
Tさんから頂戴した鹿のサラミ、蛍烏賊の唐辛子風味、牡蠣の燻製、サーモンのマリネを一皿に盛る。蔵元さんだけあって、スターターから日本酒である。抜かりなく蔵元さん製造のものをお出しするが、なかなかの相性らしく上機嫌である。今夜はぶりの照り焼きやらとりももの山椒風味、鯛の昆布締め、アボカドとマグロの漬けなんつうのをお出ししている。〆はなんとアトランティックサーモンのお茶漬けである(爆)モノスゲー脂分を落として焼き上げたのだが、これがまたしっとりとしてうまい。特製の一番ダシで供します。〆のお茶漬けにも実は日本酒が合ってしまう罠・・・
接待の場にはひとつだけルールがある。人数分作った料理の中にもばらつきは当然生じる。一番よさげなの、それほどでもないの・・・まあ大差はないんだが、それでも使うのは自然素材であるから当然である。でだ、一番の料理は実は場を設営してくれた方に行くようになっているのだ。つまりは予約者。接待する側のお方、それも2対2の接待だったとすれば接待側のナンバー2。・・・選んでくださってありがとうございました、というわけである。