嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

牛肉のしゃぶしゃぶ

2005-03-23 22:17:31 | 食・レシピ
DSC0658ポーチトエッグをソースにしてピンク色にビミョーに火が通った牛肉を食べる一皿。KIHACHIの名物でもあるんだが、一度食べに行って病み付きになってから必死にコピーしてみてたどり着いたのがこれである(爆)・・・そう、料理なんて出発点は真似なんである。オリジナルのものをゼロから作るシェフもいらっしゃるのだろうが、それだって自分の食体験、食生活がベースになっているはずだから完全にオリジナル、なんつうのはありえない。レシピとはそういうもんだ。だれしも美味しいものを食べてインスパイヤされた挙句に考えつくのが次の料理、ってもんである。

今夜のこれはほとんど生の牛肉、ただしにんにくや山椒の香りがついているが、そいつにポーチトエッグから流れ出る黄身のうまみを絡めて食べる一皿。赤ワインにピタピタなんだが、実はソースにみりんと日本酒を使っている関係で日本酒があると止まらない、という仕掛け(にやり)。


春のカルパッチョ

2005-03-23 22:06:00 | 食・レシピ
DSC0657鯛とイカがメインのカルパッチョである。鯛は春の魚、イカはまあ一年中取れるんだが、今夜は彩りで季節感を持たせてみますた。赤、黄色のピイマンを網であぶって皮をむく。これやると甘みが増してなんともいえない。アスパラ・・・このところどうしちゃったの、ってくらい香りがない。南半球産だとすればもっと香りがあってもよいはずなんだが、どうにも物足りないぞ。たぶん土のポテンシャルが足りないのだろう。さらに今夜はオレンジとグレープフルーツを添えてみる。ソースはグレープフルーツとレモンにオイルと蜂蜜、塩で調味。ハーブをこれでもかと散らしてみればなんともいえないお花見状態の一皿である。こいうのは作る側としても楽しいぞ!!


ふきんとのポタージュ

2005-03-23 21:54:04 | 食・レシピ
DSC0656ふきんと、あ、いや蕗の薹というのでしょうか、そいつが庭に群生している。春である。なんともいえない香りと苦味が春らしくてタマランチ会長であるが、今夜はそれをポタージュに仕立てて供する。流行りのカプチーノ仕立てである。生クリームをふんだんに使ったポタージュなので泡立ちはタイトでなかなか。だてにナカザワの高いやつ(一部意味明瞭)をつかってない。ポタージュの味を作る段階からふきのとうを混ぜ込んでいるんだが、やはりなんといっても最後にフレッシュを振りかける、こいつが一番キク!!