれば、今年の夏の終りまでの期間限定の仕事のはずであったが、来年に延期となり、かつ開催が確定しているわけではない。モチベーションの維持がなかなか大変なのではないかと想像する。そしてその先の人生プランについても考えないわけにはいかない。一時は落ち込んだそうだが、いまは「V字回復」をして前向きに毎日を過ごしているそうだ。「U字回復」でなく「V字回復」というところが彼女らしい。学生時代から彼女はそうだった。この先また落ち込むことはあるかもしれないが、きっと「W字回復」することだろう(笑)。

次回はリアルカフェで会いましょう。

私がオンラインカフェをしている間に妻が道にせり出した桜の木の絵を切る作業を始めた。切り落とした枝の始末は私の役目である。

夕食はポークソテー、サラダ、味噌汁、ごはん。

「日常生活の社会学」の第7回の放送原稿(パート2)を書き上げて、収録する。

収録を終えて、「福山雅治 福のラジオ」をradhikoのタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

2時45分、就寝。


6月20日(土) 晴れ

2020-06-21 12:34:47 | Weblog

10時半、起床。

今日は日差しがある。

トースト、ウィンナー&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

十分寝たはずだがまだ眠い。おまけに少し寒気もするが、たぶん気のせいだろう。たまにこういう日がある。こういう日は布団にもぐり込むに限る。妻に「昼食よ」と言われて起きたのは午後4時であった。妻もパソコンをやっていて気づいたらこの時間だったのだ。

妻が作ったつけ麺を一緒に食べる。

つけ麺はコシがあり、つけ汁も美味しかった。しかし、こんな時間に昼食を食べて、夕食はどういうことになるのかしら。妻が「パンにする?」と言ったので、「う~ん、パンか・・・」と答える。

遅く起きた上に長い昼寝をしたので、あっという間に夕暮れである。

「日常生活の社会学」第7回の放送原稿を書いていると、8時頃、妻が「ご飯炊けました」と呼びに来た。まだお腹は空いていないが、食事は一緒にしたいので居間に行く。

軽くお茶漬けで食べよう。妻は瓶詰の鮭フレークで鮭茶漬けにした。私もそうしようと思ったが、冷蔵庫にタラコがあったのを思い出し、それと焼き海苔を千切ってごはんにのせて、(茶漬けにはせずに)食べる。

でも、一度、鮭茶漬けを食べようと思った気分は残っていて、少しごはんをお替りして、鮭茶漬けにして食べる。

食事をしながら『異世界居酒屋「のぶ」』(録画)を観る。30分で短篇2本という構成が気軽に観られていい。朝ドラも15分というのが朝食を食べている時間に完結するのでいい。1時間のドラマ、ましてや2時間の映画というのは、なかなか観ようという気持ちになれない。仕事に追われているということもあるが、仕事でずっとパソコンの前に座っているので、目が疲れていて、テレビの画面を見ることが気分転換にならなのである。

放送原稿(パート1)を書き上げて、収録をする。28分くらいのつもりだったが、30分をちょっとオーバーする。話す速度が少し遅かったのかな。

風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をRacikoで聴きながら、今日の日記を付ける。いまの私には、テレビよりラジオがいい。オンデマンド授業もラジオ番組感覚でやっている。

2時半、就寝。